2013年5月16日木曜日

橋下氏:記者会見で言うべきことではなかった

橋下徹氏の発言について、あるTV局の朝番組で取り上げられて、橋下氏も登場して議論していた。従軍慰安婦の問題が取り上げられたわけだが、もっと大きな問題に関する発言の中の一つであったらしい。彼の記者会見における最初の発言をつぶさに聞いたわけではないので、彼の弁明が正当かどうかは分からない。問題が問題なだけに、記者会見で述べるべきことではないと思った。適当に処理されて、イメージを作られるだけだ。ただ弁明を聞く限り、理解できるところもあったが、後でアナウンサーの「最初の会見と、今日の話との間に論点のずれがある」と言っていた。
メディアは目立つところを切り取って報道することを百も承知でやったと橋下氏は言っていたが。こういったことを発言するなら、センセーショナルな面は減退するが、正確を期す必要がある。論文として発表すべきではなかったか。書く間には、より深い思慮も働くはずだ。ああいう形で報道されて、イメージだけが先行するだけだ。
侵略の定義が定まっていないなんてウジウジせず、強制連行があったかについて曖昧にせずに、やってしまったことはやってしまったこととして、謝るべきははっきり謝れ。ということには賛成する。その方がずっと未来志向的だと思う。
それにしても、メディアの言わすだけ言わせておいて、コンテクストも示さずに、切り取って報道するというのはよくないね!そういう報道がどういう意味を持つかよーく考えてないと思うし、頭が悪いとしか言えない。

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