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ウイーンから汽車でクレムスまで行き、そこで大修道院を見学。補修されたものですが、なかなか立派でした。おカネを出すと修道士が展示物の説明をしてくれるのですが、われわれは自分で読んで、分からないと、仲間に説明してもらって、なんとか済ませました。
クレムスからドュルシュタインまでドナウ川下りです。水量は豊富で、緩やかな谷間の流れに船は身を任せるようなゆったりした運航でした。
その夜は新郎の両親宅で、ささやかな宴。ワインテーストのあといろんな話をし、私は持参した自作の笛で越天楽(新番)を吹きました。お祝いのつもりで。まあまあの出来でした。
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しかし、翌朝、渓谷の丘の上から見下ろしたドナウの川面は違って見えました。もちろん空が晴れていたからですが、まさに「美しき青きドナウ」でした。見るところから見ればそうなのだな~と思ったことでした。
午後はホイリゲに呼んでもらい、ワインで軽い夕食を共にし(私たち夫婦はイノシシニクのパテとソーセージ)、途中で大変申し訳なかったのですが辞去して、一足早くウイーンに戻りました。
近くのバス停まで二人の姪たちが”笛のおじさん”と”着物のおばさん”を送ってくれました。これからずーっとヨーロッパに住む姪たちが強く生きて行ってくれるよう願いながら手を振りあいました。
2 件のコメント :
ゆったりとしたドナウの流れに
ピッタリの「越天楽」だったように
思われます。
「酒は飲め飲め飲むなれば~ ♪」
でしょうか?
是非「越天楽」ウエブに載せて
聞かせて下さいませ。
素敵な写真の数々ですね。
楽しませていただきました。
QQさん
バッハウ渓谷は最初考えてなかったのですが、姪から是非寄ってくれと相手の親が言ってるとのことでしたので、予定を繰り延べましたが、思いもかけない普通では経験できない楽しい時間を過ごしました。
黒田節は越天楽のモディフィケーションですね。
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