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高山には、山また山の奥にあるのに縄文時代の遺跡がかなりあるらしい。そして、飛騨の匠の力は律令制が布かれる前から都で活用されていたらしい。相当に歴史が古い。
江戸時代に入ってから、最初は金森氏が支配したが、直ぐ幕府に取り上げられ天領となった。幕府は陣屋を設置して郡代(知行十万石クラス)か代官(数万石クラス)を送り込み差配させた。陣屋は街中に今も残り、博物館として利用されている。左は正門の所。広いには広いが、小大名クラスの知行を得ている人の生活の場としては質素なものに見えた。勿論公的な面もあり、年貢を納めた蔵が(蔵の中に、多くのものが展示されていた)あったし、裁判所的性格も持っていた。
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陣屋を出て、古い街並みに出た。傘をさしながら、古い街並みを散歩。地酒、山車(さんしゃ)も。
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もうちょっとみようと、高山祭屋台会館へ。高山祭で使う屋台が展示してある。研修室では高山祭の様子を上映していた。それをムービーに撮ったのだが、著作権の問題に引っかかりそうなので公開はひかえることにした。
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こんな盛大な祭りをするのだし、笛は売っていてもよさそうに思ったがちっともお目にかかれなかった。連れ合い殿が耳よりの情報をもらって来た。屋台会館近くに和楽という店があって笛を売っているという。早速寄ったが、確かに完全調律したものから、練習用の安いものまで。調律がちゃんとした、良いなーと思うのは二万円弱。今の私にはもったいなすぎるので、諦めた。もっともっと作る方で精進しよう。
1時半発のバスで、平湯経由新宿行きのバスに乗った。府中付近で低速道路になってしまい、家に帰着したのは午後11時ころ。少々疲れたが、面白い旅だった。
2 件のコメント :
山車(さんしゃ)と読むには
なにか訳がありますか?
つい、ダシと読んでしまいますが。
前夜のお魚料理の店(良かったので宣伝してあげると、あじ平)で出してもらったのですが、お店の人が言うには、お酒の名前に”ダシ”というのは変だと言うので”サンシャ”としたんだとの説明。私、すっかり忘れてましたが、我が神さんが覚えてました。
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