2月28日に鶴見のサルビアホール(約500人収容)で「オペラde歌声喫茶」という催しがありました。主要出演者はいずれも鶴見在住の演奏家でロベルト・ディ・カンディド(Robert di Candido ブラジル出身、イタリアで学んだ藤原歌劇団トップテノール、ドラマティックな役どころ向きです。日本語堪能)、ヴィタリ・ユシゥマノフ(Vitaly Yushmanov ロシア出身、ドイツで学んだ新進気鋭のバリトン、もちろん日本語堪能)、田中雅子(ソプラノ、私の先生)、木村舞美子(ピアニスト、ベルリンフィルとの共演など)凄いメンバーでした。出来るだけ多くの人にオペラに親しんでもらいたいと、鶴見区の企画委員会が鶴見に住む素晴らしい演奏家に働きかけて出来た演奏会、この豪華な出演者で1300円、(私は1000円の割引券を購入)主催者も驚く完売満席でした。
さて、プログラムは前半、ソリストの歌で、先ず田中さんのソプラノ独唱;イタリア歌曲”くちづけ”、”私が街を歩く時”(オペラ;ラ・ボエーム)、”私の愛しいお父さん”(オペラ;ジャンニ・スキッキ)と続く。田中先生の思いが伝わるほどの素晴らしい歌唱だった。(写真はクリックすると大きくなります。)
次はオペラ;アンドレア・シェニエの中でかたき役のバリトンの歌”国を裏切る者”。久しぶりに聞くこの素晴らしい曲、優しい顔のヴィタリさんがとっても憎々しげに歌っていました。次は”誰も寝てはならぬ”。荒川選手がトリノオリンピック、フィギュアスケートで金メダルを取った時の曲。ロベルトさんが真っ赤な顔をして(誰かがゆでだこみたいな顔なんて形容していたが)すごい迫力で歌いあげた。両方とも素晴らしい。その後、ヴィタリさん”私の最後の日”(オペラ;ドン・カルロ)、ロベルトさん”星は光ぬ”(オペラ;トスカ)、ヴィタリさん”ドンファンのセレナード”、ロベルトさん”オー・ソレ・ミオ”そして、ヴィタリさん&ロベルトさんの二重唱”我らの胸に友情と希望を”(オペラ;ドン・カルロ)と続いた。数千円出してもいいような演奏会。
後半が歌声喫茶のような形式。会場に飲み物を持ち込めないが、ホワイエには飲み物が用意されている。まず会場から二人の方が舞台に上がって、女性の方が”この道”、男性が”花”を歌ってワンポイント・レッスン。女性の方は田中さんが、男性の方はヴィタリさんが夫々ワン・ポイント・アドバイスをされ、その後、会場の方も一緒に歌った。
次はロベルトさん中心に会場から何人か壇上に上がってサンタ・ルチアを歌う。そして、田中さんがヴィリアの歌(オペレッタ;メリー・ウィドウ)これには鶴見市内の合唱団中心に構成された特設合唱団がバックコーラスとして参加。私も田中先生の依頼があって参加した。そして、コーラスと会場の皆さんも一緒にオペラ;アイーダの凱旋行進曲中トランペットが吹くメロディー(サッカー応援歌で有名)に歌詞をつけたものを歌った。これで終わりなのだが、アンコールにオペラ;椿姫の中の乾杯の歌をソリストが歌って、その中の合唱部分を合唱団、会場の人々で歌ってお開きとなった。
初めての試みだろうと思うが、大成功。またこんな機会が期待できそう。
さて、プログラムは前半、ソリストの歌で、先ず田中さんのソプラノ独唱;イタリア歌曲”くちづけ”、”私が街を歩く時”(オペラ;ラ・ボエーム)、”私の愛しいお父さん”(オペラ;ジャンニ・スキッキ)と続く。田中先生の思いが伝わるほどの素晴らしい歌唱だった。(写真はクリックすると大きくなります。)
後半が歌声喫茶のような形式。会場に飲み物を持ち込めないが、ホワイエには飲み物が用意されている。まず会場から二人の方が舞台に上がって、女性の方が”この道”、男性が”花”を歌ってワンポイント・レッスン。女性の方は田中さんが、男性の方はヴィタリさんが夫々ワン・ポイント・アドバイスをされ、その後、会場の方も一緒に歌った。
次はロベルトさん中心に会場から何人か壇上に上がってサンタ・ルチアを歌う。そして、田中さんがヴィリアの歌(オペレッタ;メリー・ウィドウ)これには鶴見市内の合唱団中心に構成された特設合唱団がバックコーラスとして参加。私も田中先生の依頼があって参加した。そして、コーラスと会場の皆さんも一緒にオペラ;アイーダの凱旋行進曲中トランペットが吹くメロディー(サッカー応援歌で有名)に歌詞をつけたものを歌った。これで終わりなのだが、アンコールにオペラ;椿姫の中の乾杯の歌をソリストが歌って、その中の合唱部分を合唱団、会場の人々で歌ってお開きとなった。
初めての試みだろうと思うが、大成功。またこんな機会が期待できそう。