2011年6月13日月曜日

四国にて2

「あなた何書いてんのよ間違ってるでしょう。」四国1を読んだつれあい殿の指摘。そう高松でなくって高知でした。「牛にひかれて・・・・・の気持ちだから間違うのよねー」ですと。
私にとってはそれなりに癒しの旅だったのだが、計画は全くおんぶでした。
さて、道後では道後温泉をゆっくり楽しみました。2階でひと涼みして、ホテルへ帰り路、商店街を歩くと”竹屋”というお店。いろんな竹細工を売っていた。笛を売っているのに気づいて早速吟味。いずれも8本調子の横笛。4千円級は作りもきれいだし音色もいいが、音階がいまいち。2千円級はちょっと音が軽いかなと思ったが、音階がかなり確かなのを見つけ、それを買った。写真手前は自作の、後ろが今回購入のもの。ツートーンカラーだ。上手に塗れない私は表も筒の内部も透明のカシューで逃げている。

二日目は午前中松山城を見て、午後、特急列車で宇和島、そこからバスで宿毛へ向かった。宿毛は夕焼けが綺麗な土地だそうだが、夕焼けにはちと早い。駅舎で海産物や野菜果物を売っている。この土地から時々文旦を取り寄せているが、そんな話をしながら海産物の解説をしてもらい、ちょっと買い物。別れ際にお店の人が、食べて下さいと、果物3個持たせてくれた。物がほしかったわけではないが、とても楽しい気分で、有難く頂戴した。宿毛から列車で中村(いや、今や四万十市となった)へ出た。
海辺を見る機会が多いと思いきや、松山からずーっと、ほとんど山また山である。翌日の中村から高知までも、海辺よりも圧倒的に山また山だった。
それにしても、太平洋側の何とカラッとした気候であることか。瀬戸内海側の松山は蒸して温度も高かった。

中村に一泊して、翌朝四万十川の舟遊び。直前の雨で水は少し濁っていたが、水量豊かでゆったりと水が流れていた。
沈下橋といって、出水時には川面に沈む。橋には欄干がない。
急峻な山々から流れ出る沢山の支流からの水を集めるので、豪雨の時は大変らしいが、一方でこの川は地域に多大の恵みをもたらす。
30cmぐらいの魚が跳ねる。ボラだとのこと。海から上がって来ているのだ。左の写真に映る淵のあたりは水深20mとか。


最後に高知駅のモダンな姿を紹介しよう。ヨーロッパで見たような感じである。木製で採光にも工夫がされている。

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