2009年1月31日土曜日

小学校でモーター作り;その準備(とっても嬉しかったこと)

市内のある小学校で6年生の理科の授業を3クラス1講づつ担当させてもらうことになりました。ちょうど電磁石の単元ということなので、2極モーターを作ってはどうかと思いました。通常の授業ではモーター作りまではいかないとのお話です。教材屋さんをネットで調べてもモーターはブラックスボックスにして利用するものばかりのようでした。もしモーターを作成するキットがあったとしても1000円は超えちゃうのじゃないかと想像します。それは予算的に無理でしょう(全く情けないことですね。人材立国しか行く道のない我が国でこの体たらくでは!)。

ちょうど、当ブログのhttp://wwwonce-on-a-while.blogspot.com/2008/10/blog-post_17.html に2極モーターのモデルを作ったのを載せたので、これを下敷きにして、上図のようなものを作ることにしました。
生徒達が出来るだけ創意を発揮できるように、出来るだけ、ばらばらのままで、アイデアだけ示して考えさせたいところですが、1クラス90分ですのである程度支度しておかないとほとんどの生徒が達成できないまま終わってしまう可能性が高いとのこと。お仲間のT.O.さんと、24日に小学校を訪問し打ち合わせをしてかなりのおぜん立てをすることにしました。これでも差が出て、90分で完成しないケースがかなり出るかも知れません。担当の先生は大変ですがお許しをいただくことにしました。

狙いは
 自分の手でブラックボックスでないモーターを作って面白さに気づくこと
(最初のイントロがとても大切と思います)
 磁石の性質をどのように上手く利用しているかを知ること、
 こんな卑近な材料でも工夫すればモーターが作れることを知ること
です。

さて、生徒90人分の材料の準備です。2月中旬までにすべてが出来ている必要があります。T.O.さんと相談して、基盤は木製にして電源部と一体化させる、軸受けも木製にして、その部分はT.O.さんが担当してくださる。

残りはモーターのステーター、回転子、整流子、ブラシ、の準備です。

ステーターの準備でうれしいことがありました。ホームセンターで厚さ0.3mm、20cmx30cmのブリキ板3枚を購入しました。ここから11.4cmx1.5cmの板90枚を切り分ける必要があります。金切ばさみで切るのは出来ないことはないが、と考えつつ、帰り道に自宅近くの金属加工業の工場の経営者の方をお尋ねしました。以前に一度金属板切断のことで相談したことがあった方です。事情を話したら、いいですよ、と気持ちよく即座に機械で切り分けて下さいました。端っこの方は金切ばさみで切る必要はありましたが、とにかく大助かりでした。左図です。お気持が嬉しくって、深く感謝して帰宅しました。
ステーターは両端に取り付け穴を開けて、折り曲げればよい状態になりました。明日以後の仕事です。

昨夜と今日は、1mmの針金を約8cmmに切り分けてまっすぐにする仕事。モーターの軸です。90個作りました。
これに太いホイッチキスの玉4個続きを軸の周りに4セット取り付けます。そして整流子を取り付けるためのプラスチックのチューブを取り付けます。(下図2枚のそれぞれの左側です。)そして真鍮板2枚を整流子として取り付け、ホイッチキスの逆側にもプラスティックのチューブを用意します。(下図2枚のそれぞれの右側。)




以上です。(図はクリックすると大きくなります。)

残るは
ステーターの穴あけと、折り曲げ。
ブラシを真鍮板で作って取り付け穴を作るです。
ローター廻り

さーてがんばらなくっちゃ。
あッ!そうそう、最後にメカニズムを説明するスライドショウの作成もありました。これはNさんがやってくださいます。

2009年1月25日日曜日

中津川フィールド 竹ファンクラブ

11月に引き続き真竹林の間伐。Wさんが元気なのには驚く。私は、操作はずいぶん手慣れた気がしたが、普段の運動不足がたたって大分疲れた。午後は例によって真竹を割って皿を作り、お箸を作り野趣に富んだBBQ。


こう云う経験はこの年になるまでなかったこと。とても刺激的だった。
焼き鳥、焼きししゃも、トン汁、葱&さつまいものたき火焼きなどがあり、どれもおいしくいただいた。
会員による竹細工の展示(写真左)もあり、見入ってしまった。気がついた時には引き取り手が決まっていた。

今日は予想に反してとても温かい日だったが、河原の梅もほころび始めていた。

2009年1月20日火曜日

子供たちと理科・工作であそぼう:OFF会

1月18日夕刻から鵜の森の人気の焼肉屋さんで、子供たちと理科・工作で遊ぼうのOFF会が行われました。メンバーの60%(12人)の参加です。
昨秋に発足したほやほやのグループですが、ネットでの意見交換と先導的な「遊ぼう」の実施を経験して、今年からいよいよ本格的にやっていこうとする時期になり、新年会を兼ねたOFF会でした。初めて顔を合わす方たちもいて、ちょっと顔を強張らせて会場に現れた人もいましたが、on timeで開始。私のつたない開会の辞+初めて会う方々をお互いに、おひき会わせする簡単な紹介をした後、Mさんの音頭で乾杯、歓談となりました。9人は笑ころネットのメンバーと云うことも助けとなり、知らなかった方たちもすぐ旧知のように打ち解け、私は何も心配する必要はありませんでした。

歓談のさ中、Sさん、Nさん、Rさんというお若い3人(現役で活躍中)の方々が、夫々
トランスヒートコンテナ(CO2を発生することなく発熱する、潜熱蓄熱搬送システム)のデモ、
マインドマップの事例の紹介、
U-CASのデモをされました。

U-CASについてはRさんが後からネットでも見ることが出来ますよと知らせてくれました。http://jp.youtube.com/watch?v=S5qZWQq39iY 
http://jp.youtube.com/watch?v=oOiaso2-PqY&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=W6cFsS8-mqI

磁気に関しては面白いことがいっぱいありますね。風邪でお休みだったWさんもいつか面白い話を聞かせてくださると期待してるところです。

二つの子どもセンターで実施することのほかに、特別授業の実施の依頼も受け、いよいよ外洋への船出となり、緊張していますが、1昨夜はリラックスすることができたひと時でした。

2009年1月17日土曜日

竹田の子守唄

16日、富士見子どもセンターの帰りに、行政道路沿いの陽光台にあるサガミ堂に寄って入院おもちゃの修理に交換として使ったモーターを補給しました。147円也。

そのあと道保川公園に寄って自分で作った八本調子の横笛を吹いてみました。風はなくそれほど寒いと感じなかったのですが、笛は正直で寒いといいます。フーフーと息を吹きこんで、少し音出しをしてから演奏しましたが、私の腕の未熟さを差し引いても、やはり音がかじかんでましたね。



この横笛、孔をあける前に油抜きをして、曲がりを矯正したのですが、それでも矯正しきれず、すこしですが曲がっています。でもお気に入りの一つです。中に桐油を塗っていますが、ジワリと外までにじみ出てきて、鈍い光沢を呈しています。

2009年1月16日金曜日

横山子どもセンター&富士見子どもセンター

本日は午前中、横山子どもセンター(写真左)と午後、富士見子どもセンターを訪問し、夫々館長さんにお目にかかった。両子どもセンターともに、おもちゃの病院のおもちゃ医師見習いとして、過去に1回ずつ訪問している。前者はできて1年ほどのほやほやセンター、後者は実績を積んでいるセンターである。横山の方はおもちゃ病院の開院時に館長さんにお目にかかっていたし、富士見の方は開院時、館長さんはお留守だったが、館員の方に前もってお話ししておいたので、スムーズにお話が出来た。

用件はと云うと、私達が去年の夏に始めた、「子供たちと理科・工作で遊ぼう」に関して、ねらいとその内容に関してお話しすると云う事であった。私が住むマンションの子供たちと行った”遊び”に関するレジュメと、出来るだけ安価にできるようにと開発した教材類を持参して、それぞれ約1時間、とても有意義なひと時を過ごすことが出来た。

館長さんからは大変前向きの提案をいただき、明るい光が差してきたような手ごたえを感じることが出来た。
ほかにお話しし始めているところにも、来週には訪問したいと考えている。

2009年1月11日日曜日

自作の横笛:尺四 練習1

今日はおもちゃの病院:橋本台リサイクルスクエア。大変繁盛して私も3つのおもちゃの対応。ひとつは原因がさっぱりわからずお手上げ。もう一つはスイッチが壊れていることまで判明して、あとは代替スイッチを持ってるおもちゃ医にゆだね。もう一つは、11時半ぐらいに見始めたのですが、中を見ようと思って自動車の上カバーを外そうとして難航。ついに入院してもらって、預かってきました。アンパンマンの絵や人形、顔がついたおもちゃのなんと多いことか。人気があるのですね~。

午後は近くで昼食をとって、その後中津川フィールドへ。笛の練習です。笛は寒いと音が出ないので、寒い時には、あっためて吹くと書いてあったのですが、全くその通りでした。中に息を吹き込んで暖め、吹き始めても、冷たい風が吹いて笛が冷えると急に音が割れたり、でなくなります。吹いたうちでは尺四の横笛がましだったので、それを収録しました。1尺4寸、太めの横笛で、指孔は尺八仕立てです。まだまだ下手ですが、家路(ドボルザークの「新世界より」のさわりの部分)を吹きました。尺四の横笛がようやくオクターブ上を吹けるようになって、フィールドを渡る風と鳥の声が伴奏としゃれたかったのですが・・・、まだまだですネ。



そのうち、自作の八本調子の横笛で竹田の子守唄を演奏したいものと思ってます。

2009年1月8日木曜日

金のなる木に花が咲いたが・・・


ジェイドとも呼びますが、我々お金に縁がない者としましては、別名の”金のなる木”を採用してます。でも金運に恵まれたことはないです。

2年前に咲いて、去年は咲かなかったのですが、今冬は白い可愛い花をつけました。2年前も縁はなかったのですが、今年も我が家に、お金ががっぽり入る確率は限り無くゼロに近いでしょうね。


しかし、この木とはずいぶん付き合いが長いです。かれこれ30年ぐらい、我が家に居てくれています。あんまり大きくならないように時々切っています。お金はもたらしてくれなくてもいいから、我々と仲よくしてネ。

2009年1月6日火曜日

番田付近の散歩

運動不足気味なので、汗をかこうと、番田駅付近まで散歩。目的は駅そばの釣り具屋さん。釣りをしようと云うのではなく、作った笛の割れを防ぐのに普通の糸を巻いていたら、釣り具の補修糸が良いようだと聞いたので、買って試してみた。ナカナカ具合が良い。今日はもう少し太めのを買おうと出かけた。歩いている間に、龍笛もどきを作るつもりなら、管頭部に鉛を入れるがどうしたらいいかな~なんて日頃考えていたことが頭に浮かぶ。そこでハタッと気がついた。錘だ!
釣り具屋さんで太めの補修糸と板錘を購入。龍笛もどき第1号に使う竹は簡易型尺八の唄口テストに使った竹を充てるつもり。これで準備が出来たので、あとはゆっくり時間をかけて作ろう。

番田は旧家も多く、このまま直帰はもったいないので、少し歩くことにした。上溝南小学校の傍に何やら竹林のある旧家らしき家を発見。表に廻ってみたら、立派な長屋門。アジサイ大の原先生の授業にも出ていた、市指定有形文化財「清水家旧主屋・長屋門」のうちの長屋門。旧主屋も外から一部分が見えるが、中には入れない。市立博物館にこのミニチュアモデルが展示されているとのこと。
そこから引き返し、番田駅の北側の踏切を渡って帰ってきた。この踏切のすぐそばには、和田の乱の前哨戦の張本人と目される、泉親衡のお墓なのか墓誌らしきものが井上家の墓地にある(相模原の史跡(座間美都治著))。これについては近いうちにふれることにしたい。

2009年1月4日日曜日

クロガネモチ

相模原北公園をぶらぶらしていたら、クロガネモチの赤い実がいっぱい朝日を浴びて鮮やかでした。
今日は第一日曜日、おもちゃの病院が橋本台リサイクルスクエアであるはずと思って行ったら、休み。そこでハタと思いだしました。4日じゃなくって1週間ずれたと。遅かりしドジの輔・・・・。
そこで散歩。池の傍でクロガネモチに出会いました。比較的大きいのが2本。ともに赤い実をいっぱいつけてました。

歩いてる人も少ないし、池の対岸のあずまやのところで横笛の練習。
レパートリーはまだ少なくって、”竹田の子守唄”、”砂山”(中山晋平作曲の方)、おぼろ月夜。それもよちよち程度。今日から”平城山”をほんの少しだけ開始したところ。これ難しい、1オクターブ半をスイスイ吹かねばならない。
何時になったら”春の海”を吹けることやら。

2009年1月3日土曜日

夕闇の中の富士山

府中のとあるマンション6階からの眺めです。夕闇の中に富士山が黒々とそびえてました。

たまさかに、兄弟そろって何やら話していました。日本にはたくさんの急務がありますが、その一つに小学校の先生方の権威の復権があるのではないでしょうか。しょうもない、理不尽なことを言う’親’を叱りつけるぐらいでないと。先生が生徒を叱ったら、”家では子どもを叱ったことがない”と云って親が学校へ抗議をしに来た、なんて話を聞きましたが、そんな親をはっきりと叱りつけるようでないと。社会に満たされる論調は本当に大事だと思います。

2009年1月1日木曜日

初日の出 尺八 横笛

新年おめでとうございます。午前6時50分少しをまわったころから日の出が始まりました。普段だって同じ光景は見られるわけですが、やはり引きしまった気持ちになりますね。今年やりたいことを改めて新たにしました。

理科の寺小屋は最重要課題ですが、趣味としては笛を深めたいと思っています。今年は簡易型の尺八を作って吹きたいと思います。龍笛じみたものもぜひ作りたいですね。尺八を吹く準備にとプラスティックの尺八を昨年秋購入して練習していました。まだ断末魔と云われそうなレベルですが、昨年暮れに音が出るようになりました。背中をもっとシャンとしないといけないですね。横から撮って見てよくわかりました。
唄用八本調子の横笛も作りましたが、最新のもので”一月一日”を吹いてみました。上打ちもままならないレベルですが、尺八よりはずーっとましです。
最後に作ろうとしている尺八のモデルテストとして、篠竹としては太めの竹の節の所を歌口として細工しました。音が出せるかどうか調べました。有望そうです。現在、ずっと太い篠竹を干している最中ですが、それで簡易型尺八を作るのが楽しみになりました。


ほぼ一分ずつ、初日の出、尺八、横笛、簡易尺八テストの順です。



気まぐれなブログですが、本年もよろしくお願いいたします。