2013年1月7日月曜日

黒豆ヨーグルトそしてお師匠さんの演奏会

おもち無しの七草がゆ。あれっと思ったが、年寄りにはちょうどよろしい。そして、沢山目に炊いてくれた黒豆さん。さすがに多くって、少し残った。昼食後にヨーグルトの上に黒豆を汁と一緒に上からかけて食す。ちょっと酸っぱめのヨーグルトにホンワカした甘い汁とまろやかな黒豆の食感がなかなか楽しかった。

お正月は元日年賀状書き、二日兄弟が集まり、三日お宮参り、四日仕事始めの文書書き。五日に私のお師匠さんT先生の演奏会がかなっくホールで行われました。私は弟子として、舞台係を申し出ました。朝7時40分発、8時40分過ぎに東神奈川着。
9時から楽器搬入(チェンバロ、ビオラ・ダ・ガンバ)、設置、チェンバロの調律。チェンバロは湿度変化にとても敏感でリハーサルから演奏までの間、湿度には随分気を配っておられました。写真左はリハーサル中の様子で、右のU先生は自作のビオラ・ダ・ガンバをひいておられます。そして左がチェンバロで、奏者はピアニストのA先生、チェンバロ演奏の研鑽も積まれました。そしてチェンバロもU先生の作です。
会場は右写真のごとくで300人が入ります。ほとんど一杯になりなりました。実際の演奏会は午後2時から始まり、
第一部;T先生がアカペラでAmazing Grace、チェンバロとビオラ・ダ・ガンバの伴奏で3曲(グリース・リーブス、菫、Ombra mai fu)歌い、それだけでなくって、チェンバロとビオラ・ダ・ガンバの二重奏(テレマンのソナタ)まで。このような演奏はなかなか聞けるものではなく、願わくば座席で聴きたかったが、舞台そででも十分に楽しめました。
第二部;楽器がグランドピアノにかわり、まずピアニストのWさんのショパンのバラード第一番、そのあとT先生がピアノ伴奏で椿姫の中の長いアリア”ああ、そは彼の人か~花から花へ”をゆっくり客席の中を歩きながら、途中で舞台に上がるという趣向で歌われた。
第三部;バイオリン(Kさん)の伴奏も加わって、You raise me up!そのあと一旦バイオリンは引いて、ピアノ伴奏で花にちなむ日本の曲(ねむの花、たんぽぽ、からたちの花)。ピアノ伴奏でバイオリン独奏(タイスの瞑想曲)そのあと、会場の人々も一緒に”花は咲く”、そしてT先生作詞作曲の曲、そしてアンコールにStand aloneとIl bacioの二曲で終わりました。
実にゴージャスな内容で、これをお客さんを招待して挙行されたT先生の意気込みを感じました。お客さんは堪能したはずです。家内も良かったと感想を言ってました。
私は初めて、舞台のそでにいて、楽器の撤去や搬入セット、譜面台を運んだり、袖のドアの開閉なんて仕事を何とかこなして満足。後片付け5時退出までずーっと立ちっぱなしはちょっと堪えたけど、充足感一杯の一日でした。

2 件のコメント :

木の実 さんのコメント...

お疲れ様でした。
良い体験をなさいましたね。
私も聴きに伺いたかったです。

権兵衛 さんのコメント...

舞台のそで、合唱団の一員で出るとき
には通りますが、今回は演奏会の進行
の責任の一端を担うわけで、緊張もあ
りました。
演奏家たちのチームワークがとてもよく、
何も心配することはなくって、楽でした。