2012年12月31日月曜日

年越しソバなど人並みに食せむものと

買い物に出かけた。お正月用の買い残しの物をかごに入れた後、海老天の売り場に、曰く「ほらここも298、どこへ行っても298なのよ」。私、吟味を任せてそっと離れて見てると、かみさん、知らない奥さん二人と論じ始めた。

海老天は 何処へ行っても にっきゅっぱ
えびの大きさ 気になる3人

一人が、「そうだ他所へ行こう」、もう一人が「そうだ、内にとろろ芋があるからそれにしよう」、つられて内のも、「やめたやめた」。さーて、ネギとお揚げを買ってたけど、何が出てくるかと思ってたら、ざるそば+とろろの模様。さてテーブルへ運ぶ役だけでも果たさんと出向いて、油揚げ+ほうれん草のお浸し、そしてそして、ソーセージ&ベーコンの野菜煮込みの残りも運ぶことに。たんぱく質も摂れたねー。そして、下手な海老天そばより美味しかった

満腹!

2012年12月21日金曜日

リヒテンシュタイン華麗なる侯爵家の秘宝@新国立美術館

リヒテンシュタイン侯国はオーストリアとスイスの境目にある小さな国、ハプスブルグ-オーストリアの重臣のリヒテンシュタイン侯爵家が治める国。その秘宝は絵画、家具調度品等々、オーストリアの首都ウイーンにあるリヒテンシュタイン侯爵家の夏の宮殿に展示されている。今回天井画まで含めて日本に139点が引っ越してきた。左図はクリックするとおおきくなります。
いつだったか美術番組で言及していたのを思い出し12月23日までやってることに気づいて、本日見に行って来た。
17-18世紀の豪華な絵画、彫刻、家具、調度が見事だと思ったが、特にルーベンスのコレクションは見事で楽しめました。

フランチェスコ・アイエツが描いた「復讐の誓い」の憂いを含む目の中に凝縮する怒りに満ちた美形の女性の凄絶な表情に釘付けになり、その隣のアメリングが描いた「マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女 2歳の肖像」の寝顔の愛らしさにはこちらの頬が緩む思いであった。
残念ながら22日、23日を残す展示期間ですが。

2012年12月18日火曜日

かなっくホール

20代のころに歌いたいと思った、オペラのアリアや歌曲を、死ぬまでにどうしても、ある程度まともに(心の中ではプロ歌手と競えるほどに、無理なこと言ってる!)歌えるようになりたいと、71才になって一念発起してしまった。今は二人の先生について練習している。70の手習い。
かなっくホールはJR東神奈川駅と京浜急行、仲木戸駅を結ぶペデストリアンデッキに接続する、両駅から1分で行ける、300席のホール。このホールで先生Aが演奏会をされた時、聴きに行き、とてもよく響く良いホールだと思った。これが横浜市神奈川区民文化センター所属の施設と言うのだから驚く。その後、孫娘が所属するハンドベルのクラブがここで演奏会を開いたのを聞きに行って、やはりこのホールの音響の素晴らしさを体験した。ハンドベルと言うのも中々良いもので、音域によってはオルガンの音を聞いてるような気分になった。
実は先生Bもこのホールで、今までに交流のあった人々を招いて演奏会をされるのだが、私はお手伝いを買って出た。12月12日にそのリハーサルがあり、参上した。先生の練習が始まる前は「どうぞ遠慮なく声出して、歌ってみて」とおっしゃったので、とにかく発声練習のようなことをやってみたが、ものすごくよく響く。こんなところで演奏が出来たらなーと思った。

横浜には関内にも優れたホールがあるが、かなっくホールのホールカレンダーに気を付けていて、面白そうな出し物があれば、行ってみるのも一興かもしれない、

朝もや

暖かい朝だったが、あまり早く起きられなかった。7時15分ごろカーテンを開けて、外を見たら靄がかかっていて100m先の家がうすぼんやりとしか見えない。相模原ー田名線にかかる国道129号線の陸橋の上は上下線とも、常ならざる渋滞模様だった。

2012年12月15日土曜日

METオペラ ライブビューイング テンペスト

テンペストの上映最終日の14日に見に行って来た。行こうかどうしようか随分迷ったのだが、イギリスが生んだ名バリトン サイモン・キーンリサイドを是非視聴したいと思って行くことにした。 このオペラはイギリス産の作曲家アデスがシェイクスピア最後の戯曲テンペストに基づいて32歳の若さで(今は40才くらい?)作った新しいオペラ。
解説的なインタビュー

テンペストと言えば、去年、真夏の夜の夢とテンペストのストーリーを混ぜ合わせ、バロックの名曲を抜粋し編曲して作り上げたオペラThe Enchanted Island(魔法の島)という幻想的な、ミュージカル風のオペラを視聴した。その中では、主役級の歌手による聞かせどころがふんだんに盛り込まれていてとても楽しかったが、今回テンペストはそういった、主役向きの聞かせどころといったところは無かったような気がする。そんな印象。
18世紀のラ・スカラ座の中で演じられる歌劇の観劇に、プロスぺローを演ずるキーンリサイドがMETの聴衆を誘いながら、プロスぺローの役を演ずるという手の込んだ構成で、最初にこの台本(コード)を手にした時まったくパニックだったと、キーンリサイドがインタビューに答えていた。こちらもまだ、こなしきれてなくって、知らない間に終わってた感じ。お隣の私よりはかなり若いオバさん、遠慮会釈なくいびきをかいてたなー。そのくせ幕間に向こう側の隣の人と交わす評はそれほど頓珍漢ではない!!!寝ながら聞いてたのかな―??

舞台の上につりさげたきらびやかな飾りがついた装置でのアクロバティックな踊り、 舞台の下からのせり上がりがあったり、黒子二人に支えられた妖精が空中を泳ぐようなシーンがあったり、なんとなくミュージカルを見ていたような感じでした。
練習風景?をどうぞ。

私は、キーンリサイドがのびのびと歌っていたのを聞けて、満足だった。

2012年12月7日金曜日

新温室@新宿御苑2012_12_05

新しくつくりかえた温室。綺麗にまとまっていました。絶滅危惧のランなどの保全などに努めている様子。 きそうてんがいと言う名の植物、”しまくわずいも”なんて名のいも、フトモモ科なんて言うのを始めて知りました。非常にたくさんあるかと言うとそうでもないが、案外楽しめます。

2012年12月6日木曜日

新宿御苑にて2012_12_05

用事があって、ちょっと新宿へ。ついでにMETライブビューイングのテンペストのチケット購入。ふとしばらく行ってないなーと思って、新宿御苑を訪れました。
なんと写真家さんが多いこと、何の小道具もない小型デジカメ一丁の私、何か肩身が狭く感じるくらい沢山の小道具を持っているのですねー。静かに散歩できるかなんて期待したのは認識不足。画家もちらほら見受けました。
あっちこっちとさまよいあるいてきました。冬支度の中の紅葉がとても綺麗でした。
新装なった大温室は次に。

2012年12月1日土曜日

傑作風刺漫画

新聞の風刺漫画で面白いのが少なくなったなーと思っているのですが、今日(12月1日)の朝日新聞の針すなお氏の”「八策」改め・・・・・”は思わず笑いました。前に立つひんまがったピストルを持つ竜馬まがいの〇下君らしき人のキャラクターは薄く、後ろから竜馬まがい君を抱え込むX原氏と思しき人のキャラクターはとっても濃く描いてある(絵の出来もなかなか)。
維新変策ですか・・・・