わが連れ合い殿が参加している会に、高等学校で世界史の教鞭をとる方がおられる。その方の体験談。
その方、ある日、教え子に会われたそうな。その教え子曰く「先生のせいで、」と来たので思わず身構えると、「○○学校に教諭として就職できました。」当の世界史の先生「ギャフン」。その教え子さんxx大学の国文科を卒業したのだそうな。
言葉の乱れ、気になります。今日の朝日新聞の投書欄に、「お母さん」でなく「母」と言って、と云う記事があった。私も、自分の父母の事をお父さん、お母さんというのを聞いて、おいおいそれはないだろうと思ったことは何度かある。
それから、「・・・・させて頂く」という表現を矢鱈に聞くが、これも違和感がある。「・・・・してくれ」って頼んだ覚えはないけどなって言いたくなる。「・・・・致します」の方がどれだけすっきりして聞きやすいか。まだある。「待ってもらってもいいですか?」といった表現である。「お待ちください」或いはもう少し丁寧に「お待ちくださいませ」で良いのに。
4 件のコメント :
わぁ~ 、違和感のあることを言っています!私も。
昨夜、姉宅のテレビ・・・番組名は見ていませんでしたが、
国文学者、女子アナウンサー数名と古館さんとのやりとり、
正しい表現、言葉づかいの中でベテランの指導的立場の
アナウンサーでも間違いを指摘されていて・・・
あらためて、日本語の難しさを感じました。
間違った言葉・表現なども皆が使い続けると
それがスタンダードになっていくことは確かに
ありますが・・・
番組中に、今、ちょっと違和感を感じる言葉で江戸時代にも
そのように使われていたという表現・・
忘れてしまいましたが、そんなこともあるのかな~ と
面白く、見ていました。
「全然」を否定的に使うのに、肯定で使うことだったかな?
全然知りませんでした、 全然OKですよ、のような表現?
しかし、「先生のせいで、」が正当化される日は確かに
来ないように思います。
権兵衛さんの膝が思わず、ガックン!となった様子を
想像して笑ってしまいました。
ほんとうは真剣に国語の行く末を心配しないといけないのかと
思いますが・・・
知っている方が、笑いながら若い方を指導していく・・
そう望むことは甘ちゃんの考えかな?
言葉って、いきものと言いますから、難しいと思います。
ただ、私は子供のころからの習慣からか、「全然正しい」は使い難く感じます。
だけど、「全く正しい」には全く違和感はありません。
「・・・・させて頂く」はちょっと観点が違っています。私が頼んだのでもない場合に「・・・・させて頂いた」と聞くと、謙譲を装って、責任逃れの表現をしているように感じるのです。・・・・した人が、自分で決めてそうしたのでしょうから、「・・・・しました」といった表現をしてくれた方がずっと気持ちが良いです。
そういった観点でこの頃気になるのが、何か比較するわけではないにもかかわらず、「・・・・とは思います」という表現が氾濫していることです。なぜ「・・・・と思います」と云わないのだろうかと。使う言葉は、その人の意識を決めてしまう面があります。気になる表現なのです。
>「・・・・させて頂く」・・責任逃れの表現、
ですか・・・
私はかなり使ってしまいます。
それは謙譲を装って、では全くなく、
コンプレックスからきています。
理数系が特に苦手だった私は、そういった作業などに
関わる時、 それはそれは緊張というか、何とも言えない
状態になったものです。
(今は理科の会の皆さんが優しいことと、年齢的にも
開き直っていることもありますが)
でも、それは理解してもらえないのですね?
出来る方からみると、「責任逃れ」とうつるのですね。。。
関わらないようにする、逃げてしまえばすむことかも
しれませんが・・・
ちょっと悲しい。
済みません、説明が足りないようです。例えばの話ですが、公的機関の人、会社関係の人が何かを説明する際にです。
「・・・させて頂きました」ではなく、「・・・ようにします」、「・・・のような提案を作りました」というような直截な表現をするべきだと言いたいのです。
QQさんが・・・させて頂く ってよく使うかなー?そんな印象はないです。私がフェミニストだから?こんなこと言ったらヒンシュクもの・・・
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