2010年10月10日日曜日

「私のお父さん」(O mio babbino caro)

今日はYou Tubeでソプラノの歌に聞きいってしまった。Renata Tebaldiが日本でdel Monacoとアンドレア・シェニエを共演したのは私が20の時。上野の文化会館の前から19列目で見、聴いた舞台。Tebaldiの気品のある姿と歌唱にもうすっかり参ってしまった。亡くなって6年、母親よりほんの少し若いだけなのだが、その素晴らしいソプラノの歌唱と舞台姿を今も忘れない。(この12月で日本で言うと7回忌なんだ。心の中で何かしなきゃ)
プッチーニの歌劇ジャンニスキッキのアリアに「私のお父さん」と訳されるアリアがあり、短いが情熱的な部分と弱声を美しく聞かせる部分があって案外難しいのではないかと想像する。
Tebaldiの歌を見つけて聞き惚れ、満足した。ここクリック可です

このほかにアメリカ産1959年生まれのRenee Flemingも負けずに素晴らしいと思った。クリック可です

そのReneeが歌う美しい曲Song to the moon 
ドボルザークの歌劇ルサルカのアリア。何ともいい曲で、この人にぴったりの感じ。

2 件のコメント :

木の実 さんのコメント...

フレミングの大ファンです。
メトロポリタンオペラの「ばらの騎士」を見て、一気にファンになってしまいました。
「気品のある姿と歌唱に、もうすっかり参ってしまった。」わかります。わかります。その通りです。

権兵衛 さんのコメント...

木の実さん
フレミングの歌に気がついたのは今日でした。
でも、テバルディーに負けずに歌唱と姿に気品を感じ、この人の生演奏を是非一度聞きたいと思いました。