(表示がうまくいかないところがあり、臨時ですが、まず
ここをクリックしてから戻って来ていただけませんか)
今日は市内の小学校はどこも卒業式だったのではないでしょうか。昨夜、もしよかったらとお誘いを受け、先日、6年生に対して理科の特別授業をした小学校の卒業式を見届けに行きました。
来賓席は勘弁していただいて、保護者席の末席に座らせていただきました。
ほぼ1月前に会った少年少女、全部は覚え切れませんでしたが、それでも見覚えのある子たちが、堂々、緊張、照れくさそう(?)な顔で入場してきました。
我が子の小学校の卒業式には出なかったので、小学校の卒業式は自分自身のそれ以来で、ほぼ半世紀前になります。
自然に恵まれた環境を反映した校歌、決して上手に揃っているとは言えないが、一生懸命歌っている子ら。この辺は私もそういう一人だったかも知れません。
一人ひとり手渡される卒業証書。これは我々の時はありませんでした。
訥々と話された”校長のことば”、インフルエンザの影響か、数人の卒業生が出席叶わず。それを告げる校長の声が震え、私も負けました。
来賓の挨拶は簡潔、とても好もしいものでした。
圧巻は卒業生が壇上にのぼり、6年間を夫々が短い言葉を綴り、繋ぎ合わせていくのです。その中に歌も織り込まれる。選曲もよい。在校生代表の5年生ががそれに向かう形で、また呼応する。
途中でまた負けました。来賓席に行かなくって良かったです。
たった一回しか会ったことがない子らですが、その子たちの直向さが迫ってくるようでした。何とも言えない感動を覚えました。
決して容易ではないけれど、この気持ちを持ち続けて行ってほしいと願わずにはいられませんでした。