2009年5月28日木曜日

横山公園のタイサンボク


昨日は2度も上溝公民館へ行くはめに。2度目の帰りには横山公園によって、彷徨いました。というほどでもないか。ぶらぶら歩いて、そうだとタイサンボクが数本あるところへ行ってみました。咲き始めています。咲く寸前のフンワカと広がる蕾(下の写真)に、「綺麗!」と感嘆の声を上げる同年代の奥様、お二人に相槌をうちながら写真を撮りました。

そのあたり注意深く見てるとスズメより少し小さめの青っぽい色をした鳥が、ちちちち・・・・・と云いながら木々を飛び回っています。巣が近くにあるのかけん制するような動きも見せます。いたずら心を起こして、持参の手作り横笛をちょっと吹いてみました。すぐそばまで、前より多い数でやってきて激しく鳴きました。何かと勘違いしてるんでしょうかね~。

ヤマボウシも白が緑に映えてきれいでした。

2009年5月21日木曜日

米原万里さんの発明マニア

Neさんが言っていたように、とにかく分厚い。サンデー毎日に連載されていたものをまとめたとのこと。5月1日にこのブログに取り上げた、米原万里そしてロシア展でこの本の存在を知り、読みたいと思った。先ず図書館から借りて、読んでみてと、注文してあったのが、昨日上溝公民館の図書室に届いた由連絡があり、今朝寄って借りてきた。
未だ読み始めたばかりだが、可笑しい。橋本勉強会からの帰りに電車の中で読んでて、思わず笑い(声はたてず)あわてて本を閉じた。ご本人が新井八代(Araiyayo)のペンネームで描く、挿絵も面白い。

題材とその扱いは米原さんの他の本同様に良質で、愉快、カラッとしてて、素晴らしい。困った・・・・。私は面白くって夢中になって読みだすと、止まらず、徹夜も辞さない傾向にある。だけど、他にやらにゃーならないことは山積してる。To read or not to read: That is the question! ウーム。本とにらめっこ。

これは買う算段をした方が賢そうだな~。

2009年5月5日火曜日

横笛尺八(1尺8寸)

干していた太い篠竹が今年初めに工作に適すようになり、縦笛の尺八を作る前に、横笛尺八;1尺8寸と1尺6寸を作りました。ナカナカ練習のチャンスがなかったのですが、一昨日、中津川フィールドでちょっと練習しながら録音しました。前に1尺4寸の横笛でで吹いた、家路(新世界より)です。ウグイスがすぐそばまでやってきて鳴いてました。ウグイスの伴奏とのミスマッチが気に入りました。ウグイスの伴奏と新世界からの(もう新世界ともいえないが)写真をどうぞ。




1尺6寸の尺八は、「春の海」に良く使うんだと聞いて、死ぬまでに一度で良いから「春の海」をちゃんと吹けるようになりたいものと、1尺6寸の横笛も作ったのでした。そのうちまずは「荒城の月」を吹いてみたいと思います。

2009年5月1日金曜日

鎌倉芸術館:米原万里そしてロシア展

米原万里さんのファンである連れ合い殿に紹介されてほんの少しだが、その作品をいくつか読んだ。抱腹絶倒のようなものもあった。だがそれだけなら忘れてしまいそうなものだが、米原さんの作品には何か人、世の中への鋭い洞察から来るのではないかと思われる、ドキットするようなことがちりばめられてあるような気がする。

米原さんが他界して3年になると云う。56歳での逝去。おしい。
なくなる直前に書いてられたものをまとめた分厚な「発明マニア」なる本があることを知った。なんだか滅茶な絵が描いてあるなと思って説明の所を読んで、”・・・。「愚かなくせに他人を踏みつけにして、恥じない連中をどうしたら正直に引きもどせるか」と必死に叫ぶ彼女の悲痛な声が届くはず・・・”とあった。これはなんとか読まねばなるまい。
A誌にその展覧会が鎌倉芸術館(大船)で行われていると知り、連れ合いさんを誘って行ってきた。

相模原―町田―藤沢―大船(鎌倉芸術館)-鎌倉(ぶらぶら歩き)和田塚―藤沢―町田―相模原という小旅行。
久しぶりに長く外に出て、見て歩く。疲れたが、心地よいものだった。
最近ずっと自分の興味だけに集中していて、連れ合いさんの私に対する採点は大分下がっていた筈だが、ちょっと取り戻したらしい。