2012年12月21日金曜日

リヒテンシュタイン華麗なる侯爵家の秘宝@新国立美術館

リヒテンシュタイン侯国はオーストリアとスイスの境目にある小さな国、ハプスブルグ-オーストリアの重臣のリヒテンシュタイン侯爵家が治める国。その秘宝は絵画、家具調度品等々、オーストリアの首都ウイーンにあるリヒテンシュタイン侯爵家の夏の宮殿に展示されている。今回天井画まで含めて日本に139点が引っ越してきた。左図はクリックするとおおきくなります。
いつだったか美術番組で言及していたのを思い出し12月23日までやってることに気づいて、本日見に行って来た。
17-18世紀の豪華な絵画、彫刻、家具、調度が見事だと思ったが、特にルーベンスのコレクションは見事で楽しめました。

フランチェスコ・アイエツが描いた「復讐の誓い」の憂いを含む目の中に凝縮する怒りに満ちた美形の女性の凄絶な表情に釘付けになり、その隣のアメリングが描いた「マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女 2歳の肖像」の寝顔の愛らしさにはこちらの頬が緩む思いであった。
残念ながら22日、23日を残す展示期間ですが。

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