2008年8月21日木曜日

桐油

桐油を笛の内側に塗ると、笛が長持ちするという記事をネットに見つけた。中が濡れたりするから、その辺も気を付けなきゃと、早速試してみることにして、町田の世界堂に電話してみた。返事は「置いてない」。桐油 相模原 でグーグルで調べたら二本松に取り扱っているところがあった。認識不足で、木材の保護油として使われるのだそうだ。
・表面保護の為の植物油「桐油」をご用意しています。(桐油4L缶 送料込1万円/缶) とある。
そんなに沢山はいらないので、量り売りしてくれないか聞くだけ聞いてみようと電話してみた。量り売りはしてくれそうもない。幸いにも、「どんな事に使うのか」聞いてくれたので、説明したら、笛の内側に塗布すると聞いて「へー」と興味を示して下さって、そんなことなら小さな缶に入った試供品をあげるから使ってみてくれと仰る。親切にも仕事の帰りに届けるからと云って、今日私の留守中に2缶も置いて行って下さった。そのお気持がとても嬉しかったので書いてみることにした。前にも書いたが自転車の中古ベルを下さった自転車屋さん。他にも、散歩中に金属加工の工場に飛び込んで、薄い真鍮板あるいは銅板の相談をしたら、そんなちょっとならあげるよと、自分の仕事を中断して、わざわざ機械で裁断して下さったご主人。なんとも嬉しい思いの連続である。聞いてみるもんだな~とも思った次第。

笛は早速、手元の2本に第一回の塗布をした。あと2回ぐらい塗布して乾かすを繰り返すと、水滴を落として拭いても、濡れた痕が残らないようになるらしい。

追記 実際に塗布・乾燥を3回繰り返してみた結果ですが、もともと音が出しやすかった笛に関しては吹き心地に何か変わったようには感じないのですが、音が出しにくかった笛の音が少し出しやすくなったように感じます。追及する課題が増えました。

10 件のコメント :

匿名 さんのコメント...

「桐油」とは,桐の木からとった油なんですか、笛の内側に塗ると、笛が長持ちするということはじめて聞きました、でも親切な会社もあるもんですね、試供品を自宅まで届けてくれなんて。

権兵衛 さんのコメント...

おがちゃん
「シナ桐の種子から抽出した植物油。植物油の分類でも比較的乾燥しやすい乾性油です。同じ乾性油のアマニ油などと比較して耐水性に優れ、木に塗った時の色の変化が少ないと言うメリットがあります。」とありました。
笑ころでもそうですが、本当に親切な方々に巡り合って温かい気持ちになっていま。

匿名 さんのコメント...

お金にもならないお客に試供品をわざわざ届けてくれる行為が嬉しいですね。
世の中捨てたものではないですね~。

権兵衛 さんのコメント...

菊池さん
受け取りに行くと云いましたら、「仕事で出ていることが多いから、上溝なら帰りに寄りますよ」と、本当にうれしい気持ちになりました。

匿名 さんのコメント...

 相模原は商売気のない人が多いですねぇ~(笑)。それだから、そ言うお店は何時までも継続していると思います。

 なにかあったら絶対そこの店で買いますからねぇ~。団塊時代はその辺が義理がたいのです。何時までもその精神が両方共に継続してくれるといいかもです。

権兵衛 さんのコメント...

本当にそうですね。私自身もこの精神を大切にしたいもの思いました。
今日、帰りに上溝公民館によって、市民の目をもらうと同時に、私の試みも話してきました。

匿名 さんのコメント...

損をして得を取れって
このことですね。

こんな心意気のある商売をなさってる企業は
いつまでも栄えます。

権兵衛 さんのコメント...

ホントにそうでしょうね。受取る時に私は留守だったので、今朝お礼の電話をして、桐油と笛の内壁のことさらに詳しく話しちゃいました。とても気持ちよく話が出来ました。

匿名 さんのコメント...

私も、通りすがりに綺麗なお花等を見ると、思わず声を掛けてしまいます。

株分けした小さな花や、キンカンの実を戴いた事もあります。

暖かい心も一緒に戴いて、下さる方のお人柄が偲ばれますね?

其処のお宅の前を通る時、自然に笑顔になります。

悲しい事、恐いニュースが多い中、まだまだ人情が
残って居るのですね?  嬉しい!!!

権兵衛 さんのコメント...

語らう、通じさせあう、これが柔らかい社会の持続に繋がるのでしょうか、