2013年5月4日土曜日

昨日は5月3日

憲法記念日でした。

私は現在の憲法は一つの理想的理念を示しているように思うが、世界を眺めまわして見たとき、一つの国が実験を行っているように見える。これで本当によいのか国民が深く考える必要はあると思う。

だけど、報じられるところによると、今の総理大臣は9条の問題を封印して改憲の条件のみを争点にしようという。本当だろうか?もしそうならそれは姑息に過ぎる。
そして更に「国民の半分が賛成しても、国会議員の三分の一が反対すると変えられない。それはおかしい」というのはおかしい。憲法の何たるかを知らない阿呆ではないはずだ。わざとまやかしの論理を振りまわしているように見える。

本来なら、憲法は全国民が受け入れるようなものであってほしいものだが、いろんな考え方があるから全てというのは無理で、大多数という観点からたとえば三分の二があるのだ。国会議員は当然国民の考えを反映しているはずだから、改憲の発議も国会議員の三分の二の賛成によってなされるべきだと思う。改憲がしやすくなるよう条件を変えようなんて、国を誤りかねない。

憲法の持つ問題点があると思うなら正々堂々と述べ、持てる力全てを注ぎこんで国民を説得すべきだ。焦らず真正面から取り組むべきと思う。憲法とはそれほどの価値のあるものだと思う。改憲の条件だけをいじろうなんて、安易なことはなすべきことではないと考える。

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