今夕のNHKの「ダーウィンが来た」は米合衆国の中西部の街を舞台にしたスカンクの生態の話だった。スカンクの発する臭いを研究している人もいるのですねー。
北米、最強のアメリカライオン、ピューマも一度その臭いに接すると、以後恐れをなして近づかないという。いやこのにおいたるや、すさまじいのです。
でもスカンク君、伝家の宝刀は簡単には抜かないらしい。しっぽを立てて自分を大きく見せる。更には逆立ちまでして大きく見せたり、両前足で地面をたたいて威嚇したり。そしていよいよの時にぶっ放すのだそうです。それは気体ではなくって、液体をしかも的確に相手の顔に向けて。
かれこれ35年も前の古い話、米カリフォルニアのサンノゼ(San Jose)に約一年間滞在したことがあり、家族の気晴らしを兼ねて、時折、近くのヨセミテ公園に出かけた。といっても、野越え、丘越えドライブして行くのだが、あるとき丘陵地帯を走行中、前を走っていた車が突然止まったかと思うとすさまじいスピードで走りだした。
車が走り去ったあとには道路上に動物が横たわっている。おそるおそる徐行して近づいて行くと異臭が!「窓しめー!!!」と叫んで、そばを急いで通過したが、通過するや否や凄まじい臭いが室内に侵入。家族4人「ウギャー!!」と大騒ぎ。ちょっと離れてから窓を開け放って走ったが、なかなか臭いは去らなかった。車輪や車体底部に臭いが着くのでしょうね。
スカンクは特別の例だけど、平原地帯を走れば地リスがごろごろ転がっていたり、山間部で大きな鹿が横たわっているのも見た。生きた小熊、親熊は見たけど、熊が横たわっているのだけは見なかった。
7 件のコメント :
すごい体験ですね!
一瞬でも留まると気絶しそうな
内容ですが・・・
クサヤ?
スウェーデンの鰊の塩漬けの缶詰?
との比較は?
なんかクサイもの見たさに
ちょっと体験したいかもです。
NHKの番組で比較実験をしてました。倍率忘れちゃった。くさやより、けた外れに臭いという実験結果。
この番組、毎週みています。
昨日はスカンクの巻だってことは知ってたんだけど、恐れをなして別な番組(住宅改築関連)にチャンネル回しちゃった。録画して後で見るほどでもない、と思ったし。
それにしても、権兵衛さん一家は、スッゴイ体験をされたんですねぇ。ご苦労様でした。 (^_^)
PS このブログ、コメントするときの「人による操作であることを証明」の文字列が読みにくくて困る。音声にしたら分かるかと思ったら、もっと分かりにくいシィ。
昔々 Yaplog の認証文字列も読みにくくて、30数回拒否されて、アッタマに来たけど、Yaplogは最近は、読み易い文字列になった。Googleは、大体いつも読み難い。
私も40年位前に、友人と友人の友達が暮らしているサンノゼのお宅にお邪魔して、ヨセミテ公園へ泊りがけでドライブしました。
スカンクには会わなかったけれど、色々な鳥や動物に出会えて楽しかったです。
夕日が綺麗だった事、B&Bみたいな宿がとてもアットホームだった事を思い出しました。
nemossan
「ダーウィンが来た」おもしろいので良く見ます。
> このブログ、コメントするときの「人による操作であることを証明」の文字列が読みにくくて困る。
済みません、今や勢いで続けてます。
木の実さん
ヨセミテはとても楽しめるところです。一度宿を予約せずに出かけたことがあります。ヨセミテのかはおろか、少し離れてる所でも宿が空いておらず、結局真夜中にサンノゼに帰ってくるという大失敗でした。
ロス郊外の街のスーパーマーケットの裏庭に夜ごと猫とスカンクの会合が行われています。私も一度ムスメ家族に連れられて松井の野球を見た帰りに立ち寄ったことがあります。信じがたい光景でした。たくさんのスカンクが草むらから出てきて、同じくらいの数の猫が集まっています。スーパーのひとが猫のため?に餌をトレーに置いていきます。その餌をスカンクが食べているのをすぐわきで猫がじっと待っています。猫とスカンクの関係、きっと何かあるはず。場所はトーランスの少し南です。ダーウインが来たで取り上げないかな。
猫はスカンクが満足して退散するのをひたすら待っているのでしょうね。争ったら負けるでしょうから。
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