篤姫さんのドラマが放映されたが、鹿児島は今和泉でのガイドさんの軽妙な話に思わず噴き出したことを書いてみる。
このドラマが放映されることが決まって、ボランティア―の観光案内が組織され、ドラマが放映されている期間は申し込みに応じて案内するそうだが、以下の2つの話はともに若いご夫婦を案内した時の話とのこと。
1)私が知る限り、篤姫さんの写真は少なくも2枚はある。後家となってからの写真で、髪を下したお姿。宮崎あおいさんは、誰だか区別がつかない、今様の’美人’女優とは一味違うが、綺麗だ。
篤姫さんの実像に接したある若夫婦の第一声「イメージ壊れた―」。
(私は少し斜め前から撮った一枚に、覚悟を秘めたその人の清々しさを感じたのだが。篤姫さんは徳川家にとっては忘れ難い重要人物、その活躍ぶりはドラマで見ることができるのでしょうね~。)
2)「今和泉には篤姫のお父さんの忠剛さんの側室が住んでました」と話したら、別の若夫婦の奥さん「エエー、あんな素敵な奥さんが居たのにー、どうして側室が!」
(そりゃー、樋口可南子さんは美しく、素晴らしい奥方、母親を演じてました。そして実物(お幸の方)もそうだったかも知れませんが・・・。テレビのイメージって影響力強いんですねー!)
その夫が思わず「昔はよかったんだなー」、若妻「えっ!今なんて云ったの」
(一般にお殿様は後継ぎや予備軍をもうけねばならず、側室を持たざるを得ない面もあったのですねー。良かったかもしれないし(内緒)、そうじゃない場合も・・・。男子を沢山持つと、周りを巻き込んで内紛も。養子という手もあったのですが、血筋なんてのも気になったのでしょう。
下級武士の婿入り話は、藤沢周平の小説に沢山でてきますが、厄介叔父にならないために養子口を探すのも大変だったらしいです。
いや、やっぱり今に生きてよかったんじゃないでしょうか)
11 件のコメント :
私は大河ドラマを見て居ませんが、宮崎あおいさんや、樋口可南子さんが江戸時代に居たら、美人の部には入らなかったかもね?(笑)
それにしても テレビや、タレントが及ぼす影響力は、大きいですね?
若夫婦の会話、本当に面白いわね~~~!
今放映されている大河ドラマ「篤姫」人気がありますね、我が家も二人でいつも楽しみにしています、日曜日の夜8時が待ち通しです、テレビの影響力って凄いですね、
若夫婦のお話楽しかったです。
私も大河ドラマは見ていませんが、それぞれの時代によって美人の評価が違うのかも知れませんね。
テレビのドラマを見てその人物のイメージを持ってしまうこともあるのでしょうね。
でもにお殿様も大変だったことでしょうね(笑い)。
篤姫の事をグックッて見ました。そうしたら写真も残っているのですねぇ~。決して今様の人ではなく、目の細い昔の人の感じでした。150年位前の人のようですが、声とか動画は残って無いようですネ。
これからの時代は、動画・音を残すことが出来ますから150年後の人が見たらなんと思うか楽しみです(笑)。ん?。
らっこさん
高校時代に、映画を観る前に小説を読みなさいねと先生に言われたことを思い出します。読んで自分なりのイメージを作っておけば、映画作家の脚色に影響されなくてすむわけで、やっぱり文章を読んで自分のイメージを育てるのは大事なことのように思います。
おがちゃん
本当に影響力は大きいですね。思わず噴き出しちゃいました。「俳優さん、あんたはそう思って演じてるのね」なんて冷めて見ちゃうとつまらないでしょうね~。
菊池さん
藩士が路頭に迷わないためにも、お殿様は知行地を召し上げられないように、必死で後継ぎを定めねばなりませんでした。まるでそのためにお殿様になったようなものかもしれず、案外つまらなかったかもしれませんねー。
中さん
そうですねー。さらに先を考えると、3次元動画、さらにもうそっくりのロボット。うーん、考えちゃいますねー。生きてる時にその人が生き生きと行動し、ものを言ってることこそ意味が・・・。あんまり残したくないですね~。
本当にTVの作るイメージのすごさ
それを信じてしまいますものね。
美人で完璧なご家庭と・・・(笑)
それはさておき
篤姫・・この時代の女性、まさに階段を駆け上った大出世・・でもあるのでは・。
でも晩年は
困窮した生活だったようです。まさに
歴史の真正面の波を見続けたお方として
これから先の大河ドラマの成行きを
楽しみにしているファンの一人です。
トントンさん
気がつきませんでした。
ほんとにほんとに影響力は大きいです。
陪臣の娘から武家世界の頂点へですから大変だったでしょうねー。そして急転直下ですから、すごい人生です。
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