2020年12月17日木曜日

わたしゃ誤解なんザしてませんぜ!

私人としてか公人として参加したのかは知らないが、菅氏が5人以上の8人の会食に参加して、批判されている。
氏は「国民に誤解を与えるようなことをしでかして、真摯に反省している。」と云う趣旨のことを述べた。 又も「誤解」という文言を用いた。国民が誤って理解すると、国民に責任を転嫁している。とんでもない、責任は行動をした菅氏にあるのである。私は彼が誤った行動をしてしまったという理解をしている。
もし、彼が私人として参加したのであれば、私人たる菅氏が首相たる菅氏を裏切り、従わなかったことになり、国民もああ、それで良いんだ、いい加減でいいんだなと思うだろう。
もし、公人として参加したのであれば、もっと深刻で、首相が政府の方針に従わなかったことになる。これ、何ですか?深刻です。氏は首相の任にないと言わざるを得ない。軽い問題ではありませんぜ。

2020年11月10日火曜日

新型コロナ感染者数;2020.11.9(相模原)

官製の発表ですが2月17日から記録して、グラフにしています。10月末にどっと増えて、ぎょっとしましたが、病院や施設関連のクラスターだったようで、その後、落ち着きはじめてるようです。
下図、ブルーは開始以来の累計で、オレンジは一週間ごとの新規罹患者数で、10月下旬で100人弱と突出した一週間毎の罹患者数は徐々に減り始めています。連鎖を防ぐ作業は大変なのだろうなと思います。

2020年10月4日日曜日

首相に問う!「学問の優劣の判定能力」

首相に問いたい。貴方は、学術会議が推薦した方の学問を判断する能力に於いて、学術会議のメンバーより自分の方が優れていると思っておられるのでしょうか?
今回の推薦の受入拒否は貴方がそのように考えているのだとしか思えません。それは思い上がりというものでしょう。
世間では今回の事を学問の自由という観点で語られていますが、今回の事はそういう問題ではないと私は考えます。学問を進める能力の優劣は政治によって判断されるものではあり得ません。
形式上、貴方に任命権はあると云えます。しかし、ご自分の能力を踏まえて謙虚に物事を進めてもらいたいものだと思います。ご自分の権限を肥大化させ過ぎると、国を誤ることになりかねません。よーく考えてもらいたいと思います。過ぎたるは及ばざるがごとしです。

2020年8月10日月曜日

ビタミンCたっぷりなものは?II

嘗て、鬼畜米英、欲しがりません勝つまでは、などと国民が煽られ、呪文のように唱え流されざるを得ない、一つの体制と化した時代があった。軍国日本の時代で、本当に良いのかといった考察はろくにしないまま戦争に突き進んだ、この体制に馴染まない人は「非国民」というレッテルを張られて苦しんだ。

翻って今の日本、見つめていると怖いなーと思う事が多々ある。チョットしたことに煽られて、冷静な考慮もないまま、買い占め騒動が起こったり、所謂「自主警察」も首長と呼ばれる人たちの発言を自分勝手に解釈して一方的なことを言う。そして内容は昔の非国民呼ばわりとのアナロジーを感じてしまう。昔の村八分にも通じるものがある。人々が簡単に右へならえをしてしまう傾向、怖いことだと思う。

今社会を席巻している、新型コロナウィルス禍の中の現象、実は感染した人の経験値は人々にとってとても重要な情報をもたらすはずである。だけど、感染した人はそれを言い出せない雰囲気にある。まさに村八分に似た扱いを受ける恐れを感じるからであろう。我々の社会は異色を敬遠する傾向にある。ちょっと変わってる人を避けたりする。それは子供の世界でもいじめという形で顕在化している。

同じようなタイプの人が集まって安心する傾向ともいえるが、本当はちっとも安心ではない。難しい問題に突き当たった時、多様な経験値を持つ人たちが、経験値を持ち寄って考えた方が、より良い答えを見出せるのではないだろうか?

ビタミンCの濃度にまつわるレモンの偏見から始めた話だが、この種の事は我々の社会にすごく多いような気がする。熟慮した上であれば、異を唱えることは実はとても重要であり、そのような人は社会にとって歓迎されるべきであろう。

教育はとても大事である。それも、知識偏重ではなく、良く考える教育である。今の教育は大改革を要すると思う。鉄は熱いうちに・・・、初等中等教育の改革は急務と思う。
もう一つ、私は昭和16年生まれ、戦後派である。戦争の大変さを身に染みて経験はしていない。でも親たちから聞かされたものはきちんと残っている。体制に流されない生き方をしないといけないとつくづく思う次第。

ビタミンCたっぷりなものは?

ビタミンCが最も濃い果物又は野菜は以下の中から選ぶとなんだろう?と幾つかの野菜、果物を挙げ、その中にレモンを入れておくと、「レモン」と返ってくることが頗る多い。ところが、レモン果汁100グラム中のビタミンCの量は赤パプリカ100グラム中のそれの1/3程度、皮もすべて含めたレモン全果100グラム中のビタミンCの量だって、赤パプリカ100グラム中のそれの2/3弱である。

理科で遊ぼう会では表記のタイトルで、赤パプリカ、グリーンピーマン、レモン果汁、レモン全果、時にキュウィーフルーツを交えてその中のビタミンCの濃さを調べる実験を提案している。希釈したヨウ素系うがい薬にビタミンC溶液を滴下すると、ある一定量でうがい薬の茶色が失われる。
上記の食物の絞り汁を一定量の希釈したうがい薬に滴下して変化の様子を比較する実験をしている。 レモンの滴下量に比べて、赤パプリカの滴下量がすごく少なくて茶色が消えて行くことに児童はびっくりする。なんでレモンのビタミンCが特に濃いと思っていたんだろうと問いながら、皆が言ってることだからとか、有名な人が言っているからと、何も調べずに鵜呑みにすることの危険性を感ずかせて授業の纏めとしている。

このテーマは素晴らしいと認めて毎年このテーマで6年生の授業に出前授業として呼んで下さる先生が居られる。曰く「学校で子どもたちが会う実験は、社会的に受け入れられていることを追認するような実験ばかり。理科で遊ぼう会のこの実験はそれと正反対ですごく良い効果がある。」というのである。私も批判精神の重要性を知る良い例だと思っており、もっと広がらないかと期待している。
何故こんなことを述べたかというと、今日のダイアモンド・オンラインの記事で
◆「うがい薬買い占め」で露呈する、日本の学校教育の致命的欠陥
http://cl.diamond.jp/c/af8haZoYaWn7yDak
に、とても気になったので取り上げた。なんで、買い占め騒ぎが起こるのか?転売目的の人もいるだろうが、大阪府知事の発言におどらされた人も少なくないはずである。
気になったのは経済協力開発機構(OECD)が、48カ国・地域の小中学校段階の教員を対象に行った『国際教員指導環境調査2018』(TALIS 2018)の質問の中で「目の前に提示された話をハイハイと鵜呑みにするのではなく、客観的事実に基づいて予断を持たず、論理的に考える力をつける」ように導いているかどうかという質問に対する回答である。そのように導いていると答えた教員の割合はアメリカは78.9%、カナダ(アルバータ)は76%、イギリス(イングランド)は67.5%、オーストラリアは69.5%、アジアでシンガポール54.1%、台湾48.8%、韓国44.8%。体制批判に敏感な中国(上海)でさえ53.3%、ロシアも59.7%なっており、48カ国の平均でみると61%だった。ところが、日本はダントツの最下位でなんと、12.6%。日本以外の国は40〜87%の範囲におさまっているのにである。
「言われたことを鵜呑みにするのではなく、自分の頭で論理的に考えてみなさい」と教育するのは「世界の常識」となっていると、この結果は示すのに、日本だけは別の道を進んでいる。知識を教え込むこと(例えば識字率)、作業技術(計算技術)を教え込むことも教育の一部で大切だ。しかし、自分で考える力を持つことはもっと大切ではないか。未知なことに直面して、それを切り開いていくのは考える力だから。(後に続く)

2020年8月3日月曜日

泣けた

以前の太々しいまでの自信に満ちた彼にはそれほどの共感を覚えなかったが、昨夜は泣かされた。
照ノ富士が千秋楽に勝って優勝を決めた後、国技館の天井を見上げていた。苦難の日々が去来していたのであろう。 師匠の伊勢ケ浜(=旭富士)から優勝旗を受け取った時の、深々と本当に深々とお辞儀をする姿に、二人の間に交されたであろう無言の言葉が想像されて、また泣けた。
伊勢ケ浜部屋にはかって照国という横綱がいた。照ノ富士は照国からもらった名前であろう。体は回復したと言っても、十分ではないであろう。無茶は言わないが、嘗ては目指した横綱に向かって、行けるとこまで肉薄することを祈念する次第。

2020年7月20日月曜日

行くべきか、行かざるべきか・・・(To go or Not to go, that is the question.)

7月20日までに相模原市で確認した累計罹患者数と、一週間毎の新規罹患者数(橙色の点)。最後の一週間で21名も増えた。
21名の構成は市の発表を見ると20代11名、30代3名、40代4名、50代2名、60代1名と20代が圧倒的に多い。多分これは一般的傾向なのだろう。
こういう時期にGo toキャンペーンとは、如何なものかという人も多い。そういう意見に対して、お金を回さないと社会が立ち行かなくなると言われる。病人が増えると社会は働き手を失い疲弊する。経済が凍り付いても社会は疲弊する。困った事態だ。
それじゃ―、何故旅行業だけなのか?日々の生活に必要なものを扱う商業は何とか行っている。10万円の一律給付がほぼ行き渡る状態になって、電気製品など日用品とは異なる一寸大型の商品の売れ行きも良くなったとか。そうすると次はやはり旅行業界、飲食業界なのかもしれない。

ちょっと、密の例としてスーパーマーケットの状況を考えてみた。ソーシャルディスタンスと称して、レジの周辺ではお客さんは整然と並んでるが、商品が並ぶ域、特に人気商品や、安売り商品の周りは密着ディスタンスに近い。デモ周辺で異変を聞いたことはない。レジ周辺での整然たる列が滑稽に思えてくる。それは余談。
そんなら、一寸旅行へ、なんて考えたが、さーてな、スーパーではしゃぐ人もいないだろうけど、旅行ともなると人々は開放的となるだろう。スーパーの中でのつつましやかな振る舞いとは程遠くなりそう。そんな中に飛び込んで行く元気はないな。どうやらハムレットを気取ってTo go or Not to go, that is the question.なんて書いたけど、私はNot to goだな。家の周辺で、楽しいことを見つけ出して、ゆっくりする方が良いような気がする。

2020年7月13日月曜日

7月13日現在;

東京の状況を反映していて、相模原でもコロナウイルス罹患者は増加しています。
累計の増加曲線を注意深く見ると、3月中旬からの1ヵ月間の増加の様子と、 6月中旬からの1ヶ月間の増加の様子が大変よく似てることに気づきます。罹患者総数は100名を超えていますが、回復された方の数は89とのこと。今入院等の管理下に置かれてる方は十数名。
ところで私はこれまで、インフルエンザのワクチンを受けたことが無かったが、一度も罹患しなかった。それも流行る1月末から2月一杯の間に、毎週1~2日、多い時には3日ぐらい小学校の出前授業に出かけた。喉をいつも潤しておきたいと思ったので、マスクはいつもして、細心の注意を払ってはいたが。しかし、今年はインフルエンザのワクチンを受けようかなと思い始めている。インフルエンザとコロナウイルスに同時に罹ったらちょっと厄介だろうなと感じるので。

2020年6月22日月曜日

相模原もしばらく平穏だったけど罹患者また出てきましたよ

しばらく何事もなく静かでしたが、この一週間に8名増えました。解放感に油断してはいけないようです。皆さん十分に気をつけましょう。

2020年6月17日水曜日

新聞第一面には喜び溢れる記事を

6月14日の朝日新聞の総合3のページの「日曜に想う」に書かれた編集委員の福島申二氏の一文を面白く拝見した。
その話題の書き出しのところだけでも取り上げて見たくなった。「アメリカとは、最高裁判所の長官がこんな名言を残す国でもある。」と書き出す。その名言とは「私はいつも新聞をスポーツ面から開いて読む。そこには人間の成し遂げたことが載っている。1面は人間のしでかした失敗ばかりだ」
いやはや、確かにその日の朝日新聞の第一面のトップ記事は河井夫妻に関する国会閉会直後の検察による立件にかかわる記事であった。 そして、スポーツ面は球春じゃなくって球夏の記事の中にあって、トップ記事はオリンピック7人制ラグビー出場を目指していた福岡氏がそれを断念するという記事であった。氏がワールドカップ日本大会でアイルランドのバックス陣を振り切って、相手ゴールのど真ん中に飛び込んだトライは忘れられないシーンだが、その記事にも今まさにゴールに飛び込もうとする氏の写真が載っていた。ラグビーの代表を目指し続けても、きっと大きな成果を得ると思われるが、氏は新しい道を目指すという。氏がこれから目指す医学の道は決して容易なものではないであろう。氏の素晴らしい決断と、その思いが是非、成し遂げられんことを祈念する次第である。

さて翻って、もう一度第一面に戻ってみた。河井さんの記事の下に、待ちわびた生の響きという見出しで、京都フィルハーモニー室内合奏団が京都コンサートホールで演奏会を開いたという記事だった。定員500人の会場に100人限定とし、演奏家も管楽器を別にしてマスクをしての演奏。決して楽なことではなかったはず。聴衆は久しぶりの生の音の響きに感激したというし、楽団は練習もままならなかった筈だが、演奏会にこぎつけ実施できた、それこそ成し遂げた喜びに浸ったに違いない。しでかしちゃった記事なんかより、ずっと読んで楽しい。トップ記事にすべきじゃないかと思ったほどである。
しでかしちゃった記事を読んで、笑ったり、くさしたりするより、成し遂げられた記事を読んで共感し、称え喜び合いたい。そう云うことが普通になる、そんな社会でありたい。いつの日か、しでかしちゃった記事が隅っこに追いやられ、地味でも社会に喜びと活力を生む記事が一面を飾るようになってほしいものだと思った事だった。
願わくば記者さん!福岡氏が医学の世界でも頑張り、何かの成果を社会に報告できるようになった暁には一面トップ記事にその頑張りと成果を紹介されんことを切に願う。

2020年6月5日金曜日

耐える力

コロナウィルス感染症禍における死者数が極めて少ない日本に、世界中が驚嘆しているという。 山中伸弥教授が日本人特有のなにかがあると、ファクターXと呼んでいる。遺伝子的なものなどいろんな角度から評価されるのかもしれない。 一番わかりやすいのは日本人の生活習慣、清潔感、忍耐強さ、自制心、団結する心。これも一つの側面と言えるであろう。 東日本大震災の時も世界中が称賛したことは記憶に新しい。
そのような外国からの称賛の声に、麻生副総理は、民度が違うと胸を張ったそうな。そしてそれを聞いた外国人は絶句したそうな。 その絶句とはどんな内実を含んだものだったのか傍にいなかったので、分かりようがないが・・・。
確かにそういう美徳ともいうべきことは、日本人の一人として誇らしく思う事である。でも見方を変えると、忍耐づよさ、強い自制心が 強い覚悟を感じさせない、責任感も薄いリーダーを7年強も支えてしまっていると云えないだろうか?

飛躍してしまうが、もっと怒ってもよいのではないか?日本人がおとなしい人たちとは決して思はない。 明治維新のすごいエネルギーは置くとしても、私が小学生の時、旧永田町小学校の屋上から見下ろした光景は幻ではなかった。 デモ隊が石を拾って自民党本部にバンバン投げ込み、バコンバコンに窓が壊れた。血のメーデー事件と呼ばれた。 皇居外苑で発生したデモ隊と警察部隊との衝突。騒乱状態だったという。 そして、忘れもしない、安保闘争における国会突入事件。樺美智子さんが亡くなられた。浪人をしていた私はそのデモに参加していない。 後で、言いようのない罪悪感を感じたことを忘れない。

耐える力は重要。時に怒る力も。

2020年5月26日火曜日

責任者のいない国

責任者とは、責任を負うべき人。つまり、問題が出来たときには責任を取る人。 つまりは責任者とは責任を取るためにいるようなものである。
この国に果たして、今、責任者はいるのだろうか?コロナウイルス感染症対策関係のやり取りで 政府関係者から、何度「専門家」という言葉を聞いたことか。「専門家」という言葉が 責任逃れの言葉に使われてしまっている。確かに専門家はその分野に熟知しておられる方々であろう。責任者が 自信をもって信頼する方々を招致して議論してもらって、その議論を踏まえて、責任者が自分の言葉で明確に しゃべればいいのである。「専門家」という言葉は一度言えばいいだけである。
昨日は検事総長も「専門家」に列せられた。責任者と呼ばれる人はその「専門家」の考えを披露するだけだった。

嘗て、中曽根康弘という首相がいた。最近お亡くなりになった。私は、その方の考えに必ずしもくみするとは思はなかったが、 責任者の姿として立派であった。心から尊敬申し上げている。今の「責任者」は中曽根さんの「政治家は、歴史の法廷の被告人である」 という言葉をどう聞くのだろうか。

2020年5月25日月曜日

罹患者数5月25日現在、そろそろ安定期

5月25日までのデータをグラフにしました。
ブルーの線は累積。 5月15日以来変化なし。橙色の点は一週間ごとの新規罹患者累積数。 2月末から3月初めと3月末から4月初めに大きなピークがある。最初のはともかく、 2番目のピークは3月中下旬のゆるみが原因であろう。もう右端は0となっている。 そろそろ一応の落ち着き状態ですね。第2波が軽くて済みますように。

2020年5月11日月曜日

相模原市内で見つかった罹患者数の推移; 5月11日現在

市が発表している公式発表は検査数が少ないから、実数は発表数よりずっと多いであろうと指摘されている、 確かにそうなんだろうなと思うが、日々の変化の様相の傾向は実際を反映していると言って良いと思われる。
今まで、市内在住者に限って発表数拾ったが、市内にお勤めの市外の在住の方も入れて考えるのがまっとうと思うので 全て拾って作りなおした。
4月中旬までは、下に凸の感じで増加していたので、心配であったが、4月下旬から落ち着きだしてる。でも微増は続いている。
以下には累計数だけを半ログに変換して描いてみた。
4月20日あたりからほぼゆるい増加直線になっている。もしこの調子のままだと、罹患者数は極大雑把に

の程度で漸増する。ここでxは4月20日を起点とした日数。71は4月20日の数で大した意味はなく、後ろの因子が重要。40日後の5月末には1.24倍にあるという事を意味している。71人は少なすぎるので50倍の3500人いたとすると、5月末には840人増の4340人になってしまう。それも、今のように自粛生活しての事。終息には程遠い。
連休自粛疲れで、気を緩めると、また元の木阿弥に戻ることになるかもしれない。

2020年5月3日日曜日

緊急事態宣言発出と発令;首長の気持ちと政府の責任感。

本日、市長の声で「緊急事態宣言が発令されています。」と、街角のスピーカーから聞こえてきた。 アレッ内容は要請だったから発令は無いだろうなと思いながら、でも政治のプロが間違えるとは思へない。 何か意図在りかと思いめぐらして、そうか、内容は要請なのは百も承知で、切実感を出すために、 発令と云う言葉を選んだに違いないと思った。内容は要請でも、もっと強い調子で訴えたかったのであろう。 それはよくわかる。大たい、緊急事態だというのに、要請ってなんだ!と思ってしまうのは私だけではないだろう。

緊急事態は平時とは違う。だが、 首相が選んだのは緊急事態と言いながら平時で通用する要請だった。だからだろう発令ではなく発出と云う聞きなれない言葉を選んだ。 内容と矛盾はしていない(要請という内容と緊急事態宣言とはそぐわないが)。だけど何か変だ。国民の命を守る と言うけど、それが本気なら、もっと強い調子で言うべきではないか。彼は間違いなく、強権を発揮した場合の反発を 恐れたのであろう。本気の責任感が伝わってこない。

それは、「安倍のマスク」にも丸見えである。側近に「布製のマスク二枚を配れば、国民の不満はピタッと止まる」と 言われて採用したと聞いて、心底怒りを覚えた。金の使い方としてこれが正しいかという疑問でもない、たった二枚だからでもない、 ましてや汚れたものがあって回収したからでもない。これで国民の不満はピタッと止まると予想されたからやった、つまり これで国民の命が守れますと云う理由からではなかったのだ。 彼とその側近は、自分が強い批判にさらされることを恐れただけ.不評を買おうがどうしようが、これで国民の命を守ろうなどと言う 責任感は全くないと言って良い。全く悲惨と言うほかない。

2020年4月30日木曜日

駄作二首 君・コロナ II

コロナ禍の さなかに桜花 ちりにしを
  いざ愛でむ君 ハナミズキの花

ハナミズキ 弥生皐月に 白くはゆ
  君去る時は コロナ伴へ

これは無理のようですね。とても短距離走のようなわけにはいかず1万メートル、マラソン(4万1千メートル) に譬えて言う方が多いですね。一番の問題はワクチンがないことなのでしょうが。

2020年4月27日月曜日

越境散歩しています。

週3回強の割合で、散歩に出ます。でも最寄駅方面には出ずに、多くの場合境川方面。3度に2度は橋を渡って東京都側に行きます!
さしずめロックダウンだったら橋の袂に人が立つのでしょうかね。
越境すると、先ず目の前に畑が広がり、境川が昔は大きな川だったのかなと思わせる段丘と森の名残が見え、心が休まります。 そして殆どいつも杉林に挟まれた参道を歩いて、 箭幹八幡宮に参り、自分の家族、弟たち一家、そして友の一家が無事にコロナウィルス禍を乗り越えてくれるよう、 家族が遠く離れて暮らす彼らの私にはない苦衷を想い、社の前に立ちます。

帰路は同じ道を歩かず、一寸回り道します。 神社周辺には、ある特定の苗字の方たちのお宅が並び、それも鎌倉時代からずーっと続いているのではないか、どんな風に繋いできたのだろうかなんて想像 したりする楽しみもあります。帰ると約7000歩。
 

2020年4月19日日曜日

目を凝らして、よく見よう。地方のリーダーを

今度ほどリーダーの選定が大切かという事を思い知らされたことはないと言って良いのではないだろうか? 危機にもちゃんと対応できるリーダーを。
メルケルさん、台湾の蔡英文さん、素晴らしいリーダーだと思います。そして、ニューヨーク州知事も素晴らしい。彼が言った 言葉「結果に対する責任は全部自分が担う。とにかくやってくれ!」これがどれほど、人を動かすか。「ここまで考えてくれるなら 自分も頑張って、良い結果になるよう協力しよう」と思うはずです。

日本の中央政界本当に右往左往していて、リーダーは口で言ってることと違い責任逃ればかりしている。これは評論家的に言ってる場合ではない。だって日本国民が選んだリーダーなので、私はとにもかくにも、その一員なのだから。
目を転じて地方のリーダーに、目を凝らして、じっと見て見よう。派手なパーフォーマンスをする人もいるが、行動は地味だが、着実に政策を勧め、発言を聞くと、肝が据わっているなーと思う人がいる。そのような人がいつか中央政界に出てきてくれることを 願う、いや、我々が引っ張り出さねばならないのではないか。
今度こそ、単なる人気投票でなく、目を凝らして、危機にもちゃんと対応できる人を担ぎ出したい。エネルギーが欲しい!

2020年4月18日土曜日

レオナルド・ダ・ビンチを楽しもう

閉じこもっていて疲れますねー。「飽くなき探究心」と「尽きることのない独創性」を発揮して 素晴らしい業績を残したレオナルド・ダ・ビンチの独創性の足元にも及ばないので、ちょっと いたずらを考えました。でもいきなりいたずらは品が無いので、一寸レビューしましょう。

レオナルド・ダ・ビンチと云えばルネッサンス期の絵画の巨匠ですが、「音楽、建築、数学、 幾何学、解剖学、生理学、動植物学、天文学、気象学、地質学、地理学、物理学、光学、力学、 土木工学など様々な分野に顕著な業績と手稿を残した」とされています。音楽、どんな業績を 残したのでしょうね。このブログでも、ダ・ビンチ展を見た感想を述べたのでした。
ダ・ビンチ ~モナ・リザ25の秘密~という展示。
日伊国交樹立150周年記念 特別展でした。
いずれも絵画が主題なのですが、私は理工学上の寄与や。人を描くために解剖までしたというその探求心に圧倒されました。 巨大な橋梁を作る論述に基づいた模型に感動したり、500年前に既にベアリングや歯車を考えていたなんて。ただただ感激したことを思い出しました。  早すぎた生誕! (疲れました?でも、もう一寸頑張って)
「プロポーションの法則」とか「人体の調和」と呼ばれる左の絵は、古代ローマ時代の建築家ウィトルウィウスの『建築について』の記述をもとに、レオナルド・ダ・ヴィンチが1485~1490年頃に描いたのだそうです。幾何学的な表現ですね。

もういいですね。この辺にしましょう。どうぞ、左の写真をクリックしてみてください。
ビンチ村のレオナルドさん、お許しあれ。 アッ皆さん、マスクを装着するときは口だけでなくお鼻にもかぶせましょう。そして頬のところも空気が漏れないように接しておきましょう。
多分変なぶっ壊し絵を見て疲れましたでしょう。最後に体操、いや水泳かな動画をどうぞ。
お疲れさまでした。明日はよい日でありますように。  

2020年4月17日金曜日

相模原市在住の罹患者数の推移;4月17日現在

4月17日市の発表によると、相模原市内で新たな罹患者は7名。その内東京在住2名、横浜在住1名。市内在住者は4名で、今までの市内在住者の罹患者総数は58名。 23名の方が回復されたとのこと。横浜市在住の方は医師とのことです。ここ数日、増加傾向が急になりつつあります。十分に注意を。
半対数グラフの形にすると

2020年4月12日日曜日

相模原市在住の罹患者数の推移;4月11日現在

相模原市の発生状況に関するレポートによって 情報をグラフにしています。レポートには市在住かどうか書いておりますので、市在住者のみ対象としました。
10,11日で急に増えました。全国版と似ています。11日には東京に勤務されてる方という言及があり、 5名中2名が該当者でした。 市において感染が確認されたのは、52例だそうです。その内市内在住者は50名です。19名が回復され、3名がお亡くなりになっています。

追伸;nemossanのコメントに従い、半対数のグラフを作ってみました。3月29日から4月11日までの13日間を極荒く対数関数に載せると、 xを3月29日から数えての日数とすると、ごく荒く(1.04)のx乗の曲線に乗ります。

2020年4月10日金曜日

駄作一首;君・コロナ

君という字はコ・ロ・ナと分解されるを知って

君たちの 門出の祝い 奪いたる
  コロナと戦う 春な忘れそ
         2020年4月

2020年4月9日木曜日

相模原市在住の罹患者数のグラフ化(市発表による)4月9日現在

相模原市が発表した新型コロナウイルス罹患者数の情報を集めてみました。多分市内の病院に入院したと思しき方で 市外在住の方2名が入っていましたが、その方は入れませんでした。 現在までの罹患者総数39名。神奈川県全体の約10%。19名が回復されたとのこと。
3月中旬まで、徐々に増加傾向が緩やかになっていたのに、3月下旬から上昇の傾きが徐々に大きくなっており、気がかりです。3名の方がお亡くなりになっています。

2020年4月2日木曜日

何のための学校閉鎖なのだろうか?

相模原市では小中学校は4月6日に極く簡潔に入学式、始業式をやってすぐまた休みに入り、4月20日 から授業を開始すると決めた。学校を閉鎖して学校空間での感染は確かに防げる。だけど、学校に 行かないとき、子ども達はどの空間にいるのだろうか?
親がずっと目配りできる家庭は何とかなるだろうけど、そうでない子は決して少なくない。 「休業措置に伴い、放課後児童クラブなど、子供の居場所確保について、 対応してまいります。」 と市は言ってるが、放課後児童クラブのスペース、いや児童館や子どもセンターのスペースは非常に 狭い。平時ならともかく、このような人と人の距離を適切に保たねばならない時に、これは劣悪な状況なの ではないか。開校していた方が状況はましかもしれないと思ってしまう。市はそうじゃないよというのであろうから、 何故そうではないのか、根拠を示してほしい。
仲間の一人が以下のような内容のコメントをくれた:、お孫さんが学童に行っているが狭いところに大勢いて、 その上バイトの学生が大声を出している等、問題を感じて現在は自分の所に引き取っている。 祖父母が面倒を見れないところは大変な状態なんだろうと察しますと。
私は中庭のある比較的大きなマンションに住んでいる。午後ともなると、子ども達は庭に出てきて ドッジボールなどして遊んでいる。その様子を見ながら、外に散歩に出て学校のそばを通ると、 校庭はガラガラ、だーれも遊んでいない。何だか変ですねー。
休みにすると市が決めたけれど、本当は親だけでなく、現場の先生方だってヤキモキしているのではないかと 思うのですが。

2020年3月24日火曜日

アスリートファーストって言ってるけど、政治経済ファーストだなー

今度の事は、「政治経済の、政治経済による、政治経済の為の、スポーツの祭典」から脱却する良い 機会ではないだろうか。
商業主義で華やかになったオリンピックが段々と肥大化して、政治経済に翻弄される オリンピックとなってしまった。アスリートは商品、競技場は陳列棚だろう。 東京オリンピックだというのに、商品の劣化を恐れて、お客さんさえ世界中どこからでも見ることが出来ればどこだっていいとばかりに、 陳列棚を東京から札幌に移したのはとても象徴的に感じる事象だった。
航空路線ネットワークの整備・拡充は人々の大量で迅速な移動が可能になり、オリンピックに世界中から多くの人が来場可能となり、それに 依って大量のお金が落ちる。それをあてにして、大きな競技場(陳列棚)、宿泊施設、その他もろもろの施設を準備することになる。 つまり、お金が回り、経済が活性化する。そこには政治も顔を出す。大金を動かすとなれば、政治経済の都合が優先する。
テレビネットワークの全世界的拡充も、大ネットワークが放映権なるものを創作して、独占配給する権利をIOCから買い取り、オリンピックの運営 にまで口を出し、実施時期まで決めてしまう。
アスリートの都合などどこにも考えられていない。アスリートファーストなんて微塵も感じられない。新型コロナウイルス感染症禍が世界的な 騒ぎになって、ようやくアスリートファーストなんて言ったって、ご都合主義にしか聞こえない。
「スポーツを通して心身を向上させ、さらには文化・国籍など様々な差異を超え、 友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、平和でよりよい世界の実現に貢献する」という近代オリ ンピックの創始者クーベルタンの言葉は何処へ行ってしまったのか。 政治経済に支配されるオリンピックはもうやめるべきではないだろうか。今のままでは、経済的に豊かな特定の地域でしかオリンピックは実施でき なくなってしまう。
今回は延期されるだろう。だけど、ただ単に今の延長線上で延期するだけでなく、オリンピックを冷静に見直してみる 必要があるのではないだろうか。スポーツは政治経済のためのみに在るのではない。 私は「政治経済の、政治経済による、政治経済のための、スポーツの祭典」から少しでも「アスリートの、アスリートによる、アスリートのための スポーツの祭典」に近づけてほしいように思う。華やかさは落ちて、つましいものになっても 構わないではないかと思う次第である。

2020年3月17日火曜日

つれずれなるままに、半田ごて、カッターなど使い

理科で遊ぼう会の出前授業も2月の末1校、3月の2校が休みとなり、2019年度の事務的な纏めが早まりました。今役員会で纏めをチェックをしています。監査はこれからですが 総会の見通しも立たない状態です。事務的作業は好きでない私、やっぱりコソコソと工作する方が楽しく、事務作業の合間をぬって、来年度の教材の部品つくりを始めました。
左の写真は手作り二極モーターの部品で、右のカード状のものは電池と電極の間に挟み込んで絶縁する、いわばスイッチ役のカードで、25㎜x50㎜、厚さはティシューペーパーの箱程度の紙。今日までに176枚作りました。ティシューペパーの箱が空になるのを待っている状態(笑い)。作成目標は800個、まだまだ多数作らねばなりませんが、仲間もやってくれることでしょう。
左側の電線群。一端にはゼムクリップが半田付けしてあります。他端には卵ラグを半田付けします。ゼムクリップを電池ボックスに取り付けて電池電極となります。卵ラグが着いてない未完成品ですが、本日44本作りました。+極と-極用2本がモーター一台に必要となるので、モーターキット800台作るとなると、1600本作らねばなりません。まだまだです。
作るべき部品はもっとあります。右の写真左端は回転子、その右上にある2個が軸受け、その下の2個は固定子板。その右中ごろにあるのが、件の電極線、その右上が回転子に巻くエナメル線。その下のビニール袋にはビス類8個、ブラシ2個、軸につけるストッパーが入っています。その右(右端)下は件の紙スイッチ。以上は会員が何らかの工作をします。購入してそのまま使うのは右上の永久磁石2個。
以上の部品は左の写真の右端にある箱に収納されます。写真の真ん中上にあるのは、台所のラップの紙芯を切って作ったもの。左端はモーターを作り上げる基盤で、注意事項を書いたラベルが貼ってあります。 児童は、電磁石の復習をしてから、これら部品を使って基盤の上にモーターを組み上げます(左下)。どこに上記の部品が使われてるかは分かりますよね?モーターが回ると、児童は永久磁石の向きを変えたり、電池の向きを変えて回転の様子を自由に観察をします。そして大きな模型を使って何故回転が起こるかを考えます。これは回転の様子を観測した結果と結びついて、より良い効果をもたらすと考えています。最後にしっかりした紙で会員が手作りした紙袋(右下)にモーターをしまって、紙袋につけた毛糸の紐を持って大事そうにぶら下げて帰って行きます。

2020年3月13日金曜日

ナヌ!事実と異なる事実を申し上げただと!

森法相は、記者団を前にして「事実と異なる事実を申し上げた」と口走った。事実と異なる事実って何だ!である。ある事象について、事実Aと事実Bがあるというのか。勿論そんなことはあろうはずはない。
すごく好意的に見て、しゃべる言葉に注意深さが無いということなのだろうが、自分をちょっとでも正当化したい気持ちが働いたのだろう。事実という言葉を重ねてしまった。その結果、全く意味不明にしてしまっている。これ、意味不明にしてボヤカス悪辣なやり方なのかもしれない。何故かなら, 本来「事実と異なることを申し上げた」というべきで、それ即ち「嘘偽りを申し上げた」ということと同じである。
国会の公式の場でも、個人的な見解を述べて不適切だったとして、例によって前言を撤回した。法相が個人的見解を持つのは自由である。しかしその見解が公的な見解と異なる場合、公の場で、公人として公の見解に反したことを言ってはならない。ある意味二重人格的な状況に耐え得る人でなければ、公の立場に立ってはならないのである。森法相もその任に非ざる人である。 首相は法相を厳重注意して、一件落着にしようとしてるが、本来首相から厳重注意される時は懐に辞表を持って行くはずなのに、そのままその地位にとどまっている。閣僚の言葉も軽いが、閣僚と云う地位も軽いものになりましたな。

2020年2月24日月曜日

船上にいた人に何の責任があるのか!

陰性と言われて、帰宅してほっとした人に、電話がかかってきたという。「路上に出て、感染が広がったらどうしてくれる?」と。
アホか?それを言うなら「政府に言え!」である。筋が通らないことを聞くのは本当に情けない、嘆かわしい。何が問題かよーく考えて、物を言え。ドアホである。

2020年1月24日金曜日

手書きで手紙を書いたけど

 手書きで手紙を書いたが、なんとまあ、手で書く力の衰えた事か。齢を取ったこともあると思うが、便利さにかまけてパソコンに頼ってしまっていたことが一つの原因か?
 人を介して、或る高名な方に助力をお願いし、引き受けていただいた。直接お願いに上がったのではないので、お礼の手紙を書く べきである。 先ずは原稿をパソコンで書いて、中に入ってくれた人に見せ、成文を作り上げた。だけど、きれいに整形したとしても、そのまま プリントしてお送りするのは恐れ多い。やはり手書きにすべきと決心した。
 とはいえ、毛筆なんてとてもとても、ボールペンで横書き、罫線のある便箋に、ワードに書いた原稿を覗きながら、書きだした。 ところが、やっちゃうんですねー、ミスを。調子よくすらすら書いてると、時に原稿に書いてない表現をしちゃって、収拾がつか なくなって、ハイやり直し。一応書き終えて眺めてみると、うへー、字があっち向いたり、こっち向いたり。字の大きい小さいが入り交じって、いわばフォントで言えばポイント14があるかと思えばポイント11がある。これもやり直し。数枚の書きさしを没にして、2ページ+アルファの手紙を書き終えた。フー。
 だけどだけどである。重いことをお願いしたお礼の手紙にしては、この便せんが薄っぺらでなんとなく軽い。もう一寸形にならな いか。フト思い出した。インクジェットプリンター用の一寸厚手の和紙があったのを。これなら、少しは形になると、また最初 っから、件の和紙に罫線のある下敷きを敷いて、書きだした。前と同じ失敗をまたまたやる。しかも、先ほどの便せんほどボール ペンが走らない。疲れ、緊張もしたのか掌がこわばってしまって、しばし休止なんてことまで。午前9時半頃から始めた作業、 昼食をはさんで、午後3時過ぎまでかかってしまった。失った紙の数を考えるのも無念なことだが、仕方ない。裏紙メモ用紙が増えたと思おう。
 なんてこった、文章を書くと云えばすぐパソコンに頼ってしまって、手で書かなくなってしまった。パソコンという進歩を 享受したけど、自分自身は退歩してしまったのだと思い知ったひと時だった。

追伸:でも、やはりパソコンは便利。成文を得るまでの書き直しはすべてパソコン上でできる。紙を損することなしに。

2020年1月19日日曜日

自分の失言を誤解とは!日本語分かってる?

麻生財務相が日本の民族構成について、「単一民族」という発言をして、訂正に追い込まれた。もっと歴史を勉強してほしいものと、失笑をかっている。
その、訂正をする場面をチラッとテレビで見たが、全く日本語も正しく表現できないのかと、ただただあきれ果てた。自分の発言に関して、 誤解を生じたのなら訂正すると言ったらしいが、そもそも、麻生氏は失言したに過ぎない。それを「誤解」とは何だ!言葉を正しく使えと言いたい。 自分の「失言」を他人が「誤解」したと、責任を転嫁するとは何事だ!
多分、心の潔くない部分がそういう発言に至らしめたのであろう。日本民族の特質を鼓舞したくって発言した中で「単一民族」と言ったのであろうが、 古武士の潔さも学んでほしいなー。歴史も日本語ももう一度勉強しなおしだけど、彼に出来るかなー?

2020年1月14日火曜日

荻生田文科相の述懐;でももっと根は深いよ!

1月8日の朝日新聞の31面に、文科相が7日に行った文科省職員への年頭の挨拶の一部(と思われる)が紹介されていた。
大学入学共通テストで英語民間試験や国語・数学の記述式問題の導入が直前で頓挫したことにふれ、「これは無理だということがあれば、勇気を出して声を出していただければ、違う展開もあった」と、直言を促したという。
「政治は方向を決めるのが仕事。行政マンであるみなさんは、それを政策に制度設計し、組み立てていかなくてはならない」とした上で、「我々より現場を知っているのが皆さん。プロとしての意識を持って、我々に反論する、そういう勇気もしっかり持って頂きたい」と説いたとの事である。推進していた共通テストでの試みが頓挫してしまった事への八つ当たりなのか、謙虚な気持ちからの弁であったかは分からないが、文科相就任当初からの自分の稚拙な発言に対する反省の弁もあったとのこと、後者であることを期待したい。
話はここで終わらない。文科相が本心から「我々より現場を知っているのが皆さん。プロとしての意識を持って」と言ったとして、文科省の役人の皆さんが本当に現場を知っているのであろうか?心配になることが多い。役人は制度設計を担い、それを法律案として立法府に戻していくのであろうが、もしその案が成立して、どれだけ実効を上げることが出来るか考えているであろうか?現場がそれに耐える状態にあると考えているのであろうか?
私は小学校に外部からかかわっているのだが、小学校にしたって大変である。基礎の基礎はきちんとやらねばならないが、最近は社会情勢の変化に伴って、教えることが増えている。英語、IT・・・。教員には教科書をあてがって、この内容を伝えるだけで良いと云うのではまさかあるまい。教育とはそんなものではない。教員は子どもに潜在する能力を引き出しつつ考えをまとめさせてこそであって、そこには子どもの好奇心に火を灯すような指導が望まれる。教員は教えることの周辺に関する教養を深めて対応する必要がある。例えば子供が進むであろう上級学校で学ぶことも頭に置いて導くことが望まれる。負担が過重になるのは目に見えている。それなのに教科を増やしてうまくいくという検証をしているのであろうか?そのうえに、教員の数を減らそうという動きがあるとのことである。教育現場の疲弊は目を覆いたくなること必定である。
法律案は、こうあれかしと願って、作っているのであろう。決していい加減に作っていると云う積りで言っているのではない。でも、法律を「仏」に譬えるなら「魂入れず」の事が多すぎる。是非現場をよく見て、現場の抱えている問題をしっかり捉えて考えてほしいと思う。実効性を上げるには、本省に勤める人も必ず学校現場で教師を複数年経験することにしてはどうだろうか。

2020年1月8日水曜日

グレタさんに叱られる

夜遅く、気づくことがあって、お仲間にメールを送った。 同氏は翌朝すぐ、返事をくれた。そのあとに「随分と遅くまで起きているのですね。」 とのコメント。思えば、現役時代から夜型人間で、リタイヤしてもいっこうに改まらない。
「昼間は爆睡して、夜になったら動き出すんだから、不経済ったらありゃしない」とサル方に叱られてます、 と返事した。それへの返事が直ぐ帰ってきた。「不経済以上に、環境保護の面からよろしくなくて、誰かさんだけでなく、グレタさんを悲しませますよ。」、 そうだ、本当!グレタさんに叱られる。チコちゃんよりはるかに威力がありそう。 エネルギーの無駄遣い。生活習慣を変えなくっちゃ!
そこでふとネットで見た、宇宙から見た夜景を思い出して、そんな写真を拾ってみた。 宇宙から見た日本の夜景だそうで、なんと罪作りな日本。何とつつましやかな北朝鮮。 この写真を見て、日本の経済的な繁栄と喜んでいていいのかな?むしろ私には滑稽に見えてきた。自戒、自戒!

2020年1月1日水曜日

賀春

今年も放言を並べて行こうと思います。
いきなり、クイズですみません。
左で取り上げた実験では、滴定実験を実体験して意味を感じてほしいと思いますが、もう一点、「みんなが言ってるから、とか有名な人が言ってるからと云うだけで、鵜呑みにしちゃいけない。」と、自分できちんと調べることの重要性を知ってほしいと思っています。
ビタミンCの濃度の大きい順は、赤パプリカ、皮ごとレモン全果、緑ピーマン、レモン果汁で、レモンの場合、皮に含まれるビタミンCがかなり多いです。

それにしても、年末年始に、ゴーンさんやってくれましたね!新聞によると、X線による荷物の点検はプライベートジェットでは義務化されてないと。これ本当かとわが目を疑いました。プライベートジェットを持っているような人は「密輸出」はやらないと信じているのかな。