2016年6月15日水曜日

こんなことでいいのだろうか?感情論は排除すべきです。

舛添さん辞めるのですね。致し方なしと思います。真摯という言葉を使いながら、対応に真摯さが足りなくて墓穴を掘ったような気がします。
しかし、マスコミの報道の在り方には釈然としないものがありました。
まず、最初のうち盛んに、”せこいせこい”と言い、これが問題であるかのように言いました。でもこれが本質的に重要なことでしょうか、せこいから問題なのでしょうか?単なる感情論であり、問題の所在に触れていません。知性の欠如としか言いようがない。
次に海外出張の旅費の問題、ホテルの扱いが気になりました。確かに市井の人の海外出張から比べれば、あきれるくらい高額です。しかし彼だけが問題なのでしょうか?猪瀬前都知事、石原元都知事と比べてみる必要があるのではないでしょうか?或いは他の府県の知事と比べてどうなのでしょう?この種の問題をえぐりだすためにも、舛添さんだけの事なのか、それとも一般に知事という人たちの旅費が高過ぎるのか、明確にするチャンスのはずでした。もっと客観的に報道すべきであったと思います。
マスコミは本当に真摯な努力をしなくなりました。そして煽ることしか考えてないのかと思うほどです。

加えていうなら、舛添さんの発言なので確認できてはいませんが、同氏の子供がマスコミの人に追い回されて泣いて帰ってきたとか。これ本当だったら言語道断。もし何か質問があったとしても、質問する場所、環境について十分な配慮があってしかるべし。舛添氏が知事をやめる前に、このような人物はマスコミの世界から消えるべきです。

2 件のコメント :

QQ さんのコメント...

まったく同感です。

舛添さんを擁護するわけではありませんが、
マスコミのあり方・・・
コメンテーターのあり方、 選び方が・・
もっと広く、深く見れる人がその業界には
いないのでしょうか?

視聴率? 扇動? 視聴者に媚びる?

見ていて嫌です。

権兵衛 さんのコメント...

今日の朝日の15面、江川紹子さんが「もうげんなりして見たくもありません。テレビや新聞の報道のことです。」と書いてますネ。
「祭り」騒ぎ報道は反省を、と。
朝日もひどいもんだけど、この記事を載せるだけましでしょうか?。

報道も報道だけど、都議たちも都議たちです。問題を掘り下げるより、都民の顔を見て判断している。おかしなことで、舛添氏の問題の本質を明らかにすることこそ、大事なのに。
他の自治体のことながら、いっそのこと、舛添さんは不信任を決議させて、都議会を解散した方がよかったのかもしれないですね。
知事も都議も一新するために。