2011年10月3日月曜日

英国の湖水地方とコッツウォルズを巡る旅:1

体力的にも、それに何よりも資金力的にも段々陰りがでてきた我々、あと一度くらいかもしれないのだが、私は時間的に余裕がなくって、計画は立てない、そのくせあっちこっち飛び回るのじゃなくって比較的ゆったりとした旅なら良い。なんて贅沢なこと言ってるので、今年はなしかなと思っていた。ところが、わがつれあい殿、イギリス湖水地方をゆっくり過ごす小人数構成のツアーを見つけてきた。執念には敬服した次第。そうなりゃ、お伴つかまつらねばなるまい。

出発前に、前泊したホテルで、我々としては少し高めの和食を取り、これでしばらく郷に入りては郷に従うことに決め、機内食から和食への未練は断つことにした。その航空機会社はバージン・アトランティック。キャビンアテンダントはほとんど日本人で、すっかり拍子抜け。でもなかなか行き届く人たちで快適だった。

サテ目的地、湖水地方は地図中、中ほどの黄緑色に印をつけたあたり。氷河が形成した地形に湖水が点在する。ここで比較的ゆっくりするのだが、最初は強行軍だった。
25日昼前に成田を発ち、12時間のフライト、我々にとっては真夜中だが、現地時間は16時ころロンドン着。機中でどれだけうまく寝れるかが勝負。でもうまく眠れず、眠気と戦いながら約3時間バスに揺られストラットフォード・アポン・エイボンという村(ロンドンから約160km)の、かなり良い宿に投宿。我々の水準から行くとかなり高水準。
機内食を2回もこなしてるので、途中のドライブインでサンドイッチとジュースなど軽いものを買ってちょっとだけお腹を満たして寝ることに。

車窓から見る景色、翌日も右のような羊や牛がのんびりと草をはむ景色を見るのだが、それにしても広々している。山地らしい山地がないのが、日本との大きな違いかもと思っていたが、この国、貧富の格差も大きいようで、金持ちが土地を沢山抑えているらしい。

ついこの間、ロンドンで起こった騒動もムベなるかなである。

26日はストラットフォード・アポン・エイボンでシェークスピアの姉さん女房アン・ハザウェーの家(左の写真、かやぶき?建てつけがー・・・、寒かったろうなー)、シェークスピアの生家、シェークスピアが葬られてる教会を訪れ、その後約310kmのドライブで一路、湖水地方のケンドルの街へ向かった。

2 件のコメント :

木の実 さんのコメント...

もし、今海外に行くとしたら、湖水地方に行きたいと思っています。
少人数構成のゆっくりした旅、良いですね。
ごこかから、ピーターラビットが出てきそうな感じ。
続きを楽しみにしています。

権兵衛 さんのコメント...

時間と資金が許したら、北のスコットランドにも行きたかった。何も計画せずにナマ言ってますが。