自室の整理をしていたら、懐かしいものが出てきました。26年前にキットを買って組んだアンプLUXKIT A1033の組み立てマニュアルです。4半世紀前に作った真空管式のアンプですが、今も働いてくれています。あまり酷使していないからでしょうか。写真左の下の部分がそれです(上はDENONのCD装置)領収書兼保証書も挟まっていました。80800円でした。随分安く上げた気分が残ってますが、どうなんでしょ。それにしてもダイエーがキットを売ってたのですね~。レジャータイム課が発行しているのが面白いです。(もしかすると、電気屋で買うより、ダイエーで取り寄せてもらった方が安かったのかもしれません)
今売ってればいくらぐらいかと考えたが、そんなことありえないか、何せ真空管式だから。目次と裏側の配線の様子。マニュアルから採取です。とにかく未だに働いてくれる、いかつい顔をしたカワユイアンプです。
面白がる方もおいででしょうから配線図をのせます。私は組みましたが、良くは分かってません。まあ出来あいを買って聴くより、自分の労力をつぎ込んで安くあげたという、まっ!組み立て家具を買ったのと同じ意味あいです。
当時は既に真空管が得にくくなりつつあったことは確かです。そして上等の半導体式は凄く高かった。真空管式は安での半導体式より、比較的安価でよいものが得られると云う判断はありました。
画像をクリックすると少し大きくなります。
p。s。
http://wwwonce-on-a-while.blogspot.jp/2013/12/luxkit-a1033.html
にもう少し大きく見える配線図を載せました。
10 件のコメント :
あはは、もうちょい拡大してもらえないと、チト厳しいなぁ、拡大してもこの倍率じゃ、今の私には厳しいにゃ。
左側が、3極管差動入力のプリアンプ、右側が5極管のファイナルで、トランスあり、ですね。B+電源が半導体のブリッジなので、新しいのかな。その昔は、草極管のセンターアースだったから。
nemossan
仰ってるような按配です。スキャナーで取った縮小する前の図をお送りしますよ。なかなかおだやかな音質を楽しめます。
フルサイズの回路図、有難うございました。プリアンプの入力部は差動ではなく、単なる多段接続でした。
12AX7や12AU7とか6CA7とか、微かに記憶のある真空管もありますね。たった1本だけの6AQ8ってのも双三極管ですね。
プリアンプ部の真空管は、直流点火でハムを防いでいる相当に凝った作りですね。この整流を含めて、直流化は全部、半導体ブリッジでした。
前のコメントで「草極管」と書いたのは、「双2極管(KX80など)」の間違いね。 (^_^;;)
nemossan
ハハ―!!汗!
真空管式のアンプは懐かしいですね~。
私も昔、白黒テレビのキットを購入して一台組み上げて、結婚後3年ぐらいまで使用していました、カラーテレビの時代になり捨ててしまいましたが取っておけば良かったな~と思っています(笑い)。
良く領収書ありましたねぇ~(笑)。真空管懐かしいです。計算機の表示は、ニキシ管でした。あっという間の進歩(もしかして後退)に、なんだかなぁ~ですよネ(笑)。
菊池さん
おしいことをしましたね。と、云ったものの、わが身に振り返って考えると、保管に苦しんで、やはり捨ててしまったかな~。
中さん
当時としては高額支出だったのでしょうね、マニュアルの表紙裏の目次ページのところに挟まっていました。
組んだときは1週間以上かけて、帰宅後ちょっとずつ楽しみながら組んだ記憶が懐かしく思い出されます。
私の近くにものすごい古いもの収集家がいます。それも私たちの眼からは捨てちゃえクラスのもの・・・
どこでどう収集しているのか職場着配送
きっとご家庭では、ヒンシュクかってられるからかな~と、話題になりますが、
こんな立派なお品なら、彼は自宅配送で
ものすごくほしがるのでは?
と、思いながら、素晴らしい権兵衛さんの
隠れた才能を読ませていただきました
トントンさん
こことここを繋げって書いてあるのをハイハイとつないだだけです。才能ではなくって、いじってみたかったという単なる好奇心。それと、当時満足できるレベルの半導体式のアンプは高くって手が出なかった。労力は使いましたが、まあまあレベルのアンプが安くで入手出来た次第
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