2011年6月16日木曜日

四国にて4

終わりに、高知の街を。着いた10日の午後は今にも雨が降りそうな様子。五台山の展望台からちらっと周りを見て、一休みして四国霊場第31番札所の竹林寺へ。本堂の文殊堂は改装らしく、ほろをかぶっていました。ほろをかぶってないと右のようになるようです。本尊の文殊菩薩に理科で遊ぼう会の試みが何らかの効果をもたらせるよう見守りをお願いして隣の牧野富太郎博士を記念する県立の植物園へ。
この植物園、山の中のすり鉢状になったような所の上辺に温室や展示室などを配して、その内側に花、樹木を配すると言う按配になっています。翌日から、新たなイベントが催されるようで、職員が忙しく立ち働いていました。園の中心に牧野博士の銅像、その周りに花壇が沢山配してありました。雨にぬれてとてもしっとりした雰囲気で楽しめました。ゆっくりひと時を過ごすには良い植物園です。(上の写真2枚、クリックすると大きくなります)
中を歩いていて、タイサンボクに似てるが、花がだいぶ小さい木に気づき、そばに行って説明を見たら、ヒメタイサンボクとのこと(クリックすると大きくなります)。

最終日も午前中は雨模様、でも予約してあった観光バスに乗る。運転手さんと、ガイドさんと我々二人のみ。超贅沢観光バス旅行。桂浜、竜馬生誕地等を見てきました。桂浜では雨がしょぼしょぼ降っていましたが、構わずぶらっと浜を一周。
竜馬の像は太平洋のはるか彼方をじっと眺めているがごとくでした。去年の放送では、彼が切られる前に、家族や仲間と一緒に船で世界を回るなんてことを言っていましたが、この像を見ていて、彼は本気でそう考えていたのだろうなーと言う気がしてきました。大政奉還が成った後、もし生きたまま国内にとどまっていれば、彼は間違いなく、政略、権力争いに巻き込まれたことでしょう。でも彼は権力争いからは対極にいた人。そのままだったら不幸になったに違いありません。明敏な彼の事、キット気付いていたに違いないのです。残念ながら船出することかなわず、切られてしまいました。権力争いからはまぬかれはしましたが。
最後に、三大つまらない所の一つ、はりまや橋を裏横から眺めた写真と、なかなか面白いひろめ市場の写真を。
ひろめ市場では昼食をとりました。中にはいろんな食品をサーブする店がいろいろあって、各自思い思いに気にいったものを買ってきて、用意されてるテーブルで食べることが出来る仕組み。我々はおすすめの明神丸の行列に並んで、カツオの塩タタキ定食(タタキとご飯とみそ汁)二人分+ウツボのてんぷらとアオサのてんぷらを一皿づつ取って分け合いました。カツオが新鮮で脂が乗っていて、たれをつけて焼くなんてことはせず、塩を振って藁の火で焼いてくれます。それにゆずが入ったたれ、塩、ニンニクを好みに合わせてちょっと振り、ご飯と食べるのですが、今回の旅行で最高のご馳走でした。ウツボのてんぷらもなかなか美味。
夕刻、空弁を買って飛行機で帰ってきました。

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