2012年12月15日土曜日
METオペラ ライブビューイング テンペスト
テンペストの上映最終日の14日に見に行って来た。行こうかどうしようか随分迷ったのだが、イギリスが生んだ名バリトン サイモン・キーンリサイドを是非視聴したいと思って行くことにした。
このオペラはイギリス産の作曲家アデスがシェイクスピア最後の戯曲テンペストに基づいて32歳の若さで(今は40才くらい?)作った新しいオペラ。
解説的なインタビュー。
テンペストと言えば、去年、真夏の夜の夢とテンペストのストーリーを混ぜ合わせ、バロックの名曲を抜粋し編曲して作り上げたオペラThe Enchanted Island(魔法の島)という幻想的な、ミュージカル風のオペラを視聴した。その中では、主役級の歌手による聞かせどころがふんだんに盛り込まれていてとても楽しかったが、今回テンペストはそういった、主役向きの聞かせどころといったところは無かったような気がする。そんな印象。
18世紀のラ・スカラ座の中で演じられる歌劇の観劇に、プロスぺローを演ずるキーンリサイドがMETの聴衆を誘いながら、プロスぺローの役を演ずるという手の込んだ構成で、最初にこの台本(コード)を手にした時まったくパニックだったと、キーンリサイドがインタビューに答えていた。こちらもまだ、こなしきれてなくって、知らない間に終わってた感じ。お隣の私よりはかなり若いオバさん、遠慮会釈なくいびきをかいてたなー。そのくせ幕間に向こう側の隣の人と交わす評はそれほど頓珍漢ではない!!!寝ながら聞いてたのかな―??
舞台の上につりさげたきらびやかな飾りがついた装置でのアクロバティックな踊り、
舞台の下からのせり上がりがあったり、黒子二人に支えられた妖精が空中を泳ぐようなシーンがあったり、なんとなくミュージカルを見ていたような感じでした。
練習風景?をどうぞ。
私は、キーンリサイドがのびのびと歌っていたのを聞けて、満足だった。
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2 件のコメント :
>お隣の私よりはかなり若いオバさん、遠慮会釈なくいびきをかいてたなー。そのくせ幕間に向こう側の隣の人と交わす評はそれほど頓珍漢ではない!!!寝ながら聞いてたのかな―??
すごいですね!
ただ可笑しくって!!
うす暗いので、どんな人か分かりません。それにしげしげと見るわけにもいきません。こちらに向けた髪の感じが私より若いと判断させました。うんと、美人がいびきをかいてたことにしようかな。
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