2018年10月9日火曜日

就活。バカな!

大学は学問を追求する場である。就活とやらで学業がおろそかになることを苦々しく思っていた。
企業が青田買いと称して、在学の学生を翻弄するすることは許しがたいことと思っていた。 大学卒業は企業に就職する為の資格ではない。大学は企業に対する人材保証機関でもない。職業教育をする場でもない。
特に4年生は卒業研究という大事な時なのだから、本来就活なんかにうつつを抜かしているひまはないはずである。
もし企業が卒業生を獲得したいのなら、本来、就職を決めるのは卒業してからにすべきである。それが筋ってものだ。
もしそうではなくって 優秀な学生を少しでも早く獲得したいのなら、そしてその為に 就活解禁の設定を止めるというのなら、良い機会だから、就職を決めた瞬間に学生は大学をやめて働くことにすればよい。 それはとてもすっきりしている。

2018年10月5日金曜日

18歳 (対称) 81歳

家内がある会合に出席して一枚のプリントをもらってきた。爆笑!一寸拾ってみた

道路を暴走するのは18歳     道路を逆走するのは81歳
心がもろいのは18歳       骨がもろいのは81歳
心がドキドキするのは18歳    動悸が止まらないのは81歳
恋に溺れるのは18歳       風呂に溺れるのは81歳
まだ何も知らないのは18歳    もう何も覚えてないのは81歳
自分探しの旅をしてるのが18歳  出かけたままを皆で探してるのが81歳

未だあったけどこの辺に。漫談で聞きそうな話。 まともに怒らないでね!
いやはや、あと3年と8か月で私も81歳なんだっけ!
だけど、私、まだ左側の方のような気がするぞ。道路じゃないけど、暴走意見を言ったり、いまだにああでもないこうでもないって迷ったり、 心ときめかしたり、好奇心は衰えてないし、まだ知らないことが多いし。
でも、ボケて来たっていう人が居る。ブツブツ・・・

2018年9月13日木曜日

「世界を変えた書物」展@上野の森美術館

以下、写真をクリックすると大きくなります。
「世界を変えた書物」展@上野の森美術館に行ってきた。科学技術に関連した画期性のある書物の展示。
構成は 古代の知の伝承、ニュートン宇宙、解析幾何、力・重さ、 光、飛行、物質・元素、電気・磁気、無線・電話、電磁場、 原子・核、非ユークリッド幾何学、アインシュタイン宇宙 とセクションを分けて、金沢工業大学が所蔵するコレクション”工学の曙文庫”から選りすぐりの稀覯書約100冊が展示されている。 よくこれだけの本を集めたなと思う。
コペルニクス、ガリレオ、ニュートン、ライト、 ゴダード、フランクリン、クーロン、ファラデ-、エディソン、アンペール、 マクスウェル、パスカル、ボイル、ダーウィン、メンデル、レントゲン、 キューリー、シュレディンガー、プランク、湯川、アインシュタイン、・・・ 等々。
リリエンタールの鳥の飛翔に関する研究の図書も展示してあった。飛行機の研究の曙。(右写真)
ニュートンのPrincipiaなど数冊の本のレプリカを手に取って中身を見ることが出来る。
多くが手始めの研究。研鑽の結晶が分厚い本になっているのを見ていると、本当に謙虚な気持ちになる。また関連性のある本がセクションごとに整理されて展示されているので、互いの影響の仕方も見えるようになっている。 入場者は男女半々ぐらい。
上野の森美術館;入場無料。9月24日まで。

相模原上空、オスプレイが飛んでいた。

2日前だったと思う。南の方から相模原兵器廠の上を飛んで立川の方へ飛んで行く一機のオスプレイを見た。 プロペラ(ローター)を進行方向に向けていた。巡行飛行状態であろう。
その2、3日前にも一機が巡行飛行状態で北西の方から飛んできて相模原の兵器廠の南の方をぐるっと回って旋回し これも立川の方ではないかなと思われる方向に飛んで行った。
巡行飛行状態なので、安定状態と思われる。離着陸の時はローターを垂直方向に向ける。その切り替えの時の操縦 が難しいらしい。事故が起こりやすい状況になるらしい。どんなふうに切り替えるのだろうか、面白いと感じる。

2018年9月3日月曜日

忘れられていること;公私。

スポーツ界でいろいろ問題が起こって、話題になっているが、常識外れの事ばっかり。そんなことが分からないのか、と思うほど 馬鹿げたことが行われている。レスリングやボクシングの問題は相手にするのもばかばかしかったけど、今回の体操協会、 もう少し、公私がはっきりした人たちから構成されているのかと思っていたので、全くガッカリ。

ある大きな名門体操クラブを運営している塚原夫妻が、夫々、日本体操協会の副会長と女子強化本部長に就任している と知って、そんなバカな!、驚いている。夫妻はともに過去にオリンピックで活躍した人たちだったことは、良く知っている。 立派な選手だったことは、協会の主要人物になる資格の一つとはなると思う。 しかし、強力な体操クラブを運営する夫妻がそろって、協会の幹部 になるということは本来避けるべきことではないか。もし、二人とも余人をもって代えがたいほどの実力者であったとしても、 避けるべきで、本来強い推薦があったとしても、どちらか一人は辞退して然るべきことではなかったか? あってはならないことととして、体操協会が反省すべきだと思う。

それにしても、この夫妻は何故、二人だけがいるところに、若干18歳の選手一人を呼んだのであろうか?それだけで何か意図が あったとしか思えない。選手強化のことで、最重要の事であれば、副会長と女子強化本部長だけがいるところへ選手を呼ぶことも あり得ないことではないと思う。しかしこの夫妻がある体操クラブを協同で運営しているということである。どう考えてもおかしなことで、 公私が峻別されてないことを物語っている。

公私の事もっともっと強く語られるべきではないだろうか?

2018年7月25日水曜日

半端じゃない

サッカーワールドカップの最中から、報道関係者までが「半端ナイ」を連呼するのを見て、不快でしょうがなかったのは私だけだろうか?
おとといだったか、いろんなジャンルのスポーツ選手が参加するテレビ番組で、スキーのスラロームで活躍した皆川氏が「半端じゃない」と 表現したのを見てほっとした気がした。ちゃんと日本語らしい表現を使う人が居たと!

「何気に」というわけの分からない表現も巷間でよく聞くが、気になってしょうがない。何を意味すると思って使ってるのだろう?
「何気」とは何かをしようという心積もりをあらわす。何かをしようという意図もなく(ぼんやり見てたら、とかフト気が付くと)なんて時に、「何気なく」とか「何の気なしに」と表現するはずと思う。したがって「何気に」なんてまったく意味をなさないのだ。

2018年6月13日水曜日

馬はくわないと言う!

この頃、「ビジネスモデル」とか、「経済効果」とか、お金にまつわる話が巷間に溢れていて、辟易している。それも、先見性のある話ならまだしも、目先の効果にとらわれてる話が多い。オリンピックだって、スポーツの祭典とみるより、目の前で発生する経済の効果が語られることの方が多く、本末転倒に感じて、この頃のオリンピックには興味が薄れてしまった。
そんなことをふと思ったのは、トランプ大統領の経済にのみ偏ったやり方に、何ともやりきれなさを感じたからか。
金で思い出したことがある。 私が若いころ、父が自分が学生時代、同じ下宿にいた学生の話をしばしばした。台湾から来ていた金持ちの家の学生の話である。全く金持ちらしくない生活をしていたとの事。
父はチェロを弾くのを楽しんだらしいのだが、「セロを弾くと、やかましくって勉強ができない」と、彼が抗議に来たことを独特の言い回しでしゃべっていた。
台湾から来た学生に関する父の回想の中で、今でも時々思い出すことに、「金か、金は馬に食わすほどある。しかし、馬は食わんと、こう言う。」だった。自分を馬に譬えたのかどうかは知らない。金で儲けるなんて卑しいことととは言わないが、そんな気風があった昔が懐かしい。ましてや貯めるものか?うまく使って社会全体をずーっと住みよくするという素朴な考えはどこへ行ったのだろう。

2018年6月9日土曜日

表彰すべきではないかな!

森友学園問題に関して、近畿財務局の中には文書改ざんを拒否した人たちがいたという。
当たり前の行為だといえるが、当たり前のことが当たり前に行われず、結局財務本省の理財局と近畿財務局において改ざんが行われ、 近畿財務局では自裁する方まで出てしまった。
当然のことながら処罰が行われたが、なんだかなーである。本来トップは半分、責任を取るためにいるようなもので、「自分が責任を持つから、思い切って、きちんとやってくれ」というものではないのか?そうだったら、あんな忖度が働かなかったかもしれない。全責任を取る人がトップにいないとそんなことが起こる良い見本ではないだろうか。
件の財務相は、再発防止に全力を挙げる、それが自分の責任とのこと。どれだけのことがやれるかはなはだ心もとないが、やったらいいことを一つ提言したい。
それは、改ざんを拒否した人たちを表彰すること。当たり前のことをしたともいえるが、当たり前でないことが大手を振ってしまった以上、当たり前のこととは言え、官僚システムの厳しいヒエラルキーの中で大きな勇気が必要であった筈。その勇気を称え、本来こうでなくちゃいけないということを示してほしい。再発防止策の一助になると思う。

2018年6月3日日曜日

父母会???

日大側から日大アメフト部学生達の父母会に声をかけて、両者が協議をしたという。バカなと言わざるを得ない。競技者たる学生たちが独立に声明を出しているにもかかわらず、である。
これでは、「大学の、大学による、大学のための学生スポーツ」に陥ってしまっている日大の学生スポーツの根本的な問題は解決しない。「学生の、学生による、学生のための学生スポーツ」という、本来あるべき姿からほど遠い。ヘッドコーチ、コーチはあくまでも、技術指導、そして学生の自主性が育ち、暴走したりすることの無いように、助言者として機能するべきものだ。


2018年5月31日木曜日

見栄は張るけど、誇りも正義感もない。

彼の方は、「関与」という言葉を「金銭の授受」だけを指すかのように言い換えた。まあ金銭授受以外での関与が暴かれても、安全であるように逃げたと言えて、語るに落ちたとも言えるが、見栄を張っただけなんだなと思った次第。
だけど、実に情けないのは、首相と言うとても責任の重い名前を騙られて、「怒る理由がない。」とは!この人、首相という地位にいる自覚が全くないのではないのか?この話は個人の域を超えた話であり、「首相」という重い責任を負った名前を騙られたのだ。
個人が貶められただけなら、怒るか怒らないかその人の思いでよかろう。「首相」という地位を貶められて、過去、未来の首相に対して強い責任を感じないのであろうか?
正義感、「首相」という重い責任の地位を占めている誇りも無いのであろうか。

2018年5月30日水曜日

Y字ドライバー

ねじ回し(ドライバー)といえば、普通は+ドライバーか―ドライバー。ねじの頭に+か―の溝が彫ってあって、ねじ回しの先端がそれに適合するようになっている。たまに、三角形が上向きと下向きに重なったような、六角形のものもあるが、それら三種類のサイズが違うドライバースクリュウを取り揃えたセットは比較的簡単に手に入り、私も持っている。
先日、テーブルタップの故障を直そうと、裏を見たら、なんとねじの頭がY字に切ってある。そんなの初めてで、驚いた。近くの百均ショップの工具コーナーにはY字の溝に対応できるドライバーはなかった。でもさすがハンズ、工具コーナーにありました。さっそく購入して、件のテーブルタップの内部をあけて直しました。

それにしても、なぜ、こんなにいろんなねじを作る必要があるのでしょう。標準化して決めておけばよいのに。ドライバー業界のためにやってるのでしょうかねー?
そのうち卍型のが出たりしてー。まさか、そんな馬鹿なことはないか!

2018年5月27日日曜日

次の場面は学園理事長が県知事&市長に謝りに行くの図。

あんなこと言っちゃって、ホンマかいな!学園側が県や市に嘘をついてしまったと発表した。たとえ学園の一職員が言ったとしても、学園を代表して県や市に対して言ったのであろうから、学園の理事長が県知事や市長に謝りに行くのは当たり前として、その後どういう対応が取られるのか??
学園としては当然そのような嘘を言った、または言わせた職員の処分もせねばならない。
ここでも、見苦しい場面があるのかなー??

県や市は学園と一緒になって獣医学部が設置されるよう、国への働きかけをする大きな動機、判断材料となった筈ゆえ、学園に対して今後気を付けてくれぐらいでは到底済まされない。県や市がどんな態度をとるか興味津々だ。

2018年5月24日木曜日

清々しかった。頑張ってほしい、若い世代。

政府にしろ、大企業にせよ、大学にせよ、危機に際しての対応に全く清々しさがない。直截さがない。
そういった中で、日大アメフト部を辞めた、宮川君は実に直截で、自分の非もしっかり認め、表情も覚悟を定めたもので、 実に清々しかった。あまり褒めてもいけないが、凛々しささえあったと感じている。

小松左京が書いた日本沈没という小説がある。地殻の巨大変動により日本列島が物理的に沈没する。その過程にあって 日本人がどんな行動をするかを描いている。今起こっていることをじっくり見ていると、私は日本沈没が起こっているような気が してならない。物理的にではなく人的に。
願わくば、宮川君のような若い人たちが、このバカげた状況を反面教師にして、新しく社会を再構築してくれることを願う。 そして、もう終わってしまってるような人たちが指導者面をするようなことがないように、もっと若い正義感、進取の風に満ちた年齢の、 人達が指導者となれるような社会を作らねばならない。

アメリカ合衆国の故ケネディ大統領が大統領に就任したのは44歳。 そんな年齢の人が指導者になるようでなければいけないのだ。そのためには若い人たちが速く真の大人に成熟するように 社会の甘えた構造も、過保護の環境も壊さねばならない。
我々年寄りは、若者の邪魔をしないように、自分で考え、自分の言葉で語り、自分できちんと責任ある判断を出来る 人達が少しでも多く育つように、見守る努力をしたいものと思った。

若い人たちよ!終わった人達のことはどうでもよいから、諦めずに、希望を持って、社会を切り開くべく、前進して欲しい。

2018年5月19日土曜日

学生スポーツとしてのアメフト

プロのスポーツではないのだから、作戦の立案は当然学生もかかわるものと思っていた。ところがアメフトは組織的な動きで役割がはっきり決まっていて、トップが事細かにプレーヤーの動きまで指揮するとか。プレーヤーが指示に従わないと組織としての動きがバラバラになるので、指揮者の指令は絶対なのだという。
いま、アメフト選手の反則が問題となり、反則に関する指示があったかどうかで喧しいが、ルールを守ったとしてもこの話には???である。 つまり、学生スポーツという観点から言うと、何とも違和感が生じてしまう。プロのスポーツならその有り様は分からないでもない。対価を受けての活動なのだから。だけど、学生が指揮者の言うことにただ従って動く、絶対服従とはどういうことか?そこで彼らは一体、何を学ぶのか?
20才代前後に達した学生が学ぶよう求められることは第一に批判精神を養い、自分で考えて行動する力を養うことのはず。言われたことをただ盲目的に従うのでは、それは学生の本分に悖る。

最近、大学の宣伝に、強いスポーツ集団を持つことが手っ取り早くて、重視されるようだが、上意下達で、学生たちが一糸乱れず命令に従うことによってのみ強くなれるというのであれば、これは学生スポーツと認定しない方が良いのではないか?
それでもなおかつ大学がアメフトによって宣伝効果を得たいのであれば、学生を使うのではなく、プロ選手を雇えばよいと思うが、どうだろうか。

5.16;角館にて

朝秋田から秋田新幹線を利用して角館へ。新幹線だけど、秋田駅のプラットホームも在来線仕様。走るコースも在来線そのままで踏切もある。だけど線路は狭軌ではなく、標準軌(秋田駅周辺では狭軌の列車と標準軌の列車が混在できるように3本のレールの部分があるという)。何故ミニ新幹線と云うんだろうと角館駅で駅員さんに質問してみた。
骨子は、新幹線に乗り入れられねばならないので、車体の下につける台車は標準軌でなければならない。
レールは在来線上に標準軌を敷設しなおす。だけど在来のトンネルを通ったりするには車体は在来線仕様でないとだめ。したがって幅狭の車体。だからミニ新幹線と云うとのこと。確かに新幹線では椅子が2+3=5列に対し、ミニ新幹線では2+2=4列でした。
ここを走る在来線列車も台車だけは標準軌に取り換えてあるそうな。お金かかるから3本レール方式を貫きゃいいのにと思って調べたら、そんなことすると、レールの擦り減り方がばらばらなことになって、保線が大変だとのこと。納得。
さて、角館を訪れたのは、やはり武家屋敷周辺をちょっと見たかったから。ここの殿様は佐竹北家で、いわば本家の一支藩。だけど今の秋田県知事は佐竹北家の当主とか。その佐竹家だが、河内源氏の棟梁八幡太郎義家の弟、義光を祖として常陸北部を永く支配していたが、徳川家康によって秋田へ移封されて、江戸時代も生きぬき、明治に入って華族に列せられている。
上級武家でも謂わば陪臣。決して豊かな生活ではなかったと思われる。勘定方を担っていたという石黒家は今も子孫がお住まいとのことだが、ごく一部が公開されていた。医療にも携わったとかで、解体新書の写しも公開されていた。そのほか広いお庭を公開されているお宅も。欄間に亀が彫られている。しかも木の縞模様が川の流れのように生かされている。
道路が広い。これは昔からそのままとのこと。武家屋敷の地域には枝垂桜、楓などがよく見受けられた。
とても落ち着いた佇まいの町です。

2018年5月17日木曜日

5.15;五能線(十二湖)

この日はくっきり晴れた。
車窓からの岩木山の景観、ゆっくりすそ野をひいて、素晴らしかった。

弘前から特急、リゾートしらかみに乗車。最初「橅」編成、途中から「くまげら」編成に乗り換えるという通常はない特別の事があった。  
 
橅編成列車と千畳敷駅では15分間の海岸での散策。粋な計らいがある。
そして、素晴らしい景観の海岸線ではゆっくり走ってくれる。
十二湖駅で特急から降りて、バスに乗り十二湖の青池あたりまで。そこからちょっと山道を歩いた。
この日の歩数は7600歩。橅林、エンレイ草、ヒトリシズカ、そして澄んだ湖沼等々、楽しみながら、大部分が白神山地のごく一部を歩くのに費やされた。膝が悪いかみさんが、杖を突きながら負けん気を発揮したのは褒めてやろうと思う。(翌日大分へたっていた。がしかし口だけは達者だったなー)。
帰りは十二湖駅までバスで出て、鈍行に乗って東能代へ。これで五能線とお別れして、奥羽線で秋田まで。そこで泊まり。五能線は楽しめる。良い選択。

言い忘れ、弘前で五能線に乗って、しばらくして、先頭車両で津軽三味線の実演があるとの放送あり。さっそく移動して聞きに行ったら、二人の奏者のうちの一人は前日に 弘前ねぷた村で演奏してくれた人。彼は売れっ子らしい。

2018年5月16日水曜日

5.14;弘前にて

青森についた時から感じていたが、土地の人たちの人のあたりが柔らかいなー、払われる気遣いが温かいなーと。
さて、14日、曇天。5月中旬だが、まだ八重桜が咲いている。紫の木蓮も。リンゴの白い花も見事に咲いていた。
午前中は弘前城めぐり。決して広くはないけど、堀は2重、3重にめぐらされ、高低いくつかの土塁もめぐらされている。
面白いのは、本丸にある天守閣が端っこに作られていること。今般の地震で石垣が崩れそうな気配がみられるとて、天守閣を丸ごと ジャッキアップして本丸の中央部に移し、現在石垣部分の補修工事がなされている。
長方形の本丸は天守閣が端っこにあって、その広い長方形の部分は今はいくつかの銘木のほか桜などが植わっている。 昔は敷地の大部分を使って御殿があったらしい。そんなことが推測される展示がなされていた。本丸の西側に岩木山の すそ野が見えていた。残念ながら曇天のため山容は見えない。
午前中最後に藤田記念公園に寄って、崖の上下に設定された山水をあしらった(?)お庭を楽しみ、昼食後に、公開中 の武家屋敷を見せてもらう。100石とりぐらいの中級武士の家だそうだが、確かに質素なたたずまいだった。
最後に、ねぷた村を訪れた。圧巻は津軽三味線の実演。コンテストで1位になった人だけあって、素人にもは、 迫力は伝わる。撥の一振りでいくつかの音を強弱をつけて発する。 あとで、あの激しい撥の使い方では糸がしょっちゅう切れるのでは?と質問したら。奏者はこともなげに、 そりゃしょっちゅうです。2,3ステージぐらいで取り換えなきゃなんて話でした。
徒歩;12700歩

2018年5月14日月曜日

5.13:三内丸山遺跡&八甲田丸

三内丸山遺跡;青森湾を望む小高い丘の上にあった。5000年前から4000年前ぐらいの頃を推測するのは途方もなく難しいが、すごく楽しみでもあるだろうなと思いながら、ガイドさんの話を聞いた。
柱などは固い栗の木だそうだ、でも既に焼いて虫が食えないようにする技術を持っていたと聞いて驚いた。
ただ、復元に当って、直径2m近いまっすぐ伸びた栗の木は手に入らず、1.5mくらいのをロシアから輸入したそうな。勿論、木は黒々と焼いたものを使っていた。
八甲田丸;今は青森港に博物館として係留されている。お世話になった船。中は随分変わってしまっていたが、列車収容スペースに入ったのは初めて。勿論機関室も。
徒歩;10000歩

2018年4月26日木曜日

マンション中庭のボダイジュ

一年前に住み始めたマンションにはちょっとした中庭がある。四季を通じてなにがしかの花が咲くように設計されている。
今朝、フラーっと中庭に出て、端っこまで見に行ったら、ボダイジュがあるのに気が付いた。一年間気づかなかったとは。この植物の種はくるくるヘリコプターのように回転しながら空中を飛んで行く。我々の”飛ぶ種・舞う種のモデル作成”に取り込まれている植物。これは花の段階から生育を観察するのがよかろうと思った次第。今は花と言えるのかどうかわからないような”もの”がちょぼちょぼとついています。写真の上手な人に撮ってもらうのも一考かな。

ほかの植物はどうかというと、馬酔木がほぼ終わり、アヤメ科アヤメ属のシャガが盛んに咲いています。そして、もくれん科のオガタマがつぼみをつけ始めました。シャクナゲももうすぐかもしれません。写真をクリックすると大きくなります。

2018年4月20日金曜日

しもべであること

公務員はその地位によって、大小いろいろの権力を握っている。だけど忘れてはいけない。彼/彼女達は公僕であるということを。
各省庁の官僚のトップともなれば、自らの能力と努力を全開して上昇して来るのだろう。
だけど忘れてはいけない、トップもまた公僕であるということを。
上であればあるほど大きな権力を握るのだから、勘違いをせぬよう、公僕として、自らを戒めることにおいても、高い能力を持った人でなくってはいけない。
そういう人であればこそ、高い信頼と尊敬を得るのであろう。どれだけのトップたちがそのことをきちんと意識してるだろうか。

所謂大臣と呼ばれる人たちもまた公務員である。”大臣”という名前がいけないのではないかと思うが、勘違いしている人が多い。
昔は大臣(おおおみ)は天皇の臣下であった。今は大臣と呼ばれる人達は主権を持つ国民の臣下の筈である。
ただ、各省庁のトップとして、信じられないほどの重い責任を負ってくれているだから、何か問題があれば、全責任を負うと覚悟してなった人のだから、尊敬もされるのではないか。
地位の名称故に尊敬されているのではない。

この大臣達を選ぶのは総理大臣であり、その大臣達のほとんど多くは国会議員から選ばれる。 国会議員は各省庁の中で階段を昇ってくる人たちとは違う。
そう、忘れてはいけない、その人たちを選んでいるのは我々国民であるということを。 天に向かって唾することなのないよう、優れた公僕のトップたりうる人を選ばねば。

2018年3月13日火曜日

成人

20にもなって、成人式でバカ騒ぎをする。どう見たって大人とは思えない行動をする 連中が沢山いて、多くの人が眉をひそめてみている状況なのに、 何故、更に成人年齢下げるのでしょう。
微温湯の中で、甘やかされて育って、大人になれない連中に、さあ大人ですよと言って、自覚を促そうたって そうは問屋は降ろさなにのは20才の連中を見ていれば、わかるはず。 成人となる前に大人たる厳しい体験をさせて、ほんとに大人たる自覚を持たざるを得なくする 努力の方が大切でしょう。

2018年2月10日土曜日

見渡せば

今日、久しぶりに電車に乗って外出。
プラットホームを見渡して、おやま―

見渡せば スマホ操作の 人の波
   我が手そーっと ポケットにしまう

2018年1月25日木曜日

Speak out "Me too!" in 相撲

今度は春日野部屋ですか。尤もだいぶ前の事らしいが、時津風事件より後のこと。今頃出てくることに違和感があるが、公益の法人としては公表すべきことだった。
公益の法人という枠の中で、一企業としての大相撲協会とはどうあるべきか、あまり深く考えたのではなくって、どうごまかすかと苦心して来たのかなと思わざるを得ない。相撲文化は重要だと思う。だけど拳骨で守る伝統が公益の法人の中でまかり通っては、公益の名が廃る。
一度はガタガタになったっていいのではないかと思う、やられた経験者、Me too!、と声をあげるとよいと思う。大相撲協会の運営中心の全員の頭をクリーンアップするのに資すること大と思う。

大変難しいことかもしれないが、相撲道の伝統はしっかり守って、協会の運営はその時代の組織運営のあり方に即して実施すべきと思う。
いやいや、やりたい放題やりたいというのなら、公益の法人から離れて、おやりになったらいいと思うが。