2014年8月10日日曜日

未来志向の言葉でお願いしたいもの

安倍さんは「美しい日本」、「戦後レジームからの脱却」とか「日本を取り戻す」とかいろいろ仰っています。
「戦後レジームからの脱却」は戦後の政治体制には戦前、戦後のいろいろな不要なものを引きずっているであろうから、それから脱却して新たな体制を作ろうと云う意味ならよく分ることです。
「美しい日本」も言葉だけならそれは素晴らしい。だけど従軍慰安婦問題に関して河野官房長官談話を検証して官憲による強制連行を裏付ける証拠は見つからなかったと言いました、そして日本に責任がないと、国内向きには言いたいようです。潔くないです。そんな潔くないことを言って、それが「美しい日本」に沿うことなのでしょうか?美しくないこと甚だしいです。
「日本を取り戻す」何のことかさっぱりわかりません。取り戻す中身には、過去の暗い悲惨な日本が含まれてないことを願いたいものです。この言葉は当然若いこれからの人たちに語りかけたいのだと思います。それなら何故、「平和で、活力に満ちた日本を切り開いて行こう」といった、前向きの未来を志向した言葉で語りかけられないのでしょうか?
我々民衆は明るい未来を志向しましょう、そして若者に、もっともっと前向きな言葉をかけて行きたいと思います。
深い洞察力と正確な判断力を持った人、是は是、非は非とはっきり言える人が一人でも多く育つよう寄与したいものです。楽観はできないが、戦争のない社会に少しでも近づける力として働くのではないでしょうか。
そのためにも、小さなうちからいろんなことに疑問を持って、考えを巡らせる機会に恵まれることが望まれます。

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