2009年3月26日木曜日

沖縄にてー風景

台風が来ると居酒屋さんがもうかる話(バスガイドさんいわく);秒速25m以上の強い風が吹くと、バスがとまる。お勤めも当然のように休み。となると忙しくなるのが宴会部長さん。電話をかけ、三々五々仲間が集まって酒盛となるのだそうであります。居酒屋さんだけでなく、映画館、カラオケ店も賑やかになるのだそうで、なかなか楽しい県民性と言うべきでしょうか。


東支那海の海の色、南海の魚たち、首里城、平和の礎







沖縄にて

空港に着いてすぐとった昼食はNさんご推奨のソーキそば。そばと言っても、小麦粉で作っている。麺はどちらかと云うとうどんに近い。軟骨付きの豚肉が乗っており、ギトギトした感じだが、実にさっぱりとしており、ちょっと頼りない感じがしたので、泡盛(?)にとんがらしを漬けた液体を瓶からちょっとたらして、辛味を加えた。とても美味しい。

空港から那覇の町を通りぬけ、首里までモノレールが走っている。モノレールを建設するにいたった話:戦後、焦土と化したところに、とにかく人が住む家を建てる必要があり、都市計画もないままどんどんすすんでいった。その結果は狭いしかも連携の薄い道路網ができる。公共交通はバス、タクシー。そこでレール路線も検討に入ったが、道路や家屋がそんな状態にある故、地表は難しい、次に考えたのは地下鉄。ところが、地下は不発弾だらけで、危険で掘れない。その結果モノレールに落ち着いたとのこと。あの戦争の影が落ちてるんですね。

2泊3日のうち、二日目、三日目は定期観光バスで沖縄本島を巡り、九州以北とはかなり違う文物を見ることが出来た。しかし、ガイドさん明るく車窓からの景色を語ってくれるのだが、通り過ぎる町の面積の半分が米軍の基地であったり、黙認耕作地の話だったりが飛び込み、戦争の影は強い印象として残った。

ひめゆりの塔、記念館:知覧特攻記念館を訪れた時と同じ印象を持った。彼女らの慟哭は強く胸に迫る。しかし、彼女らを、そのような境涯に押しやった人々にも慟哭があるだろうに、そういう慟哭は一切聞こえてこない。

一家全滅してしまった家があった場所はそのままで、家は建てられていないという話。
平和の礎、その地から眺める太平洋と波に洗われる断崖。

歴史と云うものは跡が必ず残る。そしてその後の事象の出発点。決して消え去り得ないものなのであろう。

2009年3月23日月曜日

沖縄へ

任意継続保険のサービスで安い旅行が出来るのは今春一杯、あと数日をのこすのみ。今そのおかげで沖縄にこれました。羽田10時半発が少し遅れましたが、2時半ころには宿に着き、一服して壷焼の方へ出かけました。焼き物見るのが好きな連れ合いどのに一応あわせて、私の狙いは笛。息抜き穴が二つある笛があることをネットで見てたので、私の作ってる標準的なのと比べたいと思って、自分のを持参してのぶらり歩き。
ありました。比較しあい、若い店主も私の笛を吹き、私も彼の笛を吹き、連れ合い殿は、家はまるで工房なのよ、という。彼、気に入ったらしく、笛を買ったら1000円で売ってた笛袋を(ちと高い、買うかといわれれば買わないと思うが)サービスしてくれました。その上、これも売り物だといいながら、竹箒を笛にしちゃったもので、島唄の演奏もサービスしてくれました。


アーケード街はいろんな店が並んでにぎやかです。公設市場では新鮮な食品を売ってました。写真は”ぶだい”だそうです。ここでは市場で材料を買って、2階の食堂に持って行って頼むと料理をしてくれるとか。そうすりゃ良かったのですが・・・・。

WBC、日本が逆転したところまで羽田空港で見てましたが、勝ったというのは那覇空港で知りました。

2009年3月21日土曜日

ジャケツイバラの今

昨日中津川フィールドでの催しものが中止となったが午後はすっかり晴れたので、予定通りフィールドへ出かけ、竹間伐はやらずに笛吹きの練習と、1尺8寸の(指孔尺八仕立て)の横笛を作って帰ってきた。
笛は作る方が、いろいろ考えることがあって楽しい。吹く方も工夫すべきはいろいろあるが、なかなかうまくならない。あせらず徐々にやることにしよう。1尺8寸の(指孔尺八仕立て)の横笛は、指が引っ掛かって、音が移り変わる一瞬に民謡などで聞いたことがあるような音色が聞こえ、オッ、これはひょっとして尺八を再現できるかもと、楽しみが出来た。上手くならないことには。

フィールドの一隅、太い真竹を立てかけて、一か所口をあけそこにワビスケが二輪さしてあった。誰がやったか、粋なことしますね~。

ほんの少し足を上流に運び、ジャケツイバラが咲き乱れたあたりに行ってみた。枯れ枯れのジャケツイバラに出くわした。豆科らしく豆がはじけた後沢山。案外幹は太いんだと知りましたね~。あと三月もすると、あの燃えるような黄色の花の群れを見ることが出来るのです。

鶯が藪の方から盛んに鳴き声を聞かせます。春の理!!

2009年3月20日金曜日

おはぎ

今日はお彼岸の中日。天候は悪いがお墓参りにおいでの方もおられるでしょう。お彼岸と云うと、おはぎを食べる習慣ありませんか?
別にお彼岸でなくってもおはぎは売ってますから何時でも食べることはできますが。我が家では、両親の生前からお彼岸には色とりどりのおはぎを作っていました。食べる専門の私でしたが、いつも楽しみにしてました。
だんだん世の中が忙しくなるにつれ、省略するもの出てきました。まずやり玉にあがったのが、抹茶のおはぎ。白いんげんの餡子に抹茶の粉を混ぜ+甘み。
手間がかかる、高価だ、と云う事で姿を消して何年になるでしょうか。今年はおねだりしてみました。作ってくれました。その代り、きな粉と黒ゴマのおはぎは省略。これはいつでも売ってますものね。

”ちょっと出かけてくるから、餡子を塗ったくって食べといて”と、のたまって出ていきました。帰るまでにチャンと塗ったくっておこーっと。小豆餡とインゲン+抹茶の餡子をこれも用意しておいてくれたもち米をふかした塊にぬったくりました。
さー食べよーっと。一対は仏壇、そして残りはぼちぼちですね。

2009年3月19日木曜日

市内小学校の卒業式

(表示がうまくいかないところがあり、臨時ですが、まずここをクリックしてから戻って来ていただけませんか)

今日は市内の小学校はどこも卒業式だったのではないでしょうか。昨夜、もしよかったらとお誘いを受け、先日、6年生に対して理科の特別授業をした小学校の卒業式を見届けに行きました。

来賓席は勘弁していただいて、保護者席の末席に座らせていただきました。
ほぼ1月前に会った少年少女、全部は覚え切れませんでしたが、それでも見覚えのある子たちが、堂々、緊張、照れくさそう(?)な顔で入場してきました。

我が子の小学校の卒業式には出なかったので、小学校の卒業式は自分自身のそれ以来で、ほぼ半世紀前になります。

自然に恵まれた環境を反映した校歌、決して上手に揃っているとは言えないが、一生懸命歌っている子ら。この辺は私もそういう一人だったかも知れません。

一人ひとり手渡される卒業証書。これは我々の時はありませんでした。

訥々と話された”校長のことば”、インフルエンザの影響か、数人の卒業生が出席叶わず。それを告げる校長の声が震え、私も負けました。
来賓の挨拶は簡潔、とても好もしいものでした。

圧巻は卒業生が壇上にのぼり、6年間を夫々が短い言葉を綴り、繋ぎ合わせていくのです。その中に歌も織り込まれる。選曲もよい。在校生代表の5年生ががそれに向かう形で、また呼応する。
途中でまた負けました。来賓席に行かなくって良かったです。
たった一回しか会ったことがない子らですが、その子たちの直向さが迫ってくるようでした。何とも言えない感動を覚えました。
決して容易ではないけれど、この気持ちを持ち続けて行ってほしいと願わずにはいられませんでした。








2009年3月17日火曜日

「相模原で笛作り」の集まり

愛川角田のWさんの基地にメンバーが集結。新しく参加したtさんとAさん、加えてメンバーのお友達も見えて、にぎやかでした。
持って来て下さった、お弁当をいただいちゃって、おいしかったこと。U(Q)さん、ありがとう。

tさんとAさんには私が干しておいた竹を3本を差し上げ、それ以外に、ちょっと遅いのだが、竹を数本切って持って帰って干してもらうことにした。

tさんには無理やり尺八用にと、真竹を一本根の所から切って持って帰ってもらった。引き気味だったが、ぜひ昔を思い出して尺八を作り、われわれに教えてもらいたいと云う魂胆なのであります。

今日は真竹が人気で、竹ぽっくり用、竹踏み用、花を生けるための細工したものなど、Wさんの独壇場。
ウグイスなど野鳥のさえずりもなかなか楽しいものでした。暖かい日差しの中で、久しぶりの気分転換。ストレス解消。

さてこれから書類書き。

2009年3月16日月曜日

パートナーシップ市民フォーラム出前懇談会

しばらく忙しくお休みしちゃいました。
昨日市の環境情報センター2F学習室でパートナーシップ市民フォーラム主催の出前懇談会があり参加しました。タウンミーティングと云った体なのですが、”タウンミーティング”には一定のイメージがついてしまっているので、出前懇談会としたとか。今回は7日の相模湖交流センターに続いての2回目で、もう一回22日に大野南公民館で行われるとのこと。
写真は司会をしたNさん。モザイク修正をしてしまって男前がだいなしで申し訳ない。

フォーラム以外の人は3人、夫々の抱えている問題を話して後、グループに分かれて議論をしました。私の場合は「子供たちと理科で遊ぼう」の運動をどのように広めていったらいいか、特に人、教材準備に関する技術的援助、実施場所、に関する問題点を述べた。時間制限があったので、言い尽くせたかと云うとそうでもなかったが、フォーラム所属の方々が、私の話に切り口を見つけて、気がついたことを付箋に書き込んで模造紙に貼りながら、整理していく。瞬く間にいくつかの項目ごとに整理された。どんなことやるんだろうと、はっきりした準備のなかった私はあれよあれよの感があった。それでも、いくつか試みるとよさそうな案をいただいたので、やってみようと思う。

それにしても立派な学習室である。こんな部屋が公民館も含めて沢山あるらしい。こう云った公的施設の会議室や学習室、集会室など、予約の一括管理をしてるのだろうか?もししてないなら、是非考えるべきではないだろうか?

2009年3月4日水曜日

雪が降りましたね

雪が降りましたね。朝起きた時はもっとあったのですが。午前10時ころには雲間に薄日もさしていました。まるで、冬将軍がさよならを言いながら、なごりの雪を散らして行ったみたいです。

夕方には雨になりました。ある情報が入って、大野台の子どもセンターに出かけました。ここでは、職員の方が県の講習を受けて理科に関するあそびをする資格をもらって理科の遊びを始めておられました。
かなりいろいろなものを試みておられるようでした。われわれのやっていることもお話しして、早速、後期に2回やってくれないかと依頼を受けました。

館長さんからは、連携に関するアドバイスも受け、帰ってきました。

帰りがけに、このような取り組みも有りますと右に添えたパンフレットをもらって帰ってきました。残念ながら当日は、横山子どもセンターで、おもちゃの病院があるので、私は行けません。
お子さん、お孫さん連れていくのも良いかもしれません。

写真をクリックすると大きくなります。
http://www.kanagawa-yc.jp/kagakukan2008/kodomoscikenhoku.pdf
にも出てました