今朝YouTubeでなんとも心揺さぶられる動画に直面し、シリーズ1-9まですべてを見てしまいました。最終の授業を映した映像です。授業といっても、専門の話ではなく、冒頭でランディ・パウシュ本人が「死の直前に伝えたいこと」だといいます。何度も笑わされます。しかしその中で、話の内容に心揺さぶられ、何度かジワーっと来ました。
ランディ・パウシュと云うVirtual Realityの世界では高名な、カーネギーメロン大学の教授が肝臓癌に侵されます。余命が3か月から半年と知り、最終の講義を行います。(別の情報では,今年7月25日に亡くなったそうです。合掌)如何に子供のころからの夢を実現したか、他人の夢の実現を手助けすること、自分の親のことなどなど・・・かなり早口ですが、くせのない英語です。ついていけないところもありますが、字幕スーパーつきです。
癌を語るのはもう厭きた。自分の子供たちや妻のことを語ることはしない、泣けてくるからと語り、子供のころの夢を語り始めます。
子供の時に見たアポロの月着陸、「無重力を経験したい」と思った夢を教授になってから、急降下する航空機の中で25秒間の無重力状態の体験を実現します。それを映像をみせながら語ります。
プロフットボールの選手も夢でした。これは叶いませんでしたが、少年時代のフットボールコーチからの教訓が語られます。批判するのは愛があるからと云う言葉とともに。(彼は後で、プロフットボールチームの練習に参加したそうです)
死を直前にした人の語りとは思えない、活き活きした、こちらが勇気をもらう話です。見てよかったと思いました。
講義の終わりに(シリーズの#9)3人のわが子に遺すためのメッセージであると語ります。これも締めくくりとして素晴らしいです。
ランディ・パウシュの「最後の 授業」1は
http://jp.youtube.com/watch?v=nrFMRuB2lbA
続きは、ランディ・パウシュの「最後の 授業」で検索で行けます。純英語版がいい人は例えば
http://jp.youtube.com/watch?v=R9ya9BXClRw&feature=relatedから調べて行って下さい。
投稿者cubic333氏は次のようなコメントを付けていました。
「2007年9月18日、ペンシルベニア州ピッツバーグ。ハイテクの街として知られるこ の地に本拠を置くカーネギーメロン大学の講堂で、1人の教授が「最後の授業」を行った 。
教授の名前はランディ・パウシュ。46歳。バーチャルリアリティの第一人者と称される 人物だ。最後の授業をするにはまだ若すぎるパウシュだが、実はこのとき、彼には長年親 しんだ大学に別れを告げざるをえない事情があった。膵臓から肝臓へと転移したガン細胞 。医師から告げられた命の刻限は「あと3カ月から半年」。
こうしてパウシュの最後の授業は始まった。スクリーンに映し出された演題は『子供のこ ろからの夢を本当に実現するために』。それは、学生向けに講義をするふりをしながら、 まだ幼い3人のわが子に遺すためのメッセージだった——。
アメリカではネット動画にアップされるやまたたく間に600万ものアクセス数を獲得し たという、心揺さぶられるメッセージ。」
今、子育て中の方々には是非見ていただきたいような気がします。
7 件のコメント :
わ、素晴らしいですね。時間の関係で「1」と「2」しか、まだ見てないんですが、帰宅したら再度…
素晴らしい動画のようですね、是非みてみたいです、情報ありがとう御座います。
子供の頃の夢は、大したことがなかったので殆どかないました(笑)。
大人になってからの夢は、大きすぎて殆どダメ見たいです(笑)。これからも病気にならなければ夢を見続けていられますですねぇ~。
時間を見計らって動画を見てみます。
nemossan, おがちゃん、中さん、菊池さん
パウッシュ氏は本当は自分の子供に、ゆっくりと自分の子供の時の夢とそれをどうやって実現したか伝えたかったのだと思います。
そして、又自分の友の夢の実現に手を貸すことの重要さも。
そして自分が育った環境がどんなものだったかも。
こう云う話はいろんなところにあると思いますが、彼は自分の家族だけでなく、周囲の人たち、そしてムービーを見る人たちに、伝えることの重要さを語りかけているように思います。
わぁ~~~46歳?
自分も切ないし、妻子も悲しいけれど、自分が生んで育てた子供に、自分より先に旅立たれた親は、、、、、。
あ~~~ぁっ、実は私も!!。
他人事ではないのです。
こんなに進化した医療でも、治せない病気がまだまだ沢山あるのですねぇ?
らっこさん
私もランディ・パウシュの両親のこと、実は他人ごとではないのです。
活きられるだけ、活きようと思います。心ならずも先に逝ってしまった者の一部分でも。
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