2018年5月24日木曜日

清々しかった。頑張ってほしい、若い世代。

政府にしろ、大企業にせよ、大学にせよ、危機に際しての対応に全く清々しさがない。直截さがない。
そういった中で、日大アメフト部を辞めた、宮川君は実に直截で、自分の非もしっかり認め、表情も覚悟を定めたもので、 実に清々しかった。あまり褒めてもいけないが、凛々しささえあったと感じている。

小松左京が書いた日本沈没という小説がある。地殻の巨大変動により日本列島が物理的に沈没する。その過程にあって 日本人がどんな行動をするかを描いている。今起こっていることをじっくり見ていると、私は日本沈没が起こっているような気が してならない。物理的にではなく人的に。
願わくば、宮川君のような若い人たちが、このバカげた状況を反面教師にして、新しく社会を再構築してくれることを願う。 そして、もう終わってしまってるような人たちが指導者面をするようなことがないように、もっと若い正義感、進取の風に満ちた年齢の、 人達が指導者となれるような社会を作らねばならない。

アメリカ合衆国の故ケネディ大統領が大統領に就任したのは44歳。 そんな年齢の人が指導者になるようでなければいけないのだ。そのためには若い人たちが速く真の大人に成熟するように 社会の甘えた構造も、過保護の環境も壊さねばならない。
我々年寄りは、若者の邪魔をしないように、自分で考え、自分の言葉で語り、自分できちんと責任ある判断を出来る 人達が少しでも多く育つように、見守る努力をしたいものと思った。

若い人たちよ!終わった人達のことはどうでもよいから、諦めずに、希望を持って、社会を切り開くべく、前進して欲しい。

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