2014年9月13日土曜日
公園の遊具_3:県立相模原公園、市立麻溝公園
県立相模原公園;ここは広々として家族ずれが休日を楽しむ姿をよくみます。テント張ったりして・・・・・。ボール遊びをする一家、バドミントンをする人たち。空も広くって、緑が一杯。椅子を持ってきて、読書としゃれ込んでいる、優雅な方もおいででした。のんびり時を過ごすにはうってつけの素晴らしい所です。
その一隅には森の木展望台と名付けられた構築物があります。遊具でもあるらしいですが、森の木展望台の周辺、およびちょっと離れたところにも、カラフルな遊具が数基しつらえてありました。なかなか面白いものもありました。よく考えてあるなと思います。
以下数枚の写真を載せましょう。どの写真もクリックすると少し大きく成ります。
上の写真の遊具も下の写真の遊具も、いくつかのタイプが一体化されています。
面白い着想のようでもありますが、小さい子向けと大きい子向けが混在しているようで、
同時に使うときに何か起こらないか、気になるところでした。もう少し考えればいいのに。
麻溝公園はロープが主題なのかなと思うほど、ロープで作った遊具がかなりありました。先ず林の中に、木とロープを組み合わせた、いわゆる、フィールドアスレティック様のものが準備されてました。左の写真はそれを案内している看板です。
別のところには、一体型の遊具がありました。日本の遊具づくりのポテンシャルは高いなーと思いました。
小さい子用と思しき一体型の遊具(下左の写真)そしてこども動物公園、ポニーに乗ることもできます。
こうやって見てくると、日本における、公園の遊具の製造レベルは高いものがあるなと思います。随分立派です。しかし、もう一つ大事なことは、それをどのような構成にするか、そして配置するか、つまり公園とそこに置く遊具が作り出す場をどのような場にするのか。将来を担う子どもがここで一つの社会活動を始めるわけです。どんなものをどのように用意するということは実は重要ではないでしょうか。前者をハード、後者をソフトになぞらえることにすると、ハードは立派だけど、ソフトはもう少し考える余地があるなと思いました。Qさんが紹介されたフランスの公園では年齢別の整理がされているとのこと。安全性の保障があります。だけど私はもっと大事なことがそこにはあると思いました。安全であれば小さい子に対しても、親が、過剰に手を差し伸べる必要がなく、小さい内から親に頼らないで、独立心が醸成されると思います。他者を慮る心も早くから醸成されるように思います。安全性のための柔らかい地面、球戯場とそうでない所とを分ける努力など、ソフトは改善の余地ありと思います。予算の獲得は大変でしょうが、将来の社会を思うなら、お金はかけても十分に価値のあることと思います。
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2 件のコメント :
日本にも考えられた様々な遊具がありますね! 地面だけは気にはなりますが。
随分沢山取材されたのですね!
年齢別に分けられた遊具ですが・・・
これが子供達がそれを守れるかと云うと、
そうではないので!
自分の年齢、能力と関係なく、チビちゃんが
大きい子どもの方にさっさと挑戦する!
まぁ そんな時の為に落ちてもダメージが
少ない工夫がされていないと、ということでしょうか?
フランスの小さい公園は遊具も少ないですね、 でも地面だけは柔らかくできているようです。
柔らかい地面、挑戦のために重要。なるほどですね。
ちびっこ向けと大きな子用の遊具が混在するのも挑戦には具合がよさそうですが、小さい子の保護者の方々恐ろしくってハラハラつい手をだしてしまう傾向があるみたいです。
それがチョット気になりました。
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