リオオリンピックを巡って、国ぐるみのドーピングが賑やかである。選手の健康が損なわれることがないよう薬で体を作り変えるようなことはさせないという配慮と聞いた。
そのような配慮を離れても、薬の力で差をつけるなんておかしなことのように感じる。だけどである、薬で差をつける事を排除してもである、今のスポーツは選手(プレーヤー)がおのが努力の成果だけを競っているのだろうか?と疑いたくなる競技種目はかなりある。
冬の種目からいこう。スキーは板やワックス技術が大きく効くと聞く。選手とコーチだけでなく、ワックス担当者の判断が勝敗に大きく効くと聞いた。こうなると選手は自分の技量だけで競うのではなく、自分の周りのスタッフの力で戦っていると言っていいのではないだろうか?スキーのジャンプ、スケートでも同じような用具の差が重要となりそうである。
夏の競技だって、走る競技だと靴の差。泳ぎだと水着の差が大騒ぎとなった事があったが、今はどうなのだろうか?用具に強く依存する競技種目はかなりあるが、このような場合の競技力ってのは何なのだろうかと思ってしまう。用具を供給する企業の技術力に強く依存することになりはしまいか?なんとなく、ドーピングとどう違うの?と疑問を呈したくなる。
そこに商業主義が入り込んでくる余地を与えるし、国が絡むと技術力のある国、或いは富んだ国の選手が有利となる。なんだか面白くない話である。
スポーツは政治に利用されやすい。特にオリンピックの種目になると、国の威信をかけるという事があるからだろうか、採用種目にも国の力が影響しているようである。こういうことも排除したいものである。
いっそ、用いる用具は統一規格にする、国旗は一切掲げない。選手個人が個人の力を比べあうことにしてはどうだろうか?これ、原点に戻ることではないだろうか。
2016年7月26日火曜日
2016年7月22日金曜日
2016年7月15日金曜日
今更2/3論議
選挙が終わって、改憲勢力が2/3に達したといって、マスメディアでも騒いでいるが、今更の感がある。
もっと早くから、普段からやらにゃーならなかったこと。昔の新聞やラジオはずいぶんと国民を啓発する、啓もう活動をきちんとやってきていたが、極論するようではあるが、今や愚民化活動に重きをおいているようにすら見える。
参院選の前から、新聞やTVのアンケートの結果が出ていたが、憲法論議よりも経済を重視して投票するという人たちの数が多かった。 私は日本国民も、そこまで落ちたかと思った。つまりは形而上の事より形而下の事の方が大事というのだ。
憲法はいったん決まれば、そう簡単に変えることはできない。経済は施策によって変わるもの、有限の物をどう分配するかという話。要するに何処を膨らませて、何処をへこませるかというような話で、憲法のような問題に比べれば小手先の事なのだ。
参議院議員の任期は6年もある。目先のことを判断基準にして選んではいけないのだ。
「人はパンのみにて生くる者に非ず」、今の物質礼賛社会では死語となってしまったのだろうか。
参議院というのは衆議院のチェック機関だという。でも、いまや、ミニ衆議院と化し、チェック機能など働かないようになっている。私が選挙権を得たころでも、参議院は政党色が濃かったけれども、議員の自分たちの立場に対する見識は高かったように思う。決して衆議院が参議院より優位にあるなどという意識はなかったし、チェック機能は少しは働いていた。少なくも今のような参議院の姿は意味がない。
参議院の前身は貴族院で、民衆から選ばれる衆議院に対して、貴族院があり、貴族院が当時の体制を急激に変化させないようなチェック機関だったのだろう。 今の衆議院は、民衆から選ばれるといっても政党に縛られた連中から選ばれる。いっそのこと、そのチェック機関としての参議院を機能ならしめるために 参議院から政党を一切締め出し、政党に何の関係もない人しか立候補できないようにしてはどうだろう。そんな気がしてきた。 政党人にお金で釣り上げられないような仕掛けはつけないといけないが。
参院選の前から、新聞やTVのアンケートの結果が出ていたが、憲法論議よりも経済を重視して投票するという人たちの数が多かった。 私は日本国民も、そこまで落ちたかと思った。つまりは形而上の事より形而下の事の方が大事というのだ。
憲法はいったん決まれば、そう簡単に変えることはできない。経済は施策によって変わるもの、有限の物をどう分配するかという話。要するに何処を膨らませて、何処をへこませるかというような話で、憲法のような問題に比べれば小手先の事なのだ。
参議院議員の任期は6年もある。目先のことを判断基準にして選んではいけないのだ。
「人はパンのみにて生くる者に非ず」、今の物質礼賛社会では死語となってしまったのだろうか。
参議院というのは衆議院のチェック機関だという。でも、いまや、ミニ衆議院と化し、チェック機能など働かないようになっている。私が選挙権を得たころでも、参議院は政党色が濃かったけれども、議員の自分たちの立場に対する見識は高かったように思う。決して衆議院が参議院より優位にあるなどという意識はなかったし、チェック機能は少しは働いていた。少なくも今のような参議院の姿は意味がない。
参議院の前身は貴族院で、民衆から選ばれる衆議院に対して、貴族院があり、貴族院が当時の体制を急激に変化させないようなチェック機関だったのだろう。 今の衆議院は、民衆から選ばれるといっても政党に縛られた連中から選ばれる。いっそのこと、そのチェック機関としての参議院を機能ならしめるために 参議院から政党を一切締め出し、政党に何の関係もない人しか立候補できないようにしてはどうだろう。そんな気がしてきた。 政党人にお金で釣り上げられないような仕掛けはつけないといけないが。
2016年7月10日日曜日
投票の出口調査;でたらめを教えれば面白いのに!
今TVで、参院選投票所の出口調査を基に当選確実を議論している。なんで、出口調査なんてことをするのかわからない。
数時間後には結果が判明するのだから、人件費をかけて調査する理由がない。そしてその結果に元ずく当落予測の放送のエネルギ―の無駄。 調査をし、放送をする理由があるとすれば、お祭り騒ぎをしたいだけとしか思えない。もう一度言うが、放っておいたって結果は出るのだ。馬鹿としか言いようがない。
NHKでは調査対象の70%が出口調査に応じたという。その内の10%が自分の投票と異なることを答えれば、予測にずれが出るだろうになー。
日本人は正直だから、ちゃんと答えちゃうのだろうな。
私は自分の投票を他人に言うつもりは全くない。一度聞かれたことがあるが、その時は無視した。今度聞かれたら全く違うことを 言おうと手ぐすね引いてるのだが、残念ながらその機会は未だない。
数時間後には結果が判明するのだから、人件費をかけて調査する理由がない。そしてその結果に元ずく当落予測の放送のエネルギ―の無駄。 調査をし、放送をする理由があるとすれば、お祭り騒ぎをしたいだけとしか思えない。もう一度言うが、放っておいたって結果は出るのだ。馬鹿としか言いようがない。
NHKでは調査対象の70%が出口調査に応じたという。その内の10%が自分の投票と異なることを答えれば、予測にずれが出るだろうになー。
日本人は正直だから、ちゃんと答えちゃうのだろうな。
私は自分の投票を他人に言うつもりは全くない。一度聞かれたことがあるが、その時は無視した。今度聞かれたら全く違うことを 言おうと手ぐすね引いてるのだが、残念ながらその機会は未だない。
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