2014年4月27日日曜日

やっと5年経ちました。

昨日、理科で遊ぼう会の総会がありました。発足後、5年が経ちました。やっとたどり着いた感じもします。
総会の時間ほぼ1時間半、そのあと茶話会(お菓子、果物、飲み物付)。
この会を立ち上げる際、大きな力を貸してくださったWさん(現在協力会員)に話をしてもらいました。普段あまり話すこともなかった話題で、しかもいろんな考え方が会合する内容だったので、活発に意見が交わされ、楽しく、面白い茶話会となりました。

2014年4月21日月曜日

胸が熱くなった会葬御礼

その会葬御礼は葉書き様の2ページにわたる大きさで通常のものだったが、右側にある一ページ目は「家族を心から慈しんでくれた祖母 感謝を込めて」という表題で始まるお孫さんからの文章で埋まっていた。米寿の祝いに88本のバラの花束を、兄弟でサプライズで贈ったこと、お婆さんは満面に笑みを浮かべよろ込んだこと。普段から身だしなみを整えおしゃれだった、そのお婆さんにバラの花が良く似合い、自分たちも嬉しくなったと記してあった。続けて、文章の主の子供のころのお婆さんとの交流が回想されていた。
帰りの新幹線の車中でこれを読み、私の母方の叔母にあたるこの”お婆さん”の幸せな一生を思い、心温まるひとときとなった。
実は叔父叔母夫婦には子供はなかった。私より少し若いと思うが、養子を迎え、そのお嫁さんを迎え、そして二人の孫に恵まれた。喪主は叔父とは血のつながりはあったが、その叔父も今は亡い。叔母は全く血のつながらない人たちにみとられて逝ったことになる。
叔母が孫たちをとても可愛がっていたことが、そして孫たちからも、またその両親からもどれ程愛されていたかが伝わる言葉だった。母の弟妹のうち88才の末妹の叔母だけが存命だが、葬儀には列することかなわなかった。でも列席したその息子から報告を受けていることだろう。残された叔母にどれほど慰めとなったことか。

拙作の挽歌を
さざなみや 滋賀の浦浪 吹く風よ 去りにし人の 香をとどめまし

2014年4月10日木曜日

英雄は戦争にでることで、自己から逃避する;イーゴリ公

本日、新宿ピカデリーで上映されている、「イーゴリ公」(メトロポリタン歌劇場のライブビューイング)を見てきました。この歌劇はボロディンの遺作でしかも未完成であったものを、リムスキー=コルサコフとグラズノフの手により完成されたもの。
今回のディミトリ・チェルニアコフの新演出は幕が開く前に”英雄は戦争にでることで、自己から逃避する”が英文で幕に映し出され、るとこらから始まる。南方から圧迫するポロベンツ人(韃靼人)を討つとして今のキエフ付近を支配していたイーゴリ公は勇んで出陣し、破れ、捕虜となる。真っ赤なケシの造花が舞台一面に咲き乱れるなかで、繰り広げられる、虜囚の身となったイーゴリ公の状況が、うつつと頭の中の幻想を織り交ぜて描かれていた。実に合唱が多い。よく知られたポロベンツ人(韃靼人)の踊りもこの幕で演奏される。いろんな演出版がYouTubeには載っているが、ここはせっかくなのでMET版=https://www.youtube.com/watch?v=qT5nhpyEmrcを; 話は、イーゴリ公留守中の事件や、その後イーゴリ公の故地がポロベンツ人に攻め込まれる。ポロベンツ人から逃れたイーゴリ公が帰国し、再建に立ち上がるという、まあよくある話ではある。作者はイーゴリ公に終幕近くに、功名心に駆られて、飛び出してしまったと語り、ロシアの諸公に力を合わせて外敵に対抗しようと歌わせている。ロシア、ウクライナから優れた歌手を呼んで作ったこの歌劇、なかなか素晴らしかった。タイトル役のバス・バリトンのアブドラザコフはさすがだった。ウクライナのソプラノ;オクサナ・ディーカ(上品な美しさが心に残る)、来期はMETでカルメンを演じることになっているという、メゾソプラノのラチヴェリシュヴィリなどなど、主役級がわきを固めてなかなかのものだった。

2014年4月8日火曜日

小金井公園

高等学校の同期5人、久しぶりに集まりました。今回は都立小金井公園で桜を見ながらしばしの時を過ごしました。
最寄駅は西武新宿線花小金井駅とJR中央線武蔵小金井駅。両線に挟まれ、玉川上水に沿って展開する広大な公園です。我々がいたのは、上の写真の左側、全体の1/4ぐらいの領域です。上の写真も、下の写真もクリックすると大きくなります。
ちらほらと散り始めた桜の下で、ビールとお弁当でしばし歓談。それにしても見事な桜の木々でした。
敷地内にあって、すぐそばの江戸東京たてもの園に入り、ぶらぶら展示の建物群を見てきました。実にしっかりした建物が多く、感じ入ります。高橋是清館では、是清が孫娘さんと写ってる写真に見入りました。実に良い顔をされているのです。仲間5人、お互いに互いの顔を見ながら、「あのようにありたい」と発したことでした。「無理だろうな」というような顔をしつつ。

友人の一人、よくとってあったなーと思うのですが、夫々が彼にあてた手紙やはがき(若い時から)を持ってきて、袋に入れて夫々に渡してくれました。ゲー、ひでー文体が踊っています。そのうち返すねと言ってもらって来ましたが、よくマーこんなこと書いたなー なんてのもあり。歳を取って後のものは、それなりに落ち着いてきていましたので、ホッ!!です。
中に草書の表書きの封書があり、ひっくり返したら父の名前の下に”内”と。へー!母が彼に宛てて、手紙を書いていたのでした。中身は彼の結婚に対する祝詞と何かを送ったようなことが書いてありました。私達の結婚披露宴の司会をしてくれた彼への親としての感謝の気持ちからきたんだろうなと、今は亡き人に思いをはせた次第。

2014年4月6日日曜日

嬉しくも珍しいシーン@おもちゃの病院(橋本台リサイクルスクエア)

本拠地、橋本台リサイクルスクエアでの今年度最初の おもちゃの病院がありました。会員が増えて、多くの会員が集まる本拠地での開院には、ほとんど参加しなくなったのですが、今日は病院終了後に総会があるので参加しました。私は通常は自分の担当するこどもセンターでの開院時には参加しています。
おもちゃの病院の名が知れるにつれ、なおさらの現象なのですが、親子連れで、時に大人だけで、おもちゃを持ってきて、直してくださいと言って、修理中は消えてしまって後で取に来るケースが多いのです。
これは本来のおもちゃの病院の趣旨とは違うのです。子供たちに、もったいない精神を伝え、更には分解し、何が悪いか調べ、直すところを見てもらい、大げさに言えば科学する心が育めればという願いがあります。おもちゃのお医者さん(主にシニア技術者、私みたいな趣味の域を越えないのも偶にいますが)と患者(要修理のおもちゃ)を連れて(持って)きた児や保護者とが会話を交わしながら治療(修理)を進めることが望まれるわけです。そのうち保護者と子どもとで直すきっかけになってくれればという思いもあります。
今日は久しぶりに珍しい風景に接することができました。お母さんの横顔を見て下さい。食い入るような眼をされています。つられて小さな坊やもじーっと見ていました。もう少し小さな幼児をあやしながらでしたが、この親子は最後まで見ていました。これで、この児の脳細胞はきっとすごく活性化されていたことでしょう。嬉しいですねこういうシーンを見るのは。

2014年4月4日金曜日

振り返って見ると

このブログを始めて、ほとんど6年目になるなーなんてふと思って、よくマー雑多なことを書いてきたなーという感慨がありました。そんでマー、どんなお話を沢山見て下さっているのかなーと全期間に関する統計を見てみたら、我が意を得た感があったのもあれば、へー!というのもありました。
ページビューが500のところで次がガクンと下がるので、そこを境目にすると上位は5個となりました。

1) 分解のすすめ (自転車屋さんにもらったベル) 2008年7月7日掲載 1357ページビュー
2) 酒粕+豆乳/ヨーグルト (補遺を付加) 2012年2月10日掲載 805ページビュー
3) ラックスキット 2008年12月22日掲載 743ページビュー
4) 手作り3極モーター 2008年10月21日掲載 558ページビュー
5) 雄龍籠山の金毘羅社と川尻八幡宮そして横山荘 2008年8月15日掲載 496ページビュー

我が意を得たのは何といっても「分解のすすめ (自転車屋さんにもらったベル)」がダントツの1位だったこと。理科で遊ぼう会でも、笑ころの仲間でもあるM氏(NOBさん) と是非、分解講座をやろうと電話で話したのがつい最近のことだったので、これは意を強くしました。
へー!の印象が強いのが第2位の「酒粕+豆乳/ヨーグルト (補遺を付加)」。他の4っつが2008年に載せたもので、まあ年月分の重なりの効果が見えますが、これは2012年掲載でまだ2年しかたっていません。この調子で増えれば遠からず1位になりそう。食べ物関係、ちょっと変わった題かもしれないですが。
次の「ラックスキット」は昔、アンプを安く上げようとラックスのキットを買って組んだ時の作成の指示書が出てきたので、そのことを話題にしたもの。真空管式のアンプで、今でも楽しんでいます。ラックスに対する支持者が多いことを認識しました。配線図をはっきり見えるようにしてくれないかという読者からの依頼があったのですが、昨年末その本を見つけ出せたので、配線図を撮りなおして、補遺的記事を載せましたが、過去6か月では一番多いアクセス数です。ラックス万歳です。
「手作り3極モーター」は2極モーターに比べて細工を要するので手作りという点に着目して見て下さったのかなーと思います。今や溶接棒を安くで分けてもらってそれを軸棒にして教材として供していますが、当時はまだそこまでいかず、太い針金を伸ばして軸棒にしていました。ガタガタのモーターです。兎に角、簡単に作れるよということを示したかったんだと思います。
5番目が私の趣味の一つ、郷土史もので、この記事は随分と時間をかけて調べたものでした。郷土史ものでこれが一番たくさん読んでいただいていることに喜びを感じました。
もう一つの趣味の歌に関しては、いまいちです。一番多いのがエリーナ・ガランチヤに関する記事で第8位の204ページビューでした。

2014年4月3日木曜日

上溝あたりの桜はほぼ8分咲き

4月1日、郵便局に出たついでに桜見物。上溝小の大桜は見事です。
その足で横山公園を通ってせどむら坂の上から姥沢入口に降りて帰って来ました。横山公園では花見を楽しむ人たちがかなり出ていました。
枝垂桜も、緋桜も交じってほぼ8分咲きでした。横山公園では、はなももほとんど咲きそろっていました。
うららかに花が咲き、鶯も鳴くし、春爛漫です。鶯のほかには、尾長が桜に来て、枝から枝に移って、あれ何をしてたのかなー、花を啄んでいた?そんな感じがしました。
右は比較的古くからあったと思しきお宅の玄関近くの桜。これも見事でした。