2016年6月28日火曜日

女川町の英断に再び賛辞。

震災復興にいろいろの試みを聞いたが、最も心に残ったのは”還暦以上は口出すな”という 女川町の決断だった。勿論年とった人たちのアドバイスはきっと大きな役割をはたしているだろうが、若い人たちを伸ばす絶好の機会ととらえたものであろう。若い人たちの躍動が目に浮かぶようだ。

それにしても、イギリスの選択は若い人たちが頭を抱え込むという、悲惨な結果になってしまった。勿論、選択は正しいのかもしれない。しかしそうなるとしても、長い時間の果てにしか見ることはできないのではないだろうか。
年寄りは、自分たちが若かったときを思い、長く生きてきた経験を生かし、若い連中の考えに寄り添って、欠けてる点を補うような行動をとるべきなのではないだろうか。自分たちが居なくなっても、この世界の持続に責任を持って生きていくのは若い連中なのだから。先の短い人々が、先の長い人々の希望をしぼませてはいけない。

国民投票というのは大変重いのですね、上記のようなことの他に、つくづく思ったのは、国論を二分するような事態で、国民投票に向かうというのは大いに問題だとおもった。そのような事態には、何方か一方を選ぶとどのような事態が起こるかといった、長い長い議論が必要で、客観的で深い洞察の後に、機が熟してくるまで、国民投票は待つべきだなーと思いました。

2016年6月25日土曜日

易しく、分かりやすい話

「あの人の話は分かりやすくってよい」ということをしばしば聞く。そういう時、内容によるのだが、私はその人の話を注意深く聞くか、無視するかどちらかを選択する。

分かりやすいということ、それは、多くの場合だが、込み入ったことは省き、易しい言葉で、搾って話してくれることが多い。そんな場合、重要な情報をそぎ落としたり、時に正確さを失ってしまうことが往々にして起こるものだ。

易しい言葉でわかりやすい話というのは用心を要するのだ。複雑で重要な問題ほどそうである。

さっと聞き流してもいい程度の内容ならいざ知らず、重要な問題ほど、回りくどくっても、正確に話そうとする人の話の方が信頼できる。分かりにくくっても、質問は許されるはずと思うからである。

2016年6月24日金曜日

愚かさの連鎖

都知事おろし、何だったのでしょうね。なーんも残らなかった。

マスコミは都民、いや国民大衆を煽り
大衆は何が最も大事かといった冷静で深く掘り下げた議論を目の当たりにすることもなく、踊らされ
都議は、問題点を深め掘り下げることなく、都民の怒りだけを気にして、都知事に引導を渡す
都知事は頭の良い人なのだが、賢くなかった。愚かだった。

残ったのは都知事が辞めたという事実だけ。是正するべきところはなーにも手を付けることがなかった。 伏魔殿を切開手術するチャンスは消えた。 問題点を掘り下げ、是正すべきは何かを議論し、その後に都知事の去就を議論すべきだったのに。

衆愚政治ここに極まれり。こういったとき、一番気を付けなければいけないことは煽動者の出現への目配りと引っ張りまわされないような落ち着きではないだろうか。

願わくば、参院選にせよ、都知事選にせよ、賢い選択がなされんことを。

2016年6月16日木曜日

ヤマアジサイ

娘が一泊していった。結婚して22年だろうか、一人で里帰りするのは初めて。かみさんがなんとなく嬉しそう。
15日は小雨模様だったが、3人で相模原北公園へアジサイを見に行った。
私はヤマアジサイが好きで、公園の雑木林近くに展開しているヤマアジサイ群の写真を多く撮った。
右の花は名前を忘れてしまったが、ヤマアジサイの仲間。
どの写真もクリックすると大きくなります。

シチダンカと白富士
甘茶と天城甘茶
伊予でまりと紅でまり
以下はヤマアジサイではないが、日本で生育されたアジサイとのことで、ダンスパーティー(そういえばQさんのブログにも載ってましたね)と花火
煙の木(スモーク・トゥリ―)がアジサイ広場のそばで雨の中で煙っていました。
煙の木はウルシ科なのだそうです。南欧~ヒマラヤ~中国に分布するとか。開花後に羽毛が樹冠を覆うそうです。 さて、蜘蛛君は雨にもめげずジッと虫の訪問を待っておりました。

2016年6月15日水曜日

こんなことでいいのだろうか?感情論は排除すべきです。

舛添さん辞めるのですね。致し方なしと思います。真摯という言葉を使いながら、対応に真摯さが足りなくて墓穴を掘ったような気がします。
しかし、マスコミの報道の在り方には釈然としないものがありました。
まず、最初のうち盛んに、”せこいせこい”と言い、これが問題であるかのように言いました。でもこれが本質的に重要なことでしょうか、せこいから問題なのでしょうか?単なる感情論であり、問題の所在に触れていません。知性の欠如としか言いようがない。
次に海外出張の旅費の問題、ホテルの扱いが気になりました。確かに市井の人の海外出張から比べれば、あきれるくらい高額です。しかし彼だけが問題なのでしょうか?猪瀬前都知事、石原元都知事と比べてみる必要があるのではないでしょうか?或いは他の府県の知事と比べてどうなのでしょう?この種の問題をえぐりだすためにも、舛添さんだけの事なのか、それとも一般に知事という人たちの旅費が高過ぎるのか、明確にするチャンスのはずでした。もっと客観的に報道すべきであったと思います。
マスコミは本当に真摯な努力をしなくなりました。そして煽ることしか考えてないのかと思うほどです。

加えていうなら、舛添さんの発言なので確認できてはいませんが、同氏の子供がマスコミの人に追い回されて泣いて帰ってきたとか。これ本当だったら言語道断。もし何か質問があったとしても、質問する場所、環境について十分な配慮があってしかるべし。舛添氏が知事をやめる前に、このような人物はマスコミの世界から消えるべきです。

2016年6月1日水曜日

スジクロチョウ?

本日、夕方3時半ころ、横山公園の築山のところで見つけました。モンシロチョウよりはかなり大きく アゲハチョウよりちょっと小さい感じです。スジクロチョウかなと思ったけどどうでしょうね? お尻のあたりに橙色の紋があります。