理科で遊ぼう会が提案する講座の内で、最も人気があるのが会員による手作りモーターキットを用いる講座です。
この講座を始めたころは、キットを紙袋に入れて児童に渡し、モーター作成後は、児童はその袋に出来たモーターを入れて持って帰るようにしていたのですが、紙袋は出来上がったモーターを入れて運ぶと、破れやすいし持ち運びも不便。何か良い案はないものかと思っていました。改善案は会員のN氏がA4の紙を2枚用いて箱を作る案でした。切り出し方の違う2種類の紙を貼り合わせて作る箱です。
WanWanさんにもらったA4の写真を使ったり、会員のQさんがもらってくれた沢山の厚紙を使って作りました。下の写真がその例です。
子ども達も運びやすく好評でしたが、我々会員にとっては箱作成の時に貼り合わせるという工程が負担だなーと感じておりました。最近ある日、Qさん、これ参考になりませんか?と貼り合わせの無い箱の例を示してくれました。下の写真です。
これは行けると思って試作しました。試作第2版が以下の写真です。蓋の部分がしっかりするように袖を付けました。
A3大の紙を殆ど無駄に捨てることなく使い、しかも同じ材質を使っても、新案の方がしっかりした感じです。
蓋の差し込みのところが抜けにくくするようさらに工夫した第3版を提案し、採用になりました。
子ども達はモーターが入る箱を、マックの箱なんて言って喜んで持って帰るのですが、今回の改定で更にマックの箱っぽく成りました。作業も楽になりました。Qさん多謝。
2 件のコメント :
みなさんのお知恵拝借で、どんどん進化していきますね。
Nさん考案の箱の、組立て前の用紙をかなり持っていますが・・・
Nさんの版は未だ廃止ではありませんので、作れるうちは作っておこうと思います。貴重な紙、是非下さいませんか。
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