2014年9月1日月曜日
公園の遊具;散歩道に沿って
子どもの遊び声と周りの社会とのかかわりがこのブログや天晴笑ころ人語の8月版で話題となった。そのかかわりで、お仲間のQさんがニース便りに児童公園・フランスを紹介された。子ども公園の遊具や安全への気配りが紹介されていた。それを見て、フランスにおける子どもを見る目の暖かさ、きめ細かさに驚かされた。流石に、少子化に悩み、それを克服した国だけのことはあると思ったし、喉もと過ぎても熱さを忘れずに、今も着実に立派な環境を守り続けていることに、うならされた気がした。特に小さい幼児と、3歳ぐらい以上の子ども用の遊具が別にあるのは素晴らしい。安全という視点もあるが、それ以上に、その安全性に起因することではあるが、小さい子どもも自由に遊べることを保障している点である。親はそっと見てるだけで手を出さないで済む。子どもは自分で考え遊んでいる気になれる。早いうちから独立心を育くむと云う視点があるのではあるまいか。
ところで、よく公園に出かけていくが、遊具のことを殆ど気にしてなかったなと思い、ちょっとだけ、小規模公園やいくつかの公園の写真を撮ってきた(怪しいお爺さんと見られたかも)。今日は散歩コース上にある公園を取り上げよう。多分、他の地区でも同じような状況かと思う。
(1)先ずは猫の額ほど面積の、街角にある公園で、例として私が住むマンションの傍にある、一応、相模原市が管理していることになっている公園。この程度の公園は市内かなり多く点在している。滑り台(木製の外枠)、鉄棒、強いバネ付の動物の乗り物、砂場といったところで、ここで、小さな子も遊ぶし、かなり大きな子がボール蹴りもやるといった具合。小さい子も大きい子も同時に勝手に遊んで、ハラハラなんてとこは見てないが。小さい公園だから、時間的に住み分けるしかないのでしょう。滑り台は一つしかなく、かなり大きな子仕様。小さな子には親がぴったりついて介添えしないと危ない。小さい公園では仕方ないかもしれない。この手の公園には球技禁止の看板が出ている場所もあった。
(2)3分近く歩くと、市営住宅群があり、その傍にも市の公園があった。以下の写真クリックすると大きくなります。
ブランコと滑り台プラス登ったり降りたりできる遊具が一体となった遊具が設置されていた。滑り台は覆いがあって途中から落ちないような設計になっている。保護し過ぎの感がないではないが、よく出来ている。右の写真の背景の広場は球戯が出来るようになっている。フェンスはない。
(3)更に4分ぐらい歩くと、大変ユニークな公園があった。遊具なしの市立の公園。3mぐらいの網のフェンスに囲まれた球技専門の公園。野球やサッカーをしている少年たちをよく見かけた。これは住み分けが出来ていて良いなーと思います。
(4)散歩コース最後は横山公園。野球場、陸上競技場、プール、テニスコートが鎮座する大きな公園、ナノにナノに子供向けの遊具は貧弱だった。
遊具ではないが、プール近くには、木々に囲まれたピクニックエリアがあり、若い親子が集うのをよく見かけた。遊具はちょっと離れたテニスコートの脇に。ブランコや
小さな子向きの滑り台と登り降り出来る一体化した遊具、バネ付の動物の乗り物だけである。小さな子供を連れたお母さんたちが集うのをよく見かけた。
ここもボール遊びができるエリアと隣り合っていて、何のフェンスもなかった。
小さい子供向けの遊具だけが設置されている点は何でもいいからとにかく設置しましたというよりはましだけど。横山公園はこのあたりの拠点公園と言ってもいいところだけに、もう少しバラエティーがあって、それこそ年齢別用のものを設置したらいいのにと思った次第。
ここまで見て来て、地べたはコンクリではなかったが、フカフカでもない土面でした。子どもは転ばないものというのは無理な話で、転ぶものという発想は取り入れてもらいたいですね。
これでは貧弱だなもっと整備が出来たところがあったのではと考えをめぐらして、そうだ、渕野辺公園、県立相模原公園。市立麻溝公園に気付きました。次回はこの3つの公園から取材の報告を載せます。
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2 件のコメント :
日本の良いところは警戒心を持たずに
子供が遊べることでしょうか?
フランス、 様々な民族が入り混じって
いることもあり公園の中でも知らない間に
大事なおもちゃを持っていかれちゃった
なんて人もいるそうです。
なるほど。
ただ、この頃、自己責任という言葉が流行っていますが、
行き過ぎると人と人の肌触りがザラザラしてきて、
その内社会的雰囲気が変わってくるかもなんて危惧していますが。
ちょっと、向きは違うけど、今朝のどこかの局の
モーニングショーでママカーストなんてものがあると
知りました。なんとイヤラシイものがあるのでしょう。
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