
昨日は、江戸東京博物館に里帰りした浮世絵を見に行くつもりだったのですが、実は休館日。急遽行く先を変えて、上野へ。これも主に里帰りしたレオナール・フジタ(藤田嗣治)展を見てきました。没後40年とのことですが、こんなにたくさんの作品がまとまって展示されるのは初めてではないでしょうか。写真を撮ってこれなかったので、ネット上の見出しと会場でもらったプログラムの一部を載せました。展示は4章に分かれ、第1章 スタイルの確立、第2章 群像表現への挑戦、第3章 ラ・メゾン=アトリエ・フジタ、第4章 シャペル・フジタ からなり、日本画の技法を取り込んで確立し、絶賛を浴びたという乳白色の裸婦画、群像の絵もさることながら、晩年カソリック教に改宗して描いた宗教画、礼拝堂のために描いたフレスコ画の習作やステンドグラスなど心に残る作品が多かったです。
概要はhttp://leonardfoujita.jp/にお任せしましよう。
陸軍軍医総監の二男に生まれたが、父の許しを得て画家となった。反骨、熱血の人と云う印象。第2次大戦終了後フランスに帰化した。
このような展覧会が開かれるチャンスはなかなかないと思います。お勧めです。



