2008年11月26日水曜日
レオナール・フジタ展(上野の森美術館)
昨日は、江戸東京博物館に里帰りした浮世絵を見に行くつもりだったのですが、実は休館日。急遽行く先を変えて、上野へ。これも主に里帰りしたレオナール・フジタ(藤田嗣治)展を見てきました。没後40年とのことですが、こんなにたくさんの作品がまとまって展示されるのは初めてではないでしょうか。写真を撮ってこれなかったので、ネット上の見出しと会場でもらったプログラムの一部を載せました。
展示は4章に分かれ、第1章 スタイルの確立、第2章 群像表現への挑戦、第3章 ラ・メゾン=アトリエ・フジタ、第4章 シャペル・フジタ からなり、日本画の技法を取り込んで確立し、絶賛を浴びたという乳白色の裸婦画、群像の絵もさることながら、晩年カソリック教に改宗して描いた宗教画、礼拝堂のために描いたフレスコ画の習作やステンドグラスなど心に残る作品が多かったです。
概要はhttp://leonardfoujita.jp/にお任せしましよう。
陸軍軍医総監の二男に生まれたが、父の許しを得て画家となった。反骨、熱血の人と云う印象。第2次大戦終了後フランスに帰化した。
このような展覧会が開かれるチャンスはなかなかないと思います。お勧めです。
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10 件のコメント :
今日は上野で絵画を堪能してきましたねぇ、
心に残る作品を観る事が出来て上野まで行った甲斐がありましたね。
良い情報をありがとう。
上野で開催中には何とか行けそうですのでこの機会を失わないようにします。
菊池さん
日本画壇を飛び出して、花開き、戦争中は帰国して戦争の絵も描いたのですが、終戦後、戦争協力に対する画家たちの責任の取り方、世の中の批判のあり方になじめず(嫌気がさし)フランスに去ったらしいです。
晩年の絵も素晴らしく、堪能するとともに、複雑な思いで見てまいりました。
達夫さん
とても良い展覧会でした。お勧めです。
上野まで絵を見に行くとは凄い事だと感心します(笑)。自分に照らし合わせて見ますと、まず行きません(笑)。その辺が感性の違いでしょうねぇ~。羨ましい限りです。
中さん
たいがいの場合、引っ張られていくのです(笑)。ただたいがいの場合、行ってよかったと思います。
>・・・・没後40年
そんなになりますのねえ
あの真珠のような肌あいは追従を許さない藤田画風。
又彼はネコがとっても好きだったようで
画布にもよく登場してますねえ。
だから好きです・・・ではないのですが・・・惹かる画家です。
トントンさん
この展覧会、札幌からスタートしてますので、多分関西に行くのではないでしょうか。
猫が好きだったようですね。
あ、そか。11月23日(日)の代休が24日(月)なので、26日(火)は、休館日だったのね。そりゃ、気づかなかったぁ。
もぅ遅いけど、浮世絵はボストンまで行って見てくることになりましたか?
nemossan
28日(木)、アジサイ大が休みでしたので、両国まで行きました。両国へ行く方がボストンへ行くより安いので。秋葉原も。変わりましたね~。
返信遅れました。
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