昨日、事なき、を得たらしいが、携帯電話の画面を見ながらプラットホームを歩いていた小学生が線路に落ち、そこへ快速電車が!その児童がホームと線路の間の空間に入ったのと、快速電車が止まる駅で、電車が児童の位置の直前で止まって、児童は落ちた時の傷だけで済んだという。幸運が重なったね!
そこで思い出したのは、5月22日の朝日新聞の第2面「ひと」の欄だ。携帯電話網の生みの親として”チャールズ・スターク・ドレイパー賞”を受けた奥村善久さんが紹介されていた。
地形や建物が電波の伝わり方にどう影響するか、東京タワーからの100Km圏を走り回って受信実験を繰り返し、「奥村カーブ」なるものを1968年に発表。今でも携帯電話基地局の配置を決めるのに、そのデータが使われているという。
紹介されたやりたい仕事への取り組み方、姿勢もとても面白いし、これこそ研究者と言いたいものだが、ここでの主題は、子供たちが携帯を持つことに、氏が驚いたということ。「あくまでも、ビジネスの道具。学生や子供には必要ない。メールより本を読んでほしい。」
やむを得ず、子供に携帯を持たさざるを得ないお宅もあるかもしれないが、基本的には奥村さんの考えがノーマルのように思う。ちなみに奥村さんご自身は携帯を持っていないとか。
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