プラド美術館では王室が持つ絵画を公開しており、世界3大美術館の一つとか。ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコらのスペインの画家を中心に絞って見るのがやっと。国立ソフィア王妃芸術センターで見たピカソのゲルニカとそれにかかわる習作が何といっても見応えがありました。
バスから町を見て、トレドへ移動。
スペインは、古くはローマ時代、そのあとゴート族の支配、更にアフリカから侵入したイスラム文化、そしてハプスブルク文化と興亡を繰り返したことによる、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の文化の混合の反映が印象深い。
トレドの町は3方をホタ川に囲まれた丘の上に出来た天然の要害を利した古都として、今も大切に保存され世界文化遺産となっている(何とかタワーなんて、どこかの国の古都にある異物みたいなものはありません)。丘の上から下に降りて来て川を渡り、バスでホテルへと移動したが、前日からの疲れは大きかった。
川を隔てて外から見た街が、夕日に染まっている姿が印象的でした。
10 件のコメント :
一度コメントを入れましたが、ありませんので投稿に失敗したのかも知れません。
遠い旅路ですと疲れが溜まりますよね~。
菊池さん
だんだん移動に対して弱くなっていくようです(笑)。まだボーとしてます。
ヨーロッパはどこへ行っても似てる筈なんて、たかをくくっていましたが、違いました。スペインは面白い風景です。
また、歴史的つながりが長いというだけでなく、スペイン人は自分たちはヨーロッパのはずれにいるという意識が強いとかで、ヨーロッパの中心に対するコンプレックスの裏返しで、日本人に対する親近感が強いと聞きました。実際お店での反応もそんな感じでした。
お疲れ様でした。写真中々良く撮れていますねぇ~。行ったつもりでゆっくり拝見します。やっぱり、日本が一番ではありませんかぁ~(笑)。
中さん
”かみさん”に引かれて”スペイン”めぐりと思っていたのですが、行ってみるとそれなりに面白かったです。
勿論日本が一番です。でも、日本は文化の維持、政策の賢さ、公共心の高揚などなど、外国に学ぶところは多いな~と思いました。
お帰りなさい、お疲れ様でした、ブログ楽しく拝見させていただきました、まるで自分が旅をした気分です、ありがとう御座います。
おがちゃん
けっこう楽しみました。被征服の歴史に彩られている社会ですが、何か温かさを感じる社会でした。
パスポートを持って飛行機に飛び乗れば
もう異国・・・地球も本当に狭くなりました。
?十年前には、想像も出来なかった異文化体験が、こんなに身近になるとは・・・です。
奥さまとの旅・・日本も異国もそれが
一番ですね
お疲れ様でした。ご夫婦で楽しいご旅行をされたことと思います。
プラド美術館はマドリードに出張した時に見に行きましたが、じっくり見始めると丸一日あっても足りませんね。リタイヤしたら夫婦でゆっくり見に行きたいと思っていますが、まだまだ先の話です。
トントンさん
我々二人のヤジキタぶりは他のメンバーから見ると面白い観察対象だったらしく、何かと論評されました。
”まあそういゆう組み合わせも良いじゃない”、を決め込んで過ごしました。
のぶさん
プラド美術館はもっともっと時間が欲しかったですが、ツアーではそうもいきません。英語が通じにくい点から云うとスペイン語が出来ない私としては、ツアーの選択は正解だったように思います。
ところで、帰りの飛行機の中では、われわれの隣は、若いパリ娘が座っていました。彼女は来年3月まで東京に滞在する友人を訪問するのですが、東京以外に行くところとして、広島に行くと云いました。私としては強く感ずるところがあり、原爆ドームのほかに宮島も世界遺産の一つだよと紹介しました。とっても可愛い、気だてのいいパリ娘でした。
友人は成田に迎えに来るの?と妻が聞いたら、来ないとのこと、友人の家まで行く道筋を書いたメモだけがたより。強いですね~。
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