2013年8月14日水曜日

プーシキン美術館展@横浜美術館

ソ連が崩壊する少し前、1990年の11月に欧州滞在後の帰路、熱心な誘いを受け、モスクワに立ち寄った。一週間滞在して、かなりすさまじい状況を垣間見た。
泊めてもらったホテルの部屋は一応しっかりしたものだったが、朝食たるや、インスタントコーヒーと堅めのパンとその他に何があったろうか?コーヒーカップについてくるスプーンもアルミ製。何度か顔を合わせ、向かい合って座ることになった、若いアメリカ人と肩をすくめて、見聞したことを話しあったものだった。夕食は毎晩ホストの家に招かれた。豪華ではないが、ごく普通に過ごさせていただいた。町の中のマーケットの物のなさに比べれば豊かだったように思う。

ソ連の崩壊によって、世界トップクラスだった国としての数学の力が、ガクッと落ちたという話を聞く。知り合った若い理論物理学者の数学の力は素晴らしく、舌をまいたものだったが。彼はその後どうしているだろう。

滞在中、空いた時間にホストの娘さんがプーシキン美術館に案内してくれた。この国の美術だけでなく、音楽など芸術への力の入れ方は並々ならぬものがあるとは思っていたが、プーシキン美術館の世界中から集めた古代の文物から始まる、コレクションは素晴らしく、圧倒された。
その、プーシキン美術館から、フランス絵画が66点も来ているというので、昨日横浜に住む友人夫妻と昼食を共にした後、我々はみなとみらい駅そばの横浜美術館に寄って、しばし、堪能してきた。
下は展示されていた絵で左ゴッホ、右マティスの作品の絵ハガキ写真。なお2枚の写真を夫々クリックするとパンフレットの表と裏が夫々表示されます。
とっても良い展示だと思います。9月16日まで展示しています。

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