2010年1月30日土曜日

春の理


夕食を摂っていて、カーテンの方にふと目をやると、カランコエとサボテンが紅やピンクの花やつぼみをつけていました。

今冬はあったかですが、大寒も過ぎて、徐々に寒気がゆるんでいくのでしょう。三寒四温。いよいよ春の足音が聞こえてきて、人々の心も華やいでくることでしょう。


一方で、私、ちょっと違った春の雰囲気にもあこがれています。どなたも、学校で習った歌と思いますが

いわばしる垂水の上のさわらびの萌え出ずる春になりにけるかも 志貴皇子

躍動感あふれる鋭さを含みながら、清冽で繊細な雰囲気をかもしてます。こんな春も味わってみたいのですが、ものぐさ凡庸の私、なかなかこんな雰囲気に出くわしません。奥多摩や丹沢にでも行けばこんな雰囲気に浸れるのでしょうか。

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