2017年7月24日月曜日

李下に冠を正さず

「李下に冠を正さず」を今頃持ち出したって遅いのではないか。「国民の疑念は尤もだ。自分にその観点が欠けていた。」と言ってしまった。
謙虚に言ったつもりかもしれないが、自ら首相の任に非ざるを認めてしまったことになる。

2017年7月2日日曜日

スピード違反

どうやら、このままだと、公道を自動車で走って、うっかりスピード違反してとがめられたとしても、撤回って叫べば許されることになっちゃうらしい。
防衛大臣が都議選のさなか特定の候補者名を挙げて「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」といったとのこと。注意をを受けて「防衛省、自衛隊、防衛大臣」を撤回したとのこと。撤回した以上まずいことをしちゃったと自覚はあるのだろう。だが彼女は防衛大臣、立派に公務員で、その人がその地位に依拠して、お願いしたいと言った以上、いくら撤回してもその言葉を飲み込むことはできない。立派に公職選挙法に違反している。撤回したからそれで消えるものではない。人の耳を通して鼓膜を振動させそれが神経系統を通して脳に記憶した人がいる以上消えない。やっちゃったのである。スピード違反を犯して撤回が効かないのと同じはずである。
これで何のおとがめなしなら、我々がうっかりスピード違反してとがめられたとしても、撤回って叫べば許されることになるべきではないだろうか。それほどめちゃくちゃなことが行われているのだと思う。 もし、公職選挙法のことをよく知らなかったので、ここは初犯だしご容赦願いたいと、地位にしがみつくのなら、少なくも弁護士資格は返上すべきと思う。

隗より始めよ

今度はマスコミ批判ですか。まあ確かにマスコミもその実力は批判されてもしょうがないほど落ちてるけど、 政権に鎮座する皆さん、まずは、隗より始めよです。 ずるがしこくっても、あまり賢そうな人がそろってるとは言いかねる内閣だから、こんな事を言って通じるかどうか知れないですね。もう少し詳しく言いましょう。

軽々しくものを言ったり、隠したり、逃げまくったりせずに、まず自分たちから透明性を高めて、実直に誠実に対応することから始める事。そうすれば、真意が伝わりにくいことなんてないでしょう。