大学は学問を追求する場である。就活とやらで学業がおろそかになることを苦々しく思っていた。
企業が青田買いと称して、在学の学生を翻弄するすることは許しがたいことと思っていた。 大学卒業は企業に就職する為の資格ではない。大学は企業に対する人材保証機関でもない。職業教育をする場でもない。
特に4年生は卒業研究という大事な時なのだから、本来就活なんかにうつつを抜かしているひまはないはずである。
もし企業が卒業生を獲得したいのなら、本来、就職を決めるのは卒業してからにすべきである。それが筋ってものだ。
もしそうではなくって 優秀な学生を少しでも早く獲得したいのなら、そしてその為に 就活解禁の設定を止めるというのなら、良い機会だから、就職を決めた瞬間に学生は大学をやめて働くことにすればよい。 それはとてもすっきりしている。
企業が青田買いと称して、在学の学生を翻弄するすることは許しがたいことと思っていた。 大学卒業は企業に就職する為の資格ではない。大学は企業に対する人材保証機関でもない。職業教育をする場でもない。
特に4年生は卒業研究という大事な時なのだから、本来就活なんかにうつつを抜かしているひまはないはずである。
もし企業が卒業生を獲得したいのなら、本来、就職を決めるのは卒業してからにすべきである。それが筋ってものだ。
もしそうではなくって 優秀な学生を少しでも早く獲得したいのなら、そしてその為に 就活解禁の設定を止めるというのなら、良い機会だから、就職を決めた瞬間に学生は大学をやめて働くことにすればよい。 それはとてもすっきりしている。
2 件のコメント :
権兵衛さんに反論するのは、恐れ多いですが。
>大学は学問を追求する場である。就活とやらで学業がおろそかになることを苦々しく思っていた。
★★★
いまどき、学問の追求を目的に大学に入学してくる学生は、99.9%いません。
0.1%程度、学者、研究者になりたい人がいるかもしてませんが。
>(大学は、)職業教育をする場でもない。
>特に4年生は卒業研究という大事な時なのだから、本来就活なんかにうつつを抜かしているひまはないはずである。
★★★
例えば、教育学部を考えます。
職業として、小、中、高、の学校の先生になりたい人が、入ってくると思いますが。
工学部でも同じ。
電気のエンジニアになりたい人は、電気工学科にとか。
日本では、大学に入ったとたん、一年生の時から、学生の最大の関心事は、就職である(勉強ではない!)。
こんな情勢のもと、今回の経団連の就職活動のガイドライの撤廃の事件が起こったわけです。
経団連が決めたガイドラインで、定めた就活開始の半年くらい前から、外資系や、IT企業は、学生の獲得に動いているそうです。
(外資系やIT企業は、経団連に属していない)
これらの企業の「日本の優秀な学生の早めの獲得競争」に、経団連所属の企業が危機感を募らせ、ガイドラインを撤廃したのが実情のようです。
経団連としては、自分達の企業を守る当然の行動です。
これに、慌てた政府と大学側が、政府主導で、新しいガイドラインを作るようです。
いくら、新ガイドラインを作っても、根本的な解決になりません。
21世紀に全く対応せず20世紀に取り残されたままの大学である限り、同じことが起こり、意味がありません。
いや、日本の偏差値教育システムを根本的に変えない限り、この国の再生はないと思ってます。
最後のところの偏差値教育云々とその前のところとのつながりが分かりません。教えて下さい。
私は大学が情けないのだと思っています。
学業の途中で就活とやらで、学業がおろそかになり、単位を落としそうな連中は就職を決めてきても、成績が悪ければ、単位を出さなければ良いのです。それだけです。それでも人を取りたければ企業は中退で取れば良い。
>日本では、大学に入ったとたん、一年生の時から、学生の最大の関心事は、
>就職である
そうであるなら、ハッキリしてることは、大学に入らずに企業に入れば良いのではないですか?明快です。
> 経団連としては、自分達の企業を守る当然の行動です。
だからと言って、大学が彼らがばらまく迷惑を食らう理由は全くないわけで、
大学がもっと強力な対応をすべきと思います。
私もどんな基準を決めてもダメと思っています。青田買いされた優秀な学生がいれば、その学生は直ちに大学をやめて就職すべしと決めれば、変わるかもしれませんね。
或いは、卒業したいなら卒業するまで就活はまかりならんという事にする。
>職業として、小、中、高、の学校の先生になりたい人が、入ってくると思います>が。
これも大学が抱えている、大問題で、教育学部が文化系の位置づけになっている。”先生の理科離れ”なんてことの大きな原因でしょう。
そういう背景で、小学校ですべての科目をひとりで教えるなんてむちゃくちゃなのだと思います。良い教育は知識の伝達ではなく、子ども達の好奇心に火を点けるのが最も大事なこと。先生が面白がってなくってどうして火が点けられるでしょう?
この夏面白い体験をしました。農学部の農芸化学を出て小学校で教えている方(理科教育に熱心な方)と懇意になっていたのですが、夏休みのある日、彼の希望を入れて、あるテーマについて大学の物理の授業じみたことを一対一でやりました。彼は微分積分なんて、忘れてましたけど、食いついて来ました。
彼は大学の物理学を子ども達に教えるわけではないけど、背景にその知識を持ってると、子ども達とのやり取りにもっと深い考慮が出来ると、喜んでいました。
つまり卒業までに何を学んだかより、今何を学ぼうとするか。ではないでしょうか。
意欲さえある人なら、卒業しているかどうかなんてまったく関係ないことだと思うのです。就職のためだけに大学に来るなんてまったく馬鹿げてると思います。
お望みどおり、大学の数がぐっと減る手立てはこの点ではないでしょうか!
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