2012年9月1日土曜日
月寒あんぱん
懐かしい名前の入ったお菓子を背の君が買ってきた。月寒とは地名で、もともとはツキサップ。昔は旧陸軍の部隊が駐屯していた地域で、月寒公園はかつて駐屯部隊の演習場であった。
ほんのしばらくだったが公園のすぐ傍に住んだ。春は桜、秋は紅葉が楽しめた。冬はしばしばクロスカントリ―スキーを楽しんだ。何のことはない細いスキーで滑らせながら、歩いたり走ったりで、傾斜のところを登るのはともかく、滑り降りるのはすいすいとはいかなかった。エッジが無いのである。
月寒あんぱんである。この頃パン屋さんで見るアンパンとは異なり、アズキ餡のお菓子と云う方が近い。特別おいしいものとは思はないが、懐かしさが、これを口へと運ぶ。
このお菓子は、月寒の駐屯部隊が勤労奉仕に出て、道路の工事に協力した際、配られたとか。作っていたのは部隊に出入りしていたお菓子屋さん。今までずーっと続いている。
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2 件のコメント :
食べ物には、その当時の思い出が沢山詰まっていますね。そして、いつの間にか、親よりも色々な場面を連れ合いと共有していますね。
そう、兄弟よりもね。血がつながってないのに、親、兄弟よりも長く一緒。不思議な存在。
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