2012年1月4日水曜日

絵画と音楽のはしごat渋谷

昨日3日は午後早々に渋谷へ。どうも、渋谷の雑踏は苦手です。
昨日の本命は夜7時からNHKホールで催された、ニュー・イヤー・オペラ・コンサートを聴くことで、背の君へのクリスマスプレゼントの実行でもありました。
その前に、文化村で催されてるフェルメールからのラブレター展を見に行きました。といってもフェルメールの絵は3点:”手紙を書く女”、”手紙を読む青衣の女”、”手紙を書く女と召使い”だけで、17世紀のオランダの画家の作品を交えて計40点コミュニケーションを題材とした絵画が1)人々のやりとり―しぐさ、視線、表情、2)家族の絆、家族の空間、3)手紙を通したコミュニケーション、4)職業上の、あるいは学術的コミュニケーションという4カテゴリーに分けて展示されていました。
室内の風俗画が中心で、表情、服の質感の表現、そして光、影など。やはりフェルメールの絵が私には印象が強く残りました。3月14日までやっています。
見終えて、NHKホールの開場の前に夕食を済ませて、少し早い目にホールに入りました。なけなしのお金を張りこんだのですが、それでも3階席。

ニュー・イヤー・オペラ・コンサートを聴くのは初めてですが、少しづつでも人が育ってるんだなーと思いながら午後7時から2時間、楽しみました。テレビジョンで同時中継だったそうで、ご覧になった方もおいでかもしれません。何と言っても極めつけは最後に登場した、世界屈指のメゾソプラノの呼び声高い藤村実穂子さん。
サン・サ―ンスのサムソンとデリラでデリラが歌う”あなたの声に心は開く”を歌いましたが素晴らしかったです。私のすぐ後ろの席の人がブラボーっと大きな声をあげてました。3階席でもこのように聞こえてます(勿論マイクなし)。良好な録音ではありませんが。

藤村さんはフリーの歌手として、ヨーロッパを中心に歌劇に、コンサートに多くの主要指揮者と共演を果たしています。

正月のお楽しみはこれで終わり。12日に海老名文化会館で、森麻季(ソプラノ)&崔宗宝(バリトン)・崔宗順(バス)兄弟の演奏会までお預け。

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