2013年9月26日木曜日

久しぶりに横笛尺八

昨日、雨が降る横山公園のあずま屋で久しぶりに横笛尺八を吹いてみました。さぼりありあり。 又少しやって見るかなー。1尺6寸版、春の海を吹くには最適らしいが、この分では覚束ないな。

2013年9月24日火曜日

湯たんぽ??

23日に東光寺のお墓参りに。
背の君のところに送られてくるフランス観光関係の情報メール中にフランスレストランウイークの紹介があり、お寺のすぐそばのレストランが紹介されていた。都立大学駅から歩いて数分、落ち着いた感じの良い店、chouette。いつもはお参りの前にエクセルシオールで昼食を済ますのだが、今般はこちらで昼食。ほんの少し濃いめだが中々良い出来の料理を手ごろな値段で出していた。と言っても、翌日以降大いに節約する必要を感じるが。
その店の壁に柄のながーいお鍋のようなものが飾ってある。ふたには穴が開けてある。「これ何?」って聞いたら、「いや実は湯たんぽなのです。」「お鍋の一種と思ってお土産に持ってきてくださった方がおられて、うちでもそう思って飾ったのですが、実は調べたら・・・」なのだそう。「どうやったら湯たんぽとなるのか?」「なぜ柄が長いんだろう」「昔は金属の入れ物に炭を入れて、アイロンとして使ったが」なんてひとしきり。未だ解は無い。

東光寺には、奥州探題から転じて武州世田谷豪徳寺付近に土着し、鎌倉公方に仕えた吉良氏の当主の夭折した子の墓三基がある。後に蒔田氏と呼ばれた。
江戸期に、吉良宗家が例の事件で絶えてから、吉良に復姓した。 私が子供のころには、ケヤキの大木などかなり多くの樹木が寺領を覆っていたが、だいぶ切ってしまわれたようだ。

2013年9月22日日曜日

姥沢にて_H25.9.20

散歩のついでに寄った姥沢。ヒグラシの鳴き声を収録しました。
カナカナぜみが とーくでないた 
ひよこのかあさん うらきどあけて
  ひよこをよんでる ごはんだよ 
やっぱりおなじだ おなじだな

2013年9月18日水曜日

姥沢でヒグラシを聞いた

陽が少し傾き始めた頃、笛を4本持って姥沢へ散歩に出かけた。作ってから日時が経ってしまっている笛の調節を兼ねて、吹く練習も。
持参したヤスリで歌口、指孔を少し削って調節。赤い花白い花、野菊、おぼろ月夜、・・・・・。 しばらく吹いていないので運指を忘れている。
さあ帰ろうかなと思う少し前から、なんとヒグラシが鳴き始めた。何年振りに聞くんだろう!! 少なくとも去年も一昨年も聞いてない。数匹が呼応して鳴いていたようだった。カナカナを聞きながら帰り支度。

笛の写真は下3本がハ長調のドレミファ笛(八本調子篠笛)、一番上がそれらより半音低いロ長調のドレミファ笛(7本調子篠笛)。一番下のは初期につくったもの。

そうだ、サトウハチローの童謡の詩 ♪夕方のおかあさん を思い出した。記録しとこっと!
カナカナぜみが とーくでないた 
ひよこのかあさん うらきどあけて
  ひよこをよんでる ごはんだよ 

やっぱりおなじだ おなじだな

2013年9月15日日曜日

スカンクの発する臭い

今夕のNHKの「ダーウィンが来た」は米合衆国の中西部の街を舞台にしたスカンクの生態の話だった。スカンクの発する臭いを研究している人もいるのですねー。
北米、最強のアメリカライオン、ピューマも一度その臭いに接すると、以後恐れをなして近づかないという。いやこのにおいたるや、すさまじいのです。
でもスカンク君、伝家の宝刀は簡単には抜かないらしい。しっぽを立てて自分を大きく見せる。更には逆立ちまでして大きく見せたり、両前足で地面をたたいて威嚇したり。そしていよいよの時にぶっ放すのだそうです。それは気体ではなくって、液体をしかも的確に相手の顔に向けて。


かれこれ35年も前の古い話、米カリフォルニアのサンノゼ(San Jose)に約一年間滞在したことがあり、家族の気晴らしを兼ねて、時折、近くのヨセミテ公園に出かけた。といっても、野越え、丘越えドライブして行くのだが、あるとき丘陵地帯を走行中、前を走っていた車が突然止まったかと思うとすさまじいスピードで走りだした。
車が走り去ったあとには道路上に動物が横たわっている。おそるおそる徐行して近づいて行くと異臭が!「窓しめー!!!」と叫んで、そばを急いで通過したが、通過するや否や凄まじい臭いが室内に侵入。家族4人「ウギャー!!」と大騒ぎ。ちょっと離れてから窓を開け放って走ったが、なかなか臭いは去らなかった。車輪や車体底部に臭いが着くのでしょうね。

スカンクは特別の例だけど、平原地帯を走れば地リスがごろごろ転がっていたり、山間部で大きな鹿が横たわっているのも見た。生きた小熊、親熊は見たけど、熊が横たわっているのだけは見なかった。

2013年9月12日木曜日

東京オリンピックII (2020) えー!

2020年の東京オリンピック開催が決まっておめでたいことではある。招致の実現には多くの方の努力があったし、IOC委員会でのスピーチの数々も大きな意味をもったであろう。
そしてIOC委員の立場から見れば、「放射能汚染水の影響は原発港湾の0.3平方キロメートルに完全にブロックされている」という首相の言葉はひびいたであろう。だけど、現実を考えた時、大丈夫か?と思はざるを得ない。首相は本気で言ったのだろうか?その内、世界的な信頼が徹底的に失墜せねば良いがと思ったのだった。

今朝、ダイアモンドオンラインの山田厚史氏による、世界かわら版「あえて熱狂・東京オリンピックの死角を問う」が載っていた。
それにしても大胆な発言だった、という文言から始まる氏のコラム。
・汚染水は制御不能になっていると言う印象だったのに、首相が「コントロール下にある」と言ったのは「嘘をついた」ことにならないか。
・「原発事故などたいしたことではない」と世界に公言したようなものである。
・2011年には高濃度の放射能物質が外洋に流れ出ている。日本原子力研究開発機構のシミュレーションによれば、来年にはハワイ沖に達するという。いずれ国際的な問題になるだろう。
・「完全にブロックされている」と事実に反する発言をした責任を問われることになるかもしれない。
ということらしい。
首相の国内への人気取り策、ここに極まれりの感がある。

 「日本では「政治家のことば」は聞き流されるが、世界は「政治家の嘘」に厳しい。」と言う氏の言葉は先月採りあげた キャロル・グラックさんの論評と重なってズシンと堪えた。

興味があれば山田氏の発言に。

2013年9月8日日曜日

お茶で嘘が暴露できる、ブラックマネー詐欺

理科で遊ぼう会の仲間の1人がブラックマネー詐欺に関する新聞記事を知らせてくれましたた。読むと裏金というようなものではなく、まさに黒く染まってしまった紙幣或いは紙幣大の紙。詐欺グループは「失敗してこんなになっちゃった紙幣を元に戻すには特殊な薬品が必要。薬品購入の資金を出してくれれば、報酬を支払う」と言ってお金をだまし取るのだそうです。
実際に真っ黒な紙幣を”薬品”に漬けて見せてこの薬品が高いんですよと、騙すそうな。ネットで調べても手口の例が出てきます

そんな怪しげなものに引っ掛からないように注意しましょう。うまい話には乗らないことが安全です。
実はこれヨードチンキをかけて酸化された紙幣が黒くなったのをビタミンCを含む液体に浸すと還元作用でヨウ素の色が消えて元にもどるという化学反応を利用したものだそうです。

実は理科で遊ぼう会では、物質中のビタミンCの量の多少を比較する実験を一つのテーマに選んでいます。ヨードチンキと同じくヨーソを含むうがい薬を薄めて、ビタミンCを含む資料液をたらして、ヨーソ液が無色になるに必要な資料液の量を、いくつかの資料液間で比較してビタミンCの含有量の比較をする実験です。夏休みの終わりごろに依頼を受けて小学校のサマースクールで実験を実施しました。実験を通して子ども達は、一般にビタミンCが多いと思われているレモンや野菜などよりも緑茶のビタミンCの含有量がはるかに大きいことを知って驚くのです。

そこでですが、上に書いたような話が来たら何食わぬ顔をして、黒い紙にお茶をひっかけてください。黒色が簡単に消えるのです。証拠を見せます。
写真左は、うがい薬をティシューに含ませて、紙に塗り付けたもので、2か所とも同じものが塗られています。黒くなっているところ2か所がそれです。
次に緑茶を入れてそれをティシューに含ませて、2か所のうちの右側に覆いかぶせて、濡らせました。
1分も経たたないうちに、右側の写真のように、緑茶をかけた黒い部分は綺麗に消えます。高価な 薬品なんて必要ありません。悪いことはできないのです!

印刷への影響は?という疑問には下の4枚の写真を比べてください。(a)実験前、(b)うがい薬を塗り付けた写真、(c)緑茶をしみこませたティシュウ―をかぶせて液を付ける、(d)液を乾いたティシューで吸い取ったあと。文字はちゃんと見えてます。