2016年6月28日火曜日

女川町の英断に再び賛辞。

震災復興にいろいろの試みを聞いたが、最も心に残ったのは”還暦以上は口出すな”という 女川町の決断だった。勿論年とった人たちのアドバイスはきっと大きな役割をはたしているだろうが、若い人たちを伸ばす絶好の機会ととらえたものであろう。若い人たちの躍動が目に浮かぶようだ。

それにしても、イギリスの選択は若い人たちが頭を抱え込むという、悲惨な結果になってしまった。勿論、選択は正しいのかもしれない。しかしそうなるとしても、長い時間の果てにしか見ることはできないのではないだろうか。
年寄りは、自分たちが若かったときを思い、長く生きてきた経験を生かし、若い連中の考えに寄り添って、欠けてる点を補うような行動をとるべきなのではないだろうか。自分たちが居なくなっても、この世界の持続に責任を持って生きていくのは若い連中なのだから。先の短い人々が、先の長い人々の希望をしぼませてはいけない。

国民投票というのは大変重いのですね、上記のようなことの他に、つくづく思ったのは、国論を二分するような事態で、国民投票に向かうというのは大いに問題だとおもった。そのような事態には、何方か一方を選ぶとどのような事態が起こるかといった、長い長い議論が必要で、客観的で深い洞察の後に、機が熟してくるまで、国民投票は待つべきだなーと思いました。

0 件のコメント :