娘、甥、姪達5人の最後の独身者の結婚式。娘と甥はそれぞれ日本人同士の結婚をしたが、それより年下の姪達は皆、国際結婚。きっかけは留学。娘を遠くに離すについては二人の弟夫妻それぞれ勇気は要ったようでした。彼女らは国外に伴侶を見つけ、これからも遠く離れて暮らします。でも、情報通信網の素晴らしい発展と旅行も簡単に出来るようになった今日、水杯のような悲壮感もなく、皆(表面上は)ケロッとしています。
式は親の住まい近くの教会で、同志社大に滞在経験のある方の司祭で行われました。開式の言葉は、フランス語、ドイツ語、ついでタドタドシかったが日本語で(司祭は新婦にこの表現で分かってもらえるか?と尋ねたりしながら)語られ、心打たれるものでした。途中で歌われる聖歌、新郎の妹の独唱、証人たちの言葉(フランス語で語るものあり、日本語で語るものあり)式を進める人たちの一生懸命さが伝わる良い式でした。
着物はわが神さんが何とかかんとか着せました。案外さまになっていました。終わって教会の外で沢山記念写真を撮って、そのあと新郎の母親が吟味の末決めたというホテルへ移動。披露パーティーです。ホテルの庭で談笑しながらのアペタイザー。中に入ってテーブルに着いたのは午後8時を過ぎていたでしょう。(注追記:宇宙政治学を志す新郎のはからいか、テーブル名が面白かった。はやぶさ、かぐや、イカロス、あかり等がならんでいました。JAXAが打ち上げた衛星名ですね。)
まず、二人の父親達の話から始まり、それからが長い。先ず手のひらぐらいと見まごうほど大きく厚さ8ミリぐらいのホアグラがドーンと出てきて驚く。そしてビーフステーキ、チーズ盛り合わせ、デザート、と進む間に、仲間によるpptを使った新郎の結婚前の様子や仲間たちが必ず式前に本人にやらせる街中でのどたばた劇(ロンドンまで出かけたらしく街中でラ・マルセイエーズを歌ってる様子(彼は愛国者であるとの話)を見せる)新郎新婦が自分の生い立ちを紹介するppt(最初の親の話と符合して心温まるもの)などが映され。盛り上がって行き、主采のビーフステーキが全体にわたって食べ進んだころ、新郎新婦が先ずワルツを踊り出しました。
そのうち、皆もぞろぞろ中に出てきて踊り出します。神さんもなんとなく踊りたそう。どうも膝の痛みはどこかへ行ってしまうらしい。私もつきあいました。下手だなーと文句を言ってます。そうこうしてデザートが出てきたのは午後11時を過ぎていました。マカロンが沢山くっついたケーキをカットしたものが配られたのはもっと後で、午前1時ごろ。午前2時には帰ろうかなと思っていたのですが、結局我々夫婦と新婦の友達二人がタクシーでホテルに帰り着いたのは午前3時半ごろでした。午前11頃の新郎の親の庭でのブランチまで眠ることになりました。
本当のお開きは皆朦朧としてたのかはっきり返事は聞きませんでしたが、多分午前4時ごろではないかと推測します
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