2014年11月5日水曜日

世界遺産の街;アルベロベッロ&マテーラ

左、アルベロベッロの建物トゥルッリ群。どんなものか目の当たりにしてみたいものと思って居ました。これは東地中海地域にオリジンがあるそうです。そして、もともとは円錐屋根ではなく円筒形をしていたとのこと、そしてお墓のためのものだったとか。それが今のような形になり、人が住むようになったのだそうです。17世紀になってアルベロベッロや南イタリアにも建造されるようになったのだそうです。
中がどんな風になっているのか、興味があり、見せてもらえるのかどうか、ガイドさんに尋ねたら、あるお宅で見せてくれるとのことで、見せてもらいました。中々簡素で、心地よく住めるような気がしました。但し、断捨離せねばならんでしょうね。 壁の厚さが2m-3mと言うのには驚きました。写真をクリックすると大きくなります

マテーラは旧市街のサッシ(洞窟住居群)が世界遺産の対象。アルベロベッロとは打って変わって、角ばったごつごつした家屋群で岩を切り出し洞窟状にした住居群の集まりでした。展示してあった部屋は同じ洞窟内に家畜も入れたような展示でエッと思いました。
アルベロベッロとマテーラの間は数十キロ程度だと思うのですが、こんなにも違う住居のありように驚きました。どういう文化的な背景の違いがあるのか?

ビデオにまとめてみました。
そうそう、マテーラの街角に、コンサートの広告が出ていて、連れ合い殿、目敏くアコーディオン奏者として有名なCOBAさん(小林靖宏氏)の名前を見つけて早速写真を撮ったのでした。

5 件のコメント :

QQ さんのコメント...

アルベロベッロの△屋根は一枚の石を
取ると一気に崩れるように作られたと
以前テレビでみましたが、

今はそのようにはなっていないのでしょうね?

マテーラ・サッシで家畜も同じ洞窟に?
これは都会育ちの方にはびっくりかもですが、
昔の田舎ではよくある風景でした日本でも。

何を隠そう私が小さい時には土間を挟んで
ですが「アオ」がいました、お馬さんです。
うっすらと記憶があります。


お二人のにこやかなお顔がちらっと♪
良いですね。

権兵衛 さんのコメント...

△屋根ですが、今は煉瓦で覆って、その上に
石の板を布いてるようなので、容易ではない
でしょうね。
昔は領主が家屋に税金をかけたので、家屋
じゃないよと示せるように、すぐに壊せるよう
にしていたと、読んだような気がします。

同じ屋根の下の家畜、確かに見聞しましたが、
同じ洞窟の中の家畜。大変なような・・・
家畜も家族なのですね。

QQ さんのコメント...

やっぱり煉瓦でしっかりさせているのですね、屋根は。


ヨーロッパ、南仏で感じたのですが・・

地質がどうも乾燥するタイプ?
気候が+していて・・
亜熱帯ぽい感じがしなくって・・
その手の虫の発生少なく
臭いが気にならない?
土石も臭いを分解する?

それで家畜同居でもあまり気に
ならない? 
勝手にそんな憶測しています。。。

はずれ! かもですが。

Yoshi さんのコメント...

アルベロベッロはやはり独特の景観ですね。。
童話の世界の国みたい・・・。

以前、テレビで屋根の吹き替え作業を面白く見たことがあります。
器用に石を貼って、ここの街ではなくてはならない職人さんだなと思いました。

マテーラの洞窟住居は、自然の岩を切り出したものだから、QQさんのおっしゃるように臭気を吸収する力があるのかもしれませんね。

あ、岩手の遠野でも馬と同居の家を見ましたよ。
家族同様大切にされてたんですね。

権兵衛 さんのコメント...

全くタイプの違う住居に驚きながら見ていました。
共通点は石の文化であることでしょうか。

確かに、案外臭気を気にせずに暮らせるのかもしれませんね。