ギヤの故障でした

今日は某こどもセンターでおもちゃの病院でした。
請け負ったおもちゃは、おもちゃの病院でよく見かけるおもちゃ（よくやってくる患者さん）の一部です。黒いベルトがベルトコンベアとして小さなおもちゃの自動車を下から上まで運び上げ、自動車は上に到達すると、ぐるぐる回る経路上を（ここには装着されていません）走って下まで降りてきてまたベルトコンベアに乗って上に登るという形のものです。
グリーンの箱の中に電池とモーターが入っていて、スイッチを入れるとモーターが動き、その回転をギアを通してベルトコンベアに伝へ、ベルトコンベアを動かす形です。

患者を連れて来た方の言では上の方のベルコンに自動車が乗ると（負荷がかかると）ベルコンが止まってしまうとのことでした。もう5年も使ってて、お兄ちゃんから弟に代替わりした時点で、この症状が現れてしまったとのこと。スイッチを入れてベルコンに触るとなるほどベルコンの動きが止まり、中で回転が空回りしているようです。多分中で使ってるギアに問題が生じているのでしょう。
開けて調べてみたら、案の定プラスティックのギアの歯がかなり摩耗していたのと、割れたのがありました。おもちゃの前に転がってる白いのがそれらです。これを新しいのと取り換えてお返しすることとなりました。取り換えた新品のギヤの実費はいただいて。
それにしても、5年間使った割には外観もきれいで丁寧に使っている家庭の様子が見えるようです。（中はほこりなどがだいぶ入っていましたが）弟君、大事に使って遊んでね。