2012年1月30日月曜日

金のなる木に花が沢山

金のなる木に沢山花が咲きました(左)。花弁は真っ白ではなく、うっすらと紫がかっています。

カランコエは12月ごろに咲くのではないかと思うのですが、時遅れで咲いています(右)。

2012年1月21日土曜日

このごろ耳について離れない曲

このごろ、耳についてしまって、離れない歌曲があります。武満徹作詞・作曲の「小さな空」。子どもの頃に思いをはせるよい曲なのですが、あまりポピュラーではないようです。いくつかYouTubeに投稿されたものを紹介というか記録に。

無伴奏混声合唱用に作られてますが、他にもいろんなタイプの演奏が発表されてます。ここでは混声合唱、独唱、ジャズワルツ編曲版を。先ずは、東混の合唱から
歌詞は
1 青空みたら 綿のような雲が
  悲しみをのせて 飛んでいった
  いたずらが過ぎて 叱られて泣いた
  こどもの頃を 憶いだした

2 夕空みたら 教会の窓の
  ステンドグラスが 真赤に燃えてた
  いたずらが過ぎて 叱られて泣いた
  こどもの頃を 憶いだした

3 夜空をみたら 小さな星が
  涙のように 光っていた
  いたずらが過ぎて 叱られて泣いた
  こどもの頃を 憶いだした

次は、湯川亜也子さんの独唱
湯川亜也子さんは奏楽堂日本歌曲コンクール歌唱部門で奨励賞を受賞した方だそうです。

ジャズワルツへの編曲もなかなか良いです。

聞き取りで作った音符で練習を開始しましたが、易しいようで、案外です。

2012年1月17日火曜日

大分大きくなりました

12月7日に芽を出した水栽培のアボカドが30cm弱まで成長しました。まだ土に植えるのは早いんでしょうね。

2012年1月14日土曜日

江戸東京博物館&新年スペシャルCONCERT(分割_2)

小田急が止まってしまって、このままでは海老名の演奏会に間に合わないと思ったが、こんな時は鉄道マンに聞くに限ると、駅員氏に相談したら、渋谷(田園都市線)中央林間(小田急)大和(相模鉄道)海老名という大迂回をアドバイスしてくれた。この大迂回作戦のおかげで漸く開演15分前に会場に到着。
この会に誘ってくれた旧知のKNさん夫妻と合流。
出演は海老名に拠点を置いて活動する崔宗宝さん(バリトン)、その芸大での同期生の森麻季さん(ソプラノ)宗宝さんの兄でアメリカで活動する崔宗順さん(バス)の歌唱と王晶さんの二胡演奏があった。
司会は青島広志氏。軽妙な司会と新居由佳梨サンの見事な伴奏でとても楽しめる演奏会であったが、特にお兄さんの崔宗順さんの素晴らしいバスの歌が強く印象に残った。こういうバスはなかなか聞けるものではあるまい。
第一部では宗順さんが中国の歌曲を2曲、宗宝さんが日本の歌曲(彼は4日もかけて行われる、日本歌曲のコンクールで奨励賞を受賞したとのこと、三好達治作詞、中田喜直作曲の”木兔”(みみずく)は素晴らしかった)。ついで王晶さんの二胡演奏。森麻季さんの早春賦とStand Alone(NHKの坂の上の雲のメインテーマ)去年の11月にアップされたもののようです。更に宗宝さんと”初恋”のデュエット。宗宝・宗順兄弟のトロイカとアメイジング・グレイス。
15分休憩後、王晶さんの二胡による、マスカーニの”アベ・マリア”。二胡の事は良く分からないが、しなやかな腕の動きが、のびやかなメロディーを生んでいるようで、素晴らしいテクニックの持ち主と思った。
その後はオペラのアリアを夫々1曲づつ、宗順さん(哀れなる父の胸は(シモン・ボッカネグラ))、宗宝さん(懐かしい眺め(夢遊病の女))、森さん(私のお父さん(ジャンニ・スキッキ))と続いた。次に宗順さんアメリカ民謡”ネコを買ったよ”、宗宝さんイタリア民謡”帰れソレントへ”、森さんがヨハン・シュトラウスの”春の声”でプログラムを締めくくった。トリで歌うこの歌は森さん得意のコロラチューラ技法を使う歌。流石で素晴らしかった。2007年の発表だそうですが
その後、アンコールで宗宝さんが宮沢賢治の”雨にも負けず”に曲を付けた歌曲を歌ったが、力強くていいなあと思った
お兄さんはムソルグスキーの”蚤の歌”、
森さんが王さんの二胡と一緒にマスカーニの”アベ・マリア”を今度は歌で、
最後の最後に”エーデルワイス”を演奏者3人そして会場の人たちも交えて歌い終わった。
最後の方に、青島さんから宗宝さんが3.11大震災の復興を願ってというチャリティーコンサートをやっていて、その収益金は「崔宗順東日本大地震支援奨学基金」に寄付し、被災地から音楽の道を志す人に奨学金を出そうという計画とのはなしがあった。奨学金対象に選ばれた人は出来るだけ早い機会に演奏会に出るチャンスを作って、チャリティーに寄与させることも考えているとのこと。海老名では3月18日に行われるが、以下のようなパンフレットが配布された。
たまたま、会場で出会った理科の会のKDさんのご夫妻、更にKNさんの友達夫妻と計4組8人で、海老名の居酒屋でしばし歓談して帰ってきた。疲れたが、久しぶりに楽しい一日だった。

2012年1月13日金曜日

江戸東京博物館&新年スペシャルCONCERT(分割_1)

1月12日は居住するマンションで工事が行われて、断水する可能性大と聞いて、朝10時前には家を出て、平清盛展が特別展として催されている江戸東京博物館へ出かけた。相撲が行われてる国技館を横目に見て、博物館に入り、うどんの昼食を取って、先ず特別展に入った。江戸時代に描かれた人物像などもあったが、厳島神社などから出品された平安期の文物など充実した内容で、清盛一門による納経、清盛と弟の頼盛の合作による紺紙金字法華経など国宝14点、重文24点を含む160点ほどの展示物を興味深く見ることが出来た。
清盛と弟の頼盛の合作による紺紙金字法華経は最初の数行が清盛で、あとは頼盛が引き継いだような形であるが、両者の筆致を比べることも出来て面白かった。伝源為朝所用という小桜韋黄返威鎧は一部が欠損していたが、それだけ迫力を持って迫ってきた。
久しぶりの事なので、常設展も見ることにした。6階と5階に展開する展示は、江戸期以降の江戸―東京に関する展示であるが、とても詳しく、丁寧な展示がなされていて、時々アップデートもされるようで、見るのが楽しい。右上の写真はイベント広場にある、芝居小屋仕立ての展示物。
さて、3時半近くなって、博物館を辞去し、6時半から海老名の文化会館で催される新年スペシャルCONCERTに間に合わせるため、まずは新宿へと急いだ。新宿について、さあ大変、人身事故で運転見合わせとのこと。
次に続けます。

2012年1月8日日曜日

おもちゃの病院初仕事

本日は横山子どもセンターでおもちゃの病院の初仕事。と言っても正月となれば、子どもたちは新たなおもちゃを手に遊んでるでしょうし、開店休業かなと思っていたら、外からのお客さん1件、子どもセンターのおもちゃ3件を扱った。外からのはかなり凝った携帯電話状の電子おもちゃ。スイッチが壊れてて、その辺得意のN氏が対応した。
左は子どもセンターの”ガウガウ”というおもちゃ。電池、簡単な回路、スピーカー、モーター、動力伝達にギヤーが組み込まれている。電源を入れると、怖ーい顔したブルドック君はグーガーと居眠りをする。顔の下ところにある皿に、餌を入れていってある量に達するとスイッチが働き、いびきが止まり、さらに加えるとワン公の顔が急に飛び出してきてバウワウと吠える仕組み。子どもたちに人気だが飛び出して来なくなっちゃったとのこと。モーターが空回りしてる音がしたので、さてはプラスティックのギヤーが割れてるかと中を開けて調べたが、何ともない。
結局ネジ止めが緩んでいた事に気づき、その調整だけで、期待された動作をすることになり、即日治癒となった。

右はぬいぐるみのワンちゃん。可愛く鳴いて、前後の足を動かすのだが、動かない。ぬいぐるみを剥いで、中を点検してるところですが、軸が曲がっていたりして動かなくなっていた。さてとても時間内には治らず、入院治療となり、担当されたMさん家に持ち帰ることになった。
左は電池式で音はスピーカーから出る電動式のピアノ。これもよくあるタイプで、多くの場合は接点スイッチの汚れがが原因なのだが、この場合は中を開けたら、半田付けが外れてた。どの場所につけるべきか判然としない。これも試行錯誤の治療しかなく、時間内には解決せず、入院ということで担当されたSさんが自宅へ持って帰られた。
こんなわけで、今日は子どもセンターのおもちゃがほとんどでした。案外子どもセンターのおもちゃを直す事が多いです。

2012年1月4日水曜日

絵画と音楽のはしごat渋谷

昨日3日は午後早々に渋谷へ。どうも、渋谷の雑踏は苦手です。
昨日の本命は夜7時からNHKホールで催された、ニュー・イヤー・オペラ・コンサートを聴くことで、背の君へのクリスマスプレゼントの実行でもありました。
その前に、文化村で催されてるフェルメールからのラブレター展を見に行きました。といってもフェルメールの絵は3点:”手紙を書く女”、”手紙を読む青衣の女”、”手紙を書く女と召使い”だけで、17世紀のオランダの画家の作品を交えて計40点コミュニケーションを題材とした絵画が1)人々のやりとり―しぐさ、視線、表情、2)家族の絆、家族の空間、3)手紙を通したコミュニケーション、4)職業上の、あるいは学術的コミュニケーションという4カテゴリーに分けて展示されていました。
室内の風俗画が中心で、表情、服の質感の表現、そして光、影など。やはりフェルメールの絵が私には印象が強く残りました。3月14日までやっています。
見終えて、NHKホールの開場の前に夕食を済ませて、少し早い目にホールに入りました。なけなしのお金を張りこんだのですが、それでも3階席。

ニュー・イヤー・オペラ・コンサートを聴くのは初めてですが、少しづつでも人が育ってるんだなーと思いながら午後7時から2時間、楽しみました。テレビジョンで同時中継だったそうで、ご覧になった方もおいでかもしれません。何と言っても極めつけは最後に登場した、世界屈指のメゾソプラノの呼び声高い藤村実穂子さん。
サン・サ―ンスのサムソンとデリラでデリラが歌う”あなたの声に心は開く”を歌いましたが素晴らしかったです。私のすぐ後ろの席の人がブラボーっと大きな声をあげてました。3階席でもこのように聞こえてます(勿論マイクなし)。良好な録音ではありませんが。

藤村さんはフリーの歌手として、ヨーロッパを中心に歌劇に、コンサートに多くの主要指揮者と共演を果たしています。

正月のお楽しみはこれで終わり。12日に海老名文化会館で、森麻季(ソプラノ)&崔宗宝(バリトン)・崔宗順(バス)兄弟の演奏会までお預け。

2012年1月2日月曜日

府中から富士山

府中に行っていました。夕刻ふと多磨墓地の有名人のお墓を拝見して歩こうかということになり、仁科芳雄博士のお墓を見つけたら、そのすぐ右側に少し小さめの石があり、「朝永振一郎 師とともに眠る」とありました。夕日が落ち、時すでに遅いので、山本五十六などのお墓訪問は後日にしてもどりました。

丹沢山塊の奥にくっきりと富士山が見えていました。府中は昔は武蔵の国の国衙があったところ。昔人もこんなシルエットを必ずや見たことでしょう。送電線や大きなビルを別にして。
写真の左端に大山が見えています。そのふもと近くの海老名に相模の国の国衙がありました。両国衙は案外近い所にあったのですね。

2012年1月1日日曜日

恭賀新春



静かで穏やかな元旦を迎へ、久しぶりにのんびりした気分です。歳を重ねるにつれ、お正月料理作りも背の君にとって段々負担になってくるようで、少しづつ縮小しています。来年作るかどうかも分からないので、いつも元旦に食べる雑煮を記録しました。白みそ仕立てで、八つ頭がゴロンと、下に切りもち。八つ頭は昔はもっと大きく切ったのを入れましたが、いまは小さく切り分けて、歳相応の大きさです。(昔、祖父の家に正月に行くと、普通のみそで八つ頭を丸ごと一個煮たのを大きな椀に盛って食した(させられた)のを懐かしく思い出します。男の子だから食べられないでどうするなんていわれて。)

サテ近くの神社に出かけようかと言っていたら、グラっときましたね。震度はただの4でしたが、比較的長かったように思います。もしかしたら一波乱あるのでしょうか。地震のコントロールは今は出来ない相談です、対処を間違えないように心掛けることですネ。



北相では大きな神社、午後3時ごろにも神社の外周の1/3周ぐらいの行列が出来ていました。神社の立て替えをするそうで、寄付を募っていました。いろんな考え方があるでしょうから、それもありでしょうか。